野球肩と野球肘(ブログ)〜親と監督と病院が大事〜

 子どもの野球肩と野球肘は、親・監督・病院の3つがそろってないと治すことがで
きません。ここでは暗に監督批判と病院批判を交え、野球少年のために書いてみます。
野球医学の専門家であり野球の指導者であり、野球選手である人物の話です。


テーマ:

連続写真

0.01秒間隔で撮った18枚の写真の合成です。
トップからリリース後まで。

肖像権の関係で誰とは言えないのですが、日本最高の投手です。


投球とは

肩関節のねじり (=外旋ー内旋)

でおこなうのではなく

肘関節の曲げ伸ばし (=屈曲ー伸展)

でおこなうというのが基本です。


よく雑誌に載っている投手の連続写真を見ると肩関節をねじって投げているように見えます。私はずっと勘違いしていました。

昨年の11月にあった肩関節機能研究会で早稲田大学の矢内先生が投球時の肩関節の外旋角度は110°前後(対象はハイレベル投手)であるという研究結果を発表してくださいました。

てっきり私はハイレベル投手は135°~145°ぐらい肩関節を外旋させて投げていると思っていたので目から鱗という感じでした。

どうしても真横からだと肩関節の外旋ー内旋で投げているように見えてしまいます。

野球の動作って基本的に3次元のものです。投球も打撃も。その3次元のものを写真などの2次元のもので理解しようとすること自体無理があるのではと最近よく考えます。そして高校野球の指導をさせてもらっているのですが、言葉だけではなかなか伝わらないという実感を持っています。

今年は投手を正面・一塁側・三塁側からハイスピードカメラで撮影し同時再生の動画を作成しています。そうすると頭の中で整形外科の先生が撮ってくださる3D-CTの写真みたいになりとてもよく投手の動作を分析することができます。

xp-ct
左側がレントゲンで右側が3D-CT 撮った時期がずれているのですが同じ選手のレントゲンと3D-CTです

骨はレントゲンよりも3D-CTの方がよく分かります。
投球動作や打撃動作も2次元ではなく3次元の動作として理解することが重要です。



野球肩と野球肘になってしまう原因はいろいろあるのですが、間違いなく負担の大きな投球フォームはその大きな原因のひとつです。

何が正しい投球フォームかというのはとても難しいのですが、良い投球フォームというのは強いボールを投げることができそしてたくさん投げても痛くならない投球フォームだと思います。

もし肩や肘に痛みをかかえているのであれば、投球フォームが理想的ではない可能性があります。もちろん骨や靭帯、筋肉などが悪いのであればそちらを治すことが優先になりますが。

現在の一番のおすすめはご自分の投球フォームをスマホのスーパースローで撮影してチェックすることです。それをハイレベル選手と比較するととてもよく分かります。

日本プロ野球機構がホームページにプロ野球選手のスーパースロー投球フォームを載せてくれればいいのになぁ。肖像権があるので私が持っている動画を公開するわけにはいかないのです。

NPBがダメでも桑田真澄投手がホームページにご自身の投球フォームをアップしてくださればいいのになぁ。いつかお願いしてみます。



野球肘研究会代表 泉整形外科病院(宮城県) 高原政利先生
→今年は8月8日(土)に福島で開催されます。日本最高レベルのオープンな学会です。

野球肩 野球肘 船橋整形外科病院 肩関節・肘関節センター
野球肩 野球肘 JCHO東京新宿メディカルセンター
野球肩 野球肘 慶友整形外科病院


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