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『国民経済は繋がっている①』三橋貴明 AJER2017.1.31(3)

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 倉吉市にいます。

 この地域は、昨年10月には鳥取県中部地震(M6.6、震度6弱)、今年は豪雪と、立て続けに自然災害に見舞われました


 特に、先月の豪雪は凄まじく、鳥取市911cm、倉吉で61cmの積雪を記録。鳥取で積雪90cmに達したのは34年ぶりとのことです。

 ところで、わたくしは昨年「全国民が豊かになる 最強の地方創 」を書いた際に、鳥取に取材に訪れています。理由は、鳥取が日本で最もインフラ整備が遅れた地域の一つであるためです。


 何しろ、鳥取市に高速道路ネットワークが届いたのが、2013年でございますから、半端ありません。


 1998年に1658億円だった鳥取県の公共事業費は、2015年は531億円。三分の一の水準になってしまいました


【鳥取県の公共事業費の推移(億円)】



出典:鳥取県庁


 こんな有様では、鳥取県の土木・建設サービスの供給能力を維持することなどできません

 実際、昨年十月の地震の復旧・復興も、遅々として進んでおりません。予算はついているのですが、「業者がいない(現地の方)」とのことでございます。


「業者がいない」
 は、もちろん豪雪災害時も同じでございまして、除雪作業ができる業者がいないため、災害が長引きました。当時、除雪作業ができる人は引っ張りだこで、時給2万円超を稼ぐことができたとのことです。(日給ではありません)

 無論、需給の問題なので、除雪サービスの供給能力を持つ人は、豪雪時に稼ぎまくればいいのですが、問題は将来です。

 現在の現役の「供給能力」、つまり人材が引退していくと、最終的に鳥取県は除雪が「不可能」という事態になるでしょう


 わたくしは本エントリーを、倉吉と鳥取空港を結ぶ、片側一車線対面通行、真ん中にポール立てた「偽・高速道路」を走るタクシーで書いているのですが、土木や建設の供給能力が失われると、予算が付いたとしても片側二車線の高速道路を建設することはできなくなるでしょう。「業者がいない」ために。


 自分たちでは、高速道路を建設することができない。すなわち、発展途上国化です。日本の発展途上国化の問題は、未来の話ではありません。すでに始まっているのです。


 なぜ、こんな事態になったのか。具体的に書くと、鳥取県や倉吉市が発展途上国化しつつあるのか。もちろん、政治の問題です


 鳥取市や倉吉市(鳥取一区市)選出の石破茂議員は、地方創生担当大臣(当時)として15年11月24日に東京・内幸町のフォーリン・プレスセンターで会見し、以下の通り語りました。


『今まで日本で地方といわれるところを支えてきたのは、公共事業と企業誘致でした。1960年代から70年代にかけて、日本の地方が発展したのは、主にこの2つが果たした役割が大きいのであります。それから40年経って、地方は今、非常に疲弊の状態にあるのですが、では公共事業と企業誘致でかつての活力を戻せるかといえば、きわめて困難と言わざるをえない。
もちろん、必要な公共事業はやりますし、宇宙産業、航空産業、先端精密機械、あるいは医療などの製造業はこれから先、大きく地方で発展の余地があるし、発展させなければいけないと思っています。しかし、公共事業と企業誘致でかつてと同じような雇用を生み出すことは不可能だと申し上げています。』
 
 例えば、鳥取市なり鳥取県が公共事業を増やし続けているにも関わらず、経済の低迷や県民の貧困化が続いているならば、まだしも理解できます。とはいえ、現実には鳥取県は公共事業の削減を続けているのであり、石破大臣の、
「地方は今、非常に疲弊の状態にあるのですが、では公共事業と企業誘致でかつての活力を戻せるかといえば、きわめて困難と言わざるをえない」
 には、全く合理性がありません。むしろ、公共事業の削減を続けているからこそ、鳥取県の疲弊は続いています


 別に、公共事業削減に全責任を押し付ける気はありませんが、厚生労働省のデータによると、東京都を1としたときの鳥取県の県民一人当たりの県民所得は、0.51。鳥取県よりも低いのは、高知県(0.5)、沖縄県(0.46)の二県のみです


 それはまあ、ここまで交通インフラが貧弱では、生産性を上げようがありません。


 石破氏は鳥取県民が日本有数の「貧しい県民」であることに、危機感を抱くべきだと思います。同時に、鳥取一区の人々は、石破氏に対し「自分たちの代表のくせに、何やっているんだ!」と怒りをぶつけるべきだと思うのです。それが、民主主義というものです。

 安倍政権が緊縮路線を続ける以上、このままでは我が国全体に「業者がいない」が広がっていくでしょう。日本の発展途上国化を食い止めるためにも、日本国民は安倍政権に「緊縮財政をやめろ!」との怒りをぶつける必要があるのです。

「安倍政権は緊縮財政路線をやめろ!」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!    
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