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『国民経済は繋がっている①』三橋貴明 AJER2017.1.31(3)

https://youtu.be/KARKeRtEL4Q

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   もう何年前なのか、覚えていないのですが、とある雑誌の企画で一人の学者先生と、二人の若い方との対談のお仕事が入ってきました。学者先生はまさにお花畑なグローバリストという印象を受けたのですが、二人の若手の考え方、発言がものすごく、
おお!日本にもこういう凄い人たちがいたんだ!
 と、感銘を受けたわけです。その時、お会いしたお二人が、中野剛志先生と柴山桂太先生でした。(学者先生が誰だったのかは覚えていません)


 柴山先生は、お会いした当時から現代のグローバリズムと、イギリスが覇権国だった前回のグローバリズムを対比し、将来的なグローバリズムの行き詰まりを予言していらっしゃいました。柴山先生が翻訳者の一人であるダニ・ロドリック「グローバリゼーション・パラドクス: 世界経済の未来を決める三つの道 」では、世界経済の政治的トリレンマが明示されていました。

 すなわち、
● グローバリゼーション
● 国家主権
● 民主主義
 上記の三つを同時に達成することは不可能、というトリレンマです。


柴山桂太「グローバリゼーションへの政治的反動」
http://www.hakusuisha.co.jp/news/n17976.html
 グローバリゼーションの評価は、数年前と様変わりしている。金融危機が始まる前までは、楽観論が支配的だった。国境を越えた経済活動の拡大は、人々の生活を豊かにすると信じられていた。しかし今は違う。グローバリゼーションは中間層を解体に向かわせ、移民の流入は社会秩序を不安定なものに変えてしまう。そう不満を抱く人々が、選挙を通じて既成政治に「否」の意思表示をしている。ブレグジット(イギリスのEU離脱)や、米大統領選でのトランプ勝利は、そうした動きの現れである。
  こうした民衆の怒りに対して、世界の指導層や有識者、マスコミは驚きを隠せずにいる。そして出てくる言葉が「ポピュリズム」だ。グローバリゼーションは今や避けがたい趨勢だ。情報通信技術の発達で、企業の生産ネットワークは国境を越えて拡大する傾向にある。その現実に背を向けて、国境の壁を高くしても経済は悪くなるだけである。また、海外の安い製品は、豊かな消費生活を支えている。輸入を制限すれば、打撃を受けるのは貧困層の家計だ。それなのにEU離脱派やトランプは、聞こえのいいことを言って民衆を扇動している。これは危険なポピュリズム政治である、という訳である。
  だが、マスコミがグローバリゼーションの意義を盛んに説いてきたにもかかわらず、選ばれたのはEU離脱であり、政治的手腕の不確かなトランプ大統領だった。民衆が愚かだからだろうか。そう考えるべきではない。現在の反グローバリゼーションの運動に危うい要素(例えば人種主義の台頭)が見受けられるのが事実だとしても、そのような後ろ暗い情念だけに注目するのは公正さを欠く。人々が既成政治に反対しているのは、自由貿易の恩恵を知らないからではない。グローバリゼーションによって「何か」が失われていると直観しているからだ。そう考えなければ、今起きている歴史の地殻変動を見逃すことになる。(後略)』


 イギリスは、グローバリゼーションにより「国家主権」を失いました

 ブリュッセルのEU官僚から、わけのわからない法律を押し付けられる。東欧からの外国人労働者流入を防ごうとしても、できない。


 というわけで、トッドのいう「グローバル化疲れ」に陥ったイギリス国民は、「主権を取り戻す」という理由で、EUという国際協定のグローバリズムからの離脱を決断しました。

 アメリカでは、政治がウオール街や大企業に完全に握られてしまい、民主主義がおかしな状況になってしまいました。何しろ、スーパーPACにより、事実上、政治献金が無制限になってしまっています。

 カネの力で投資家や企業家が政治を動かし、多くの国民が貧困化。医療「ビジネス」、奨学金「ビジネス」、教育「ビジネス」で所得がトリクルアップ(トリクルダウンの逆)していき、白人階級のドラッグによる死や、自殺が、アメリカ全体の死亡率を押し上げるに至る(2015年)。


 その閉塞感という需要に「供給された」のが、バーニー・サンダースであり、ドナルド・トランプなのです。

 ところで、日本国民はデフレには苦しんでいますが、グローバル化疲れは起きていません。あるいは、起きているようには見えません。なぜなのでしょう。


 理由は簡単、日本は相対的にグローバル化が進んでいないためです。


【図 2015年 主要国 移民人口比率(%)】

出典:世界銀行


 日本は移民人口比率が主要国最低、さらに対内直接投資残高対GDP比率も主要国最低です。


 日本国民がグローバル化疲れに陥っていません。だからこそ、世界中でグローバリズムに対する反動が始まっているにも関わらず、グローバル化が支持されている

 非常にまずい状況です。

 何しろ、最も危険なグローバリズムである「ヒトの移動」を自由化したとき、我が国に雪崩れ込むのは仮想敵国の中華人民共和国の人民なのです


 欧州では、宗教(イスラム教)が異なる移民が大量流入し、グローバル化疲れを促進しました。ところが、我が国は宗教が違うどころか「仮想敵国の人民」を喜んで受け入れようとしているのです。


 普通に、亡国の道です。

 ヒトの移動の自由が問題なのは、取り返しがつかないためです。日本は外国移民(特に中国人)を受け入れてはならず、そのためには国民や政治家が現在の世界で「何が起きているのか」を正しく知る必要があります。


 手遅れになる前に。


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