株式会社経世論研究所  講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから

三橋貴明のツイッター はこちら
人気ブログランキング に参加しています。

新世紀のビッグブラザーへ blog

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『世界の歴史はイギリスから動く①』三橋貴明 AJER2016.10.25

https://youtu.be/2Ywfmm4KoJs

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

一般参加可能な講演会のお知らせ。

11月18日(月) 平成28年度 東ト協ロジ研第2回オープンセミナー

限定二十五名様のみ、弊社からお申し込み可能です。

https://ws.formzu.net/fgen/S55219779/

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 明日は6時から文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」に出演します。 
http://www.joqr.co.jp/tera/


 かつて、日本並に治安が良かったスウェーデンは、現在は犯罪発生率が日本の13倍といわれています。在日スウェーデン大使館のホームページに、
「スウェーデンの犯罪発生率は日本の約13倍に及ぶことになります。スウェーデンにおける犯罪の過半数を窃盗等の財産犯が占めていますが、近年暴力犯罪の増加も目立ってきています。」
 と書かれています。


 スウェーデンの犯罪発生率の上昇と、外国移民を切り離して議論することはできません。何しろスウェーデンの移民の街は、ヒュースビーにせよ、マルメのローゼンゴートにせよ、今やパトカーも二台組みにならなければ入ることができないほどに治安が悪化しているのです。


 フランスのムスリム(イスラム教徒)の人口は、全体の8~10%を占めています。ところが、フランスの刑務所内のムスリム人口は、何と60%なのです。パリの大きな刑務所では、70%に達しています。


 イギリスでも、ムスリム人口は全体の5%に過ぎないのですが、イングランド・ウェールズ地方の刑務所の受刑者のうち、ムスリムが15%を占めます


 わたくしは、別に、
「外国人は犯罪者が多い」
 と、レッテルを貼りたいわけではありません。


 結局、特定の国の中の「異なる人々」として社会から疎外されがちな外国移民は、閉塞感から犯罪に走る可能性が高いという話です。社会が「外国人」を同胞として受け入れ、ネイティブな国民と全く同じ感覚で付き合えれば別なのでしょうが、現実には文化、育ち、生活習慣、宗教、そして言語が違うため、不可能です。


 様々な「差異」から、社会の中で孤立しがちな外国移民が、鬱屈とした思いを晴らすために犯罪に走りがちなのではないか、という推測は普通に成り立ちます。


技能実習制度から失踪外国人が最多 消えた中国人、5年間で1万人超
http://www.sankei.com/affairs/news/161031/afr1610310002-n1.html
 働きながら技術を学ぶ「技能実習制度」で来日した外国人の失踪が昨年5800人を超え、過去最多に上ったことが30日、法務省への取材で分かった。全体の約半分が中国人で、現行制度成立後の統計によると、平成23年からの5年間で計1万人超が失踪している。多くが不法滞在となっているとみられ、国内の治安にも影響を与えかねないことから、捜査当局は警戒を強めている。(後略)』


 法務省によると、2011年から2015年にかけ、失踪した外国人技能実習生の総計は1万7755人。うち、中国人は1万0580人と、約六割を占める


 これが、現実なのです。

 安倍政権は、ついに介護分野における技能実習生制度の拡大を決定してしまいました。これまでのパターンをたどるなら、増加する技能実習生の七割が中国人になるでしょう


 とにもかくにも、技能実習生の失踪は2011年と比較し、2015年は4倍弱にまで拡大。しかも、その過半が中国人。


 技能実習生を安い労働力として「雇用」した日本の経営者は、彼らが失踪し、国内で犯罪に手を染め、同じ日本国民が被害を受けたとしても、別に何の責任も追及されません


 利益は自分が、負担は社会に。ここに、外国移民問題の本質があります。社会保障の問題も同じです。


 外国移民受入は、国民を賃金切り下げ競争に追い込み、実質賃金を引き下げ、さらに生産性向上の必要性を減じ、経済成長を抑制します。

 加えて、「犯罪が増える」という懸念。これは欧州の事例から見る限り、誰にも否定できない深刻な問題なのです。


 日本国に「安全で、安定した社会」を残したいのであれば、外国移民受入拡大に反対しなければならないのです。


「日本の治安を悪化させる外国移民受入拡大に反対!」に、ご賛同下さる方は、

このリンクをクリックを!

新世紀のビッグブラザーへ blog

人気ブログランキングへ
◆本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。

新世紀のビッグブラザーへ blog
◆関連ブログ

日本経済復活の会のホームページは↓こちらです。

◆三橋貴明関連情報
Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」 連載中
新世紀のビッグブラザーへ ホームページ はこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」
は↓こちらです。