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『お金の担保①』三橋貴明 AJER2016.9.20(7) 
https://youtu.be/sjOa8Z-ezqA

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 本日は、チャンネル桜「日本よ、今...闘論!倒論!討論!2016 「外人天国」日本の危機」に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/topix/1589.html
 
 先日の金融政策決定会合において、日本銀行は「2年で2%のインフレ率達成(※達成期限はすでに延長されていますが)」という、コミットメントによるデフレ脱却策を放棄しました。


 日銀の目標は、期限明記のインフレ目標から、
『日本の通貨供給量は、経済規模対比で80%と欧米の4倍です。これがあと1年少し経つと100%を超えていきます。その位大規模な金融緩和を、実際に「2%超」の物価上昇を目にするまで続けるということです。』
 と、期限無関係な目標に変更されました。


 日本銀行の、ギブアップ宣言です


 厳密には、
「2年間で2%のインフレ目標をコミットメントし、量的緩和(通貨供給)を継続することで、期待インフレ率を高め、実質金利を引き下げ、設備投資や消費という需要を増やし、デフレ脱却を果たす」
 という、岩田規久男理論の敗北です


 一応、書いておきますが、岩田教授は別に「お金を発行したら、インフレになる」などと言っていたわけではありません。そもそも、デフレは貨幣現象ではなく、総需要の不足であることは、岩田教授も理解しています。だからこそ、最後に「設備投資や消費という需要を増やし」があるわけです。


 とはいえ、岩田教授の、
「マネタリーベースを増やせば(政策波及経路)需要を増やし、デフレ脱却を果たす」
 の「政策波及経路」の部分が、あまりにも「はずだ、はずだ」「違いない、違いない」ばかりで、現実には成立しないと、わたくし共はずっと指摘し続けてきたのです。


 確かに、岩田教授はわたくしの前で、
マネタリーベースを増やせば、デフレ脱却できます
 と、明言しましたが、それは上記の「政策波及経路」が成り立つという前提に基づいていたのです。何か、岩田教授の主張を曲解し、
「お金を発行すれば、デフレ脱却できる」
 などと、奇想天外な主張を展開する連中が少なくなく、個人的には岩田教授に同情していました。日本銀行が1000兆円のお金を発行したところで、モノやサービスが買われなければ、インフレ率が上がるはずがないでしょ。何しろ、インフレ率とはモノやサービスの価格が上昇することなのです。


 それはともかく、いよいよ追いつめられた日本銀行の黒田総裁と岩田副総裁でございます。「考え方」が決定的に間違っていた以上、言い訳はできません。


 が、両者とも実際には言い訳を繰り返しているようです。


異次元緩和を総括 言い訳ばかりの日銀2トップ
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6596
 日本銀行が9月20、21日に開く金融政策決定会合で2013年4月から続ける異次元緩和を、「総括検証」する。前年比2%の物価上昇目標を掲げながら3年半近くたっても実現できない「ケジメ」をつけるのかと思いきや、言い訳づくしとなりそうな雲行きだ。
 アベノミクス・第一の矢=金融政策を担うべく、黒田東彦氏が安倍晋三首相によって、日銀総裁に送り込まれたのは13年の3月。物価目標を「2年程度で達成する」と高らかに宣言した。
「円安が進んだ影響で、輸入品を中心に昨年までは値上がり傾向だったが、2%に届かないまま円安は一服。原油価格の急落などで物価は下落方向に。無理な目標を掲げたツケがいまになって回ってきた」(経済部記者)
 黒田総裁は9月5日の講演で、日銀による総括検証を先取りするように説明した。
 曰く、目標を実現できないのは(1)原油安(2)消費増税(3)新興国経済の減速の3点と、日本人がデフレに慣れ親しんだせいだと責任転嫁したのだ。
 だが、この総括は日銀内で批判の的になっている。
 「黒田氏が日銀総裁として、進駐軍のようにやってきた時の挨拶で『理由はともあれ、やるべきことをできてないのは怠慢だ』と、白川方明前総裁時代の日銀を批判した。この時の挨拶は日銀幹部の脳裏に焼き付いています。白川時代の『100年に1度』のリーマン・ショックや東日本大震災に比べれば、今の方がよほど環境はいい。それなのに『やるべきこと』はできていません」(同前)
 理由を並べて言い訳するのは、リフレ派の第一人者だった岩田規久男副総裁も同じ。就任前の国会での所信聴取では「2年で達成できる」「最高の責任の取り方は辞職」とまで言い切った。
「市場に出回るお金の量を増やせば物価は上がると提唱し、日銀がそのとおり実践した結果は失敗。辞めるどころか『説明責任が大事』と開き直り、主張も転換。昔の発言に触れると逆ギレする始末です」(日銀関係者)(後略)』


 というわけで、岩田教授への提案


 黒田総裁はともかく、岩田教授は責任を取り、日銀副総裁を辞任するべきです


 今、本人が明言していた通り辞任すれば、間違ったとはいえ「学説に殉じた学者」として、人間としての矜持を保てます。と言いますか、日本には珍しく「間違った故に、責任を採った学者」として、むしろ尊敬されるでしょう。


 この状況で地位に汲々し、日銀副総裁にしがみつけば、岩田教授は晩節を穢すことになるでしょう。と言いますか、少なくともわたくしは「自分の学説すら守れない、最低の学者」として、未来永劫、批判を続けるつもりです。


 また、現時点で岩田教授が辞任し、理由を「政府の緊縮財政(消費税増税など)が、デフレ脱却を阻んだ」と、正しい捨て台詞を残して去れば、日本のデフレ脱却も早まります。


 何度も繰り返しますが、岩田教授は辞めるべきです。個人的にもお知り合いだからこそ、あえて申し上げているのです。


「岩田教授は日銀副総裁を辞めるべきだ」にご賛同下さる方は↓このリンクをクリックを!

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