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『ヘリコプターマネー①』三橋貴明 AJER2016.8.23

https://youtu.be/1UzK-Gn-vpU
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 「政経電論」に連載「[三橋貴明が説く 今さら聞けない経済学]新たに計画された経済対策 事業規模28.1兆円の正体」が掲載されました。
http://seikeidenron.jp/mitsuhashi/20160912_column_mitsuhashi.html


 あすは6時から文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」に出演します。

http://www.joqr.co.jp/tera/


 さて、昨日、一昨日と「日本経済の希望」について話しました。


 すなわち、「デフレ」が深刻化させた少子高齢化が生産年齢人口比率を低下させ、若い世代の労働力を「貴重な存在」にし、若年層失業率を(のみならず完全失業率も)低下させ、人手不足を深刻化させ、
「生産性向上による、経済成長」
 のチャンスをもたらす
、という「事実」です。


 無論、必ずそうなるという話ではありません。


 外国人労働者を受け入れれば、実質賃金は上昇せず、生産性向上も起きません。国民は外国人労働者と「低賃金競争」を強いられ、さらなる貧困化が進むでしょう。


 生産性向上のための投資をせず、外国人労働者を受け入れないとなると、我が国はインフレギャップがひたすら開いていく発展途上国型貧困に突入します。国民が必要なモノやサービスを、国民経済が供給できないという話です。


(1) 人手不足を生産性向上で埋め、経済成長
(2) 人手不足を外国人労働者で埋め、貧困化が進み、「移民国家日本」へと変貌を遂げる。
(3) 人手不足を埋める努力をせず、発展途上国型の貧困に陥る


 いずれの可能性も「あり得ます」。


 とはいえ、日本はまだしも(1)というチャンスがあるだけ、他の国々と比べればマシなのです。改めて掲載しますが、現在の世界の若年層失業率は、まさに「惨憺たる有様」になっています。


【2014年 世界主要国の若年層失業率(単位:%)】

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_54.html#sekai


 問題は、「なぜ(日本を除く)先進国などの主要国で若年層失業率が上昇したか?」になります。

 それはもちろん、グローバリズムに基づく政策が各国で推進され、主に「資本移動の自由」「労働者の移動の自由」が各国の雇用を不安定化させためです。さらには、ユーロ加盟国を初めとする各国のバブル崩壊と緊縮財政、デフレ化が特に若い世代に負担を強いたのです。


 当たり前ですが、
人件費が安い国に生産拠点を移すことを可能にする資本移動の自由
外国から安い労働力が流入し、国内で底辺への競争(賃金切り下げ競争)が起きる労働移動の自由
 が推進されると、主に人件費が高い先進諸国で雇用が減り、国民の貧困化が進みます。結果、グローバル化が「行き詰まる」ことになるのです。


 この辺りの話は、中野剛志氏が「反・自由貿易論 」や「自由貿易の罠 覚醒する保護主義 」で論証されていらっしゃいます。


 ところが、グローバリストたちは「雇用不安低下⇒グローバル化の行き詰まり」という当然のプロセスを認めようとしません


行き詰まるグローバル化 保護主義で雇用減
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM09H7C_Q6A910C1TZN000/
 グローバル化の流れは変わったのか。これは極めて重要な問題だ。答えを見つけるには、世界経済や欧米の政治状況をみなければならない。
 ここでは貿易と資本の流れに話を絞ろう。これらの分野ではグローバル化の流れが止まり、一部では流れが逆行していることがはっきり見て取れる。
 米ピーターソン国際経済研究所では、世界全体の国内総生産(GDP)に占める貿易の割合は2008年から頭打ちとなり、第2次世界大戦以降で最も長い停滞期に入ったとみる。英経済政策研究センターの情報サービス「グローバル・トレード・アラート」によると、15年1月から16年3月にかけて世界経済は拡大したが、国際貿易は数量ベースでも伸び悩んだ。(後略)』


 現在、世界経済は「貿易増加率が、経済成長率を下回る」スロートレードという局面を迎えています。グローバル化が進み、各国の雇用が不安定化し、経済はデフレ化。当然ながら、各国の経済成長率が低迷し、それ以上に貿易は縮小するのです。

 理由は、まさにFTが書いているように、
「グローバル化の失速の要因は、一つには雇用や投資などの機会の大幅な減少がある。例えば、労働集約型の製造業が事実上すべて先進国の外に生産を移したら、その製品の貿易の伸びは当然、鈍るはずだ。」
 になります。


 すなわち、グローバル化がスロートレードをもたらし、各国の雇用を減らし、さらには貿易も減らしたのです。


 ところが、なぜかFTのマーティン・ウォルフ氏は、
「グローバル化によって生まれた雇用や投資の機会は重要だ。他国とかかわらず、自国の殻に閉じこもる内向き志向に、我々の未来があるはずがない。
 と書いています。 


 な、なぜ、そういう結論になるのでしょう。自らグローバリズムの進展が各国の雇用や投資機会に悪影響を与えたと書いておきながら、結論として「グローバル化に背を向ける保護主義では、未来がない」と言い出す

 結局、グローバリズムによる先進主要国の雇用・所得の減少がグローバリズムを行き詰まりに追い込んでいるという「現実」を認められないグローバリストが少なくない、という話なのだと思います。日本の「いわゆるリフレ派」も同じですが、間違いを間違いと認められない連中が、世界を壊していくのです。


「グローバリストはいい加減に現実を認めろ!」に、ご賛同下さる方は、 

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