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新世紀のビッグブラザーへ blog

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『ヘリコプターマネー①』三橋貴明 AJER2016.8.23

https://youtu.be/1UzK-Gn-vpU
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 明日は文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」に出演します。
http://www.joqr.co.jp/tera/


 それにしても、凄い雨風でした

 台風9号は、引き続き東北地方や北海道に豪雨や豪風を引き起こしつつあります。十分に、警戒してください。


台風9号は北日本を縦断 北海道に上陸へ 大雨などに厳重警戒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160822-00010010-wmap-soci
 台風9号は暴風域を伴いながら東北地方を北上し、23日朝には北海道に上陸する見通し。北日本では土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風や高波に厳重な警戒が必要だ。
 台風9号は、22日午後11時には宮城県大崎市付近にあるとみられ、スピードを上げながら北上をしている。北海道では、台風が近づく23日未明から雨や風が強まる。(後略)』


 東京を車で走っていると、時折、「バシャッ!」という印象で水の塊が「落ちてくる」結果、ワイパーが動かなくなるという、途轍もない大雨と豪風が続きました。

 原宿駅では樹木が倒れ、線路を塞いでしまい、山手線が止まってしまいました。NHKの報道によると、台風9号により一人が亡くなり、59名が怪我をされたとのことです。


 しかも、台風11号、台風9号に続き、台風10号が南西から接近してきています。講演などで、三橋は、
「しかも、日本列島は台風の通り道にあります。さらに、雨季(梅雨)もある。国土が細長い弓型で、かつ真ん中に脊梁山脈が走っており、川が短く急流です。結果、少し豪雨になるだけで、川の上流から河口までがすっぽりと豪雨域に入ってしまう。結果的に川が氾濫し、山では土砂災害が多発する国なのです。」
 と、語っているのですが、まさにそのままの状況が現出してしまっています

 改めて、日本の平均的な年間降水量は1400-1800mmで、地表全体の平均(約800mm)に比べると多いです。ところが、日本は地形上、小規模な貯水池しか作れず、水資源が豊かとはお世辞にも言えません。さらに雨季(梅雨)や台風期に集中する豪雨が、土砂災害を引き起こします


 しかも、国土全体を1000-3000m級の山脈が縦貫し、国土を東西、南北に分断しています。河川のほとんどは脊梁山脈から発し、太平洋や日本海に注ぐため、短くて急流です。欧米の技術者から見ると、日本の川は「滝」だそうです。


 加えて、日本の大都市は、6000年ほど前の縄文海進以降に河川が押し出してきた土砂が形成してきた土地の上に存在しています。岩盤上に都市がある欧州とは異なり、日本の都市は極め付きの軟弱地盤の上に成立しているのでございます


 さらに、強い偏西風が大陸から流れてくるため、北上してきた台風のほとんどが沖縄付近で日本列島に沿うようにカーブしてしまいます。日本列島は、台風の「通り道」になってしまうのです。


 台風に限らず、が国は他国と比べて相対的に高い「天災リスク」を抱えた国土なのでございます。自然災害は、いつ、どこで、どのように起きるか誰にも分かりません。


 いつ、どこで、どのように発生するのか分からない自然災害に対処するためには、当たり前ですが、日本の各種「供給能力」に余裕がなければなりません。自衛隊や警察、消防といった公的サービスはもちろん、土木・建設、更には先日も取り上げた運送といった民間サービスの供給能力が十分でなければ、我が国では防災安全保障が成り立たないのです。

 世界屈指の自然災害大国で防災安全保障が成り立たないのでは、国民が生きていくことができません。


 供給能力の余裕を確保するためには、早期にデフレから脱却し、政府や民間が「人員の余剰」「機材の余剰」等のバッファを持つことを可能にしなければなりません


 デフレ下では、誰もが「カネ、カネ、カネ」となってしまい、例えば公的サービスに「人員の余剰」があったとしたら、
「政府は無駄な金を使っているんじゃねえっ! 無用な公務員は首にしろ!」
 などと、国民がルサンチマンにまみれて叫び始めるのです。結果的に、行政サービスや安全保障関連の公的サービスが切り詰められ、最終的に誰が困るかといえば、日本国民です。


 もちろん、あらゆる産業が「余剰」を持つべき、などと言う気はありません。切り詰め、切り詰めとやったとしても、国民全体の安全保障に影響がないならば、やればいいのです。


 そもそも、株式会社の目的は「利益」です。切り詰め、切り詰めでコスト削減を進めれば、最終利益が増えます。企業にとって、人員やリソースを切り詰めることは、常に合理的です。

 とはいえ、その種の「合理」を追求してはならない産業もある、という現実をご理解頂きたいわけです。

 一見、「無駄な訓練」「無駄な事業」「無駄なプロジェクト」であったとしても、安全保障サービスを維持する上で必要なものは必要なのです。何しろ、安全保障に限らず、サービスの供給能力とは、「ヒトが働く」ことなしでは蓄積されません。

 そう考えたとき、非常事態が発生しない平時において、政府が公共投資で土木・建設の供給能力を維持しようとすることは、「日本国民の安全保障を維持する」という目的に鑑みれば合理的なのです。あるいは、先日の運送サービスの規制強化も、日本国民の安全保障の維持を追求するという点からも、正当化される可能性があります。


 もちろん、安全保障のためであれば、どれだけ「無駄」なリソースを注ぎ込んでもいい、などと言いたいわけではありません。話はオールオアナッシングではないのです。


 それにしても、「無駄な公共投資は止めろ!」と、「無駄」の定義もせずに、安全保障関連のサービスが弱体化することを回避する「知恵」を働かせてほしいと思います。別に、わたくしは土建屋の手先でもなんでもありませんので、
「日本の土木・建設業が消滅しても、日本国民の防災安全保障は維持できる」
 というのであれば、別にそれでも構いません。是非とも「具体的な方法」をご教授くださいませ

 いずれにせよ、日本列島は「天災列島」であり、我々は日常的に「いかに、防災安全保障を維持するか」を国民一人一人が考えなければ生きていけない国に住んでいるという現実を、改めてご理解下さい。


「国民一人一人が防災安全保障について考えよう!」に、ご賛同下さる方は、 

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