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『安倍政権は財政拡大に舵を切るか?(その2)①』三橋貴明 AJER2016.7.26

https://youtu.be/XIjo7tLLIzQ
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 昨年来のEU(特にドイツ)への移民・難民の急増、更には5月のイギリスにおけるEU離脱の国民投票を受け、「移民問題」に関する「EUの寛容の罪」を改めて思い知りました

 EUは「人権」「寛容」「開かれた欧州」等、一瞬、「人類普遍」的に正しく感じられる理念を標榜しています。EUには共通の言語政策はなく、各国が個別に移民に対し、各国が独自で言語学習プログラムを提供してきました。


 とはいえ、EUには24もの「公用語」があります。全ての言語を話せる人など、一人もいないでしょう。


 そもそもが「多言語」を前提にしているため、各国は「移民に自国語を強制する」といった政策を採ることはできませんでした。というわけで、各国は移民向けに「通訳」を用意する必要がありました。何しろ、EUや各国の法律は、言語等により差別をすることを禁じています。


 何を言いたいかといえば、この「移民に対する言語的な寛容政策」こそが、現在の欧州における「解決できない問題」を引き起こしたとしか思えないのです。


 ドイツのメルケル首相の支持率が急落しています。


メルケル独首相、支持率急落 難民テロ影響か
http://www.sankei.com/world/news/160805/wor1608050007-n1.html
 ドイツ公共放送ARDが4日公表した世論調査結果によると、メルケル首相の支持率が47%となり、7月の59%から12ポイント急落した。過去半年で最低の数字という。難民保護申請者によるテロが相次ぎ、内戦が続くシリアなどから大量流入する難民らの受け入れを決断したメルケル氏に反発が強まったためとみられる。
 9月には2017年秋の総選挙の前哨戦となるベルリン特別市(州と同格)議会選があり、支持率の低下が続けば、メルケル氏の権力基盤が弱体化するのは必至だ。
 メルケル氏の難民政策を「不満」とした回答は65%に上った。(後略)』


 ドイツでは、7月後半の一週間だけで、四回も難民・移民系によるテロが起きました

 7月18日、アフガニスタン難民で斧を持った男が、ビュルツブルク近くの列車内で乗客を襲撃。
 7月22日、ミュンヘンのショッピングセンターで18歳の男(ドイツとイランの二重国籍)が銃を乱射し、9人を殺害。(犯人は自殺)
 7月24日、シュツットガルトの南方の街でなたを持った21歳の男が妊婦を殺害。
 そして同日深夜、バイエルン州のアンスバッハにおいて、27歳のシリア人難民の男が音楽祭の会場入り口付近で自爆。12人が負傷。


 ドイツでは、
「多くの難民と一緒に危険な人々も入ってきた」
 といった受け止め方をされているようですが、ホームグロウンテロリストによるテロが増えてきている現状を見るに、過去の「言語的な統一」を求めない移民受入政策が、果たして「正しいのか?」という根源的な問いを考えるべきだと思うのです。

 スウェーデンのヒュースビーやマルメに取材に行った際に、わたくしは「国の中に別の国」がある現状にショックを受けました。ヒュースビーやマルメの人々は、そのほとんどがスウェーデン語を喋らず、看板もスウェーデン語ではありませんでした(アラビア文字でした)。


 言語が異なる移民、難民に、果たしてネイティブな国民は「同胞意識」を持てるのでしょうか。正直、わたくしは無理です。


 経営者にしても、自国語を喋る人と、そうではない人のどちらを雇用するか選択に迫られたとき、普通は前者の人を雇うでしょう。


 移民先の言葉を話せないが故に、就職先に困り、社会から疎外されている感覚を覚え、結果的にISなどの思想に救いを求め、凶行に走る。「テロリストの流入」ではなく、言語的問題から鬱屈した思い、閉塞感に押しつぶされた結果、様々な事件、テロが欧州で頻発し始めたとしか思えないのです。


 かつてのアメリカは、移民に対し「アメリカ英語」と「星条旗への忠誠」を要求しました。それで、良かったのだとしか思えません。(現在のアメリカはスペイン語の使用をなし崩してきに認めてしまっているので、問題だと思います)


 移民国家アメリカですら、言語的な統一なしに、国民がニューカマーに「同胞意識」を抱くことは不可能だったのです。ましてや、欧州諸国は日本同様に「国民国家」でした。


 本来、欧州諸国が移民を受け入れるのであれば、自国語の使用を義務付け、「国の中に、別の国を作らせない」ように努めるべきだったのです。そして、これが重要なのですが、
「それが、むしろ移民のため」
 であったと確信しています。


 我々、日本国民にしても、「日本語を話す外国人」には自然と親近感を抱きます。国籍が日本国であり、日本語を話し、皇室への敬意を払うのであれば、我々日本国民は普通に「元・外国人」に親近感を持ち、「同胞」として受け入れるのではないでしょうか。


 それが、国民国家として正しいとは断言しませんが、日本人は決して閉鎖的でもなければ、外国人に対し差別的でもないことは間違いない事実です


 この辺りは、施光恒先生の専門ではありますが、欧州の混乱を見ている限り、我が国も「言語」の重要性を改めてクローズアップさせる必要があると考え、わたくしも取り上げてみました。


改めて「言語の重要性」について考えて下さった方は、 

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