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新世紀のビッグブラザーへ blog

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『三橋貴明の台湾報告①』三橋貴明 AJER2015.12.15
https://youtu.be/-sSCuFZnEfU
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 次回以降の三橋経済塾(前半)ゲスト講師の方々が決まって参りましたので、ご紹介。


 第二回 評論家 中野剛志先生
 第三回 経済学者 青木泰樹先生
 第四回 内閣官房参与 京都大学大学院教授 藤井聡先生
 第五回 評論家 中野剛志先生 again!
 第七回 九州大学准教授 施光恒先生
 
 後半のスケジュールも決定次第、お知らせいたします。三橋経済塾のお申し込みはこちら から。


 昨日、天文学者、宇宙物理学者である松田卓也神戸大名誉教授が主宰されているシンギュラリティ・サロンに参加しました。
 シンギュラリティ(技術的特異点)とは、何なのか。


 細かい定義は色々とあるのですが、コンピュータの性能がアップし、人工知能が進化し、地球上の全人類の知能を汎用人工知能が上回ってしまう瞬間。と、理解して頂ければいいかと存じます。

 現在の技術の発展速度から鑑みるに、シンギュラリティが訪れるのは2045年と言われています。それほど遠い未来というわけではありません。


 シンギュラリティの時代に至らずとも、それ以前の段階で、わたくしたちの生活やビジネスは技術進化の影響を大いに受けることになります。

 昨年、菖蒲、青睡蓮、睡蓮という三つのスーパーコンピューターで、スパコン消エネ性能ランキング(Green500)で首位から三位までを独占したペジーグループの代表である齊藤元章氏が、ご著書「エクサスケールの衝撃 」で名付けた「前特異点(プレ・シンギュラリティ・ポイント)」は目前に迫っているか、あるいは始まっているのです。


ロボットや人工知能台頭、今後5年で500万人が失業=ダボス報告
http://jp.reuters.com/article/davos-study-idJPKCN0UX0RF
 世界経済フォーラム(WEF)が19日発表した分析報告書によると、ロボットや人工知能(AI)の台頭などが労働市場に大きな影響を及ぼすと指摘。世界15の国・地域で今後5年間で約510万人が職を失うとしている。
 「ザ・フューチャー・オブ・ジョブス(職の未来)」と題された調査報告によると、2020年までに710万人が職を失う一方、200万人分の新たな雇用が創出されるという。(後略)』


 ダボス会議でショッキングな報告書が出されました。今後の世界15カ国・地域(日本入ります)において、AIやロボットの台頭により、約510万人が職を失うとのことです。後略部には、雇用を失いやすい業界は、医療、エネルギー、金融、さらには営業、事務、総務部門の女性と書かれています。


 例により、
「だから大変だ~。おしまいだ~」
 ではなく、「ならば、どうしたらいいのか?」を真剣に議論しなければならない時代に入りつつあるという話でございます。


 AIの発展には、スパーコンピューターの進化が不可欠ですが、日本の「官」の方でも、ポスト京や人工知能分野の研究開発が本格的に始まろうとしています。


人工知能研究スパコンで 文科省、ポスト「京」用ソフト開発へ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG14H0O_Z10C16A1MM0000/
 文部科学省は2020年ころ稼働予定の次世代スーパーコンピューターを使い、人工知能(AI)の研究に乗り出す。16年度から研究に必要な専用ソフトウエアの開発に着手する。スパコンは「京」の後継機で計算能力は約100倍になる見込み。世界トップ級の性能を生かし、米国が先行する人工知能分野を追い上げる。(後略)』


 さらに、民間ではご存じ、この方。


人間より圧倒的に優れた人工的知性に、人の脳がつながる未来とは?――天才的コンピューター開発者が予見する、2030年の世界~PEZY Computing 社長 齊藤元章氏
http://dentsu-ho.com/articles/3565
 齊藤元章氏は、人工知能関連の研究者たちの間で今最も注目されている人物と言っていい。氏の手による独自技術で省電力化・小型化されたスーパーコンピューター3台が、消費電力当たりの性能を競う世界ランキング「Green500」で2015年の1~
3位を独占するなど、まさに「天才」の名にふさわしい開発者だ。一方で、卓越したビジョナリストでもあり、近著『エクサスケールの衝撃』では、高度な次世代スパコンの登場が「エネルギーがフリーになる」「働く必要のない社会が出現する」などの大きな社会変革をもたらす可能性を指摘する。しかも驚くべきことに、それらの変化は決して遠い未来のことではなく、今から10~20年のうちに起こり始める出来事だという。氏が予見する、人類がこれから迎える大変革の時代について語ってもらった。(後略)』


 「前」特異点の時代において、供給能力が極端に高まり、「ハイパーデフレーション」の時代が到来したとき、果たして我々の生活やビジネスはどのように変わるのか。国防は? 防災は? 医療は? 食料安全保障は?


 例えば、エクサスケールコンピューターが実現し(します)、小型核融合炉の実用化が早まった場合、冗談抜きで世界は「エネルギーフリー(無料)」の時代に突入します(すでにロッキードマーチンやMITが開発を進めています)。エネルギー以外の各生産能力も極端に高まり、コモディティがあふれかえる世の中になったとします。そうなれば、「安全保障」を担う共同体としての国家の役割は縮小し、あるいは「不要」になるかも知れません。


 とはいえ、放置しておけば、ダボス会議の報告書の通り、普通に職を失い、所得を得られない人が「膨大に」出てしまいます。ならば、BI(ベーシック・インカム)? BIを必要な人に供給するためには、むしろ国家という共同体が強化されるようにも思えます。


 国防、防災、医療、食料、エネルギー等がフリー(無料)になったとしても、誰かが「所得(BI)」を管理しなければならないような気がします。そうなると、やはり「権力」は必要になるように思えます。その権力は、誰あるいは「何」によってコントロールされるべきなのか? BIの時代に民主主義が成立するのか?


 何か「思えます」や「気がします」や「?」ばかりで申しわけないのですが、わたくしも未だに「考え始めた」段階なのでございます。


 いずれにせよ、短期的に考えると、
来の生産性を向上するための、現在の技術開発投資
 は、我が国にとってまさに必要な解決策です。日本は国民が現在進行形で貧困化に苦しんでいる有様ですが、逆に言えば「未来」について政治家や国民がきちんと考え、「備える」議論や投資を始めるべき時期なのです。現代の投資は、将来の備えを強化すると同時に、現代の貧困化やデフレ問題を解決します。


 というわけで、本日は皆様に未来について思いを描いて頂きたく、シンギュラリティ(技術的特異点)の話題を取り上げさせて頂きました。


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