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『国の借金シンドロームの治療(前編)①』三橋貴明

http://youtu.be/zCaFyggFevg

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 ワック社から「中国との貿易をやめても、まったく日本は困らない!──中国経済の真実 (WAC BUNKO 213) 」が刊行になりました。


 本日から夕刊フジで短期集中連載「断末魔の中韓経済」が始まります。第一回目は、珍しく「中国」の方から始まります(大抵、韓国から始まるのですが)。


 先日、中野氏の「資本主義の預言者たちニュー・ノーマルの時代へ」をご紹介致しましたが、実は「ニュー・ノーマル」という言葉は、中国の習近平国家主席が最近、多用していたりします。中国が言う「ニュー・ノーマル」とは、
「インフラ投資や輸出への依存低下を目指し、財政出動による成長は目指さない」
 指導部の方針を意味しています。不動産バブルが崩壊している状況で、財政出動による成長を目指さずに、どうするのかと言えば・・・・。


 ご想像がつくとは思いますが、規制緩和等の「構造改革」です。


 習近平は、バブル崩壊後の日本そのままに、構造改革により国内市場の「自由化」や、国営企業の「民営化」を実施しようとしているわけです。司法制度も「外国資本」がきちんと守られる形で「改革」され、国内経済がより「グローバル化」し、黄金の拘束衣が一枚、また一枚と分厚くなっていく。という流れになると予想しています。


 そもそも、現在の中国はグローバル投資家と組んだ共産党員、太子党員などの「ノーメンクラツーラ」の植民地と化しています。人民に「主権」は与えられず、法律も機能せず(一応、あることはあります)、政治力すなわち「人治主義」で全てが決まる国。


 何しろ、中国は憲法に「共産党が指導する」と書かれておりますので、国家の上に「共産党」が存在する国です。中国人民解放軍は、中国人民ではなく「中国共産党」を守るために存在する軍隊です。


 民主主義がないため、人民側に「支配者」に逆らう術がほぼなく、陳情、請願でダメならば、最後は暴動。現在の中国では、平均すると「一日」に500件の暴動が発生していると言われています(富坂氏によると「年間30万件と言われる」とのことです)。


 現在、中国は不動産バブルが崩壊中で、経済成長率が低迷しています。中国共産党政府は「7.4%」と発表していますが、電力容量から見る限り、良くて3~4%の成長率でしょう。


 危機予測で定評があるアメリカのニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授は、15年の「5つの脅威」の1つとして、「中国のハードランディング懸念」を挙げています。ルービに教授の懸念通り、中国経済が「ハードランディング」すると、政治的主権を持たない中国人民の不満や失業率が極端に高まり、暴動がこれまで以上に多発。中国共産党は人民の怒りをそらすため、さらに反日の色を強め、わが国の領土領海領空を侵犯してくるでしょう。


 逆に、中国が不動産バブルの崩壊を乗り切り、経済規模であるGDPをさらに拡大していけば、やがては軍事支出が日本の10倍という時代がやって来ます。東アジアの軍事バランスは崩壊し、沖縄県・尖閣諸島どころではない「日本国家存亡の危機」が訪れることになるわけです。


 わが国が将来的な繁栄を維持するためには、2種類ある「中国有事」をいかに乗り切るか、現時点から備えなければなりません。中国有事に備えるためには、当たり前ですが「中華人民共和国」について日本国民が正しく知らなければなりません。


 中国には「グローバリズムの植民地」と「拡張主義の反日国家」という二つの面があります。中国をいたずらに恐れず、かつ侮らず、冷静に「来たるべき中国有事」に備えていかなければ、我が国の繁栄はないのです。


「中国有事に備える」
 まさに、そのためにわたくしはワック社から「中国との貿易をやめても、まったく日本は困らない!──中国経済の真実 (WAC BUNKO 213) 」を刊行した次第でございます。


「冷静に中国有事に備えていこう」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!
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