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『2014年4-6月期のGDP改定値を受けて①』三橋貴明 AJER2014.9.16(11)

http://youtu.be/4toOUMcHQ5o

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 明日、中野剛志氏の「世界を戦争に導くグローバリズム (集英社新書) 」が発売になります。今後の世界が突っ込む「(今回の)グローバリズムの終わり」において、日本がいかに生き残るべきなのか。



 現在の日本国民にとって必読の書です(わたくしは献本されたため、すでに読みました)。タイミングよく、9月の三橋経済塾のゲスト講師は中野剛志氏となっています。中野剛志氏からは、本書の内容に「エネルギー安全保障」の問題を加え、お話頂く予定になっています。


 本日はTOKYO MXの「モーニングCROSS」に出演いたしました。
http://s.mxtv.jp/morning_cross/
 明日は、文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」に出演します。
http://www.joqr.co.jp/tera/
 二日続けて早起きでございます。


 さて、中野剛志氏の「世界を戦争に導くグローバリズム」は、超大雑把に要約させてもらうと、
アメリカが主導したグローバリズムにより、相対的にアメリカの覇権力が低下し、世界が『戦争』への道を歩み始めている
 と、なります。


 グローバリズムの対局というか、反対側にあるのが「ナショナリズム(国民主義)」ですが、日本も含め、現在の世界各国の問題を、
「国境が不要な人々(グローバリスト)」
 と、
「国境を必要とする人々(ナショナリスト)」
 との価値観の衝突であると理解すると、様々な現象の「真相」が見えてきます。わたくしが竹中平蔵氏などと意見が全く合わないのは、まさにこの「価値観の衝突」が起きているためです。


 世界を見ると、グローバリズムの凋落が予想を超えるスピードで進展し、様々な混乱が発生していることが分かります。特に、最近の世界を騒がせているのが、スコットランドの連合王国からの独立問題。厳密に書くと、9月18日の住民投票における、独立派の追い上げ問題です。


スコットランド住民投票 最終盤まできっ抗
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140915/k10014602321000.html
 イギリス北部のスコットランドの独立の賛否を問う住民投票は、投票日前の最後の日曜日も、賛成派、反対派の双方が各地で支持を訴え、支持がほぼきっ抗したまま最終盤を迎えることになりそうです。
 スコットランドでは、今月18日にイギリスからの独立の賛否を問う住民投票が行われる予定で、投票前の最後の日曜日となった14日、最大の都市グラスゴーでは、賛成派、反対派の双方が街頭に出て支持を訴えました。
 独立賛成派のスコットランド民族党のスタージャン副党首は「私たちは自分たちの将来を他人に任せるのではなく、当事者として決める必要がある。さあやりましょう」と訴え、支持者から盛んな拍手を浴びていました。
 演説を聞いた女性は「経済を発展させて、公平でよりよいスコットランドにしたい。投票のあとは街に出て祝いたいですね」と独立派の勝利を期待していました。
 一方、独立反対派を主導するイギリスの前の財務相ダーリング氏はBBCテレビで、独立すれば経済の混乱は避けられないとしたうえで「スコットランド議会にさらに強い権限を移譲することで、イギリスの中にいてもわれわれが望む変化は起こせる」と訴えました。
 週末に出された各社の世論調査では、独立に賛成と反対がそれぞれ優位だとする正反対の結果が伝えられており、支持がほぼきっ抗したまま、住民投票は最終盤を迎えることになりそうです。』 


 スコットランドの独立と聞くと、メル・ギブソンの「ブレイブハート」を思い出してしまいますが、日本国民の多くは、
「スコットランドがイギリスから独立する賛否を問う」
 と、言われても、ピンと来ないでしょう。何しろ、イギリスがイングランド、スコットランド、ウェールズ、そして北アイルランドの「連合王国」であることを理解している人は間違いなく少数派です。「連合」王国を構成する四国は、古より「異なる君主」を抱き、「異なる歴史」を積み重ねてきました。


 何しろ、国が違うわけですから、当然、各国の国益が衝突し、ときには「戦争」に至ることもありました。最も有名な争いが、スコットランド女王メアリー・ステュアートと、イングランド女王エリザベス1世の間で繰り広げられたイングランド王位継承問題ですね。


 異なる歴史を持つ国々が連合を組み、一つの王国となっているという環境がいかなるものか。日本国民には絶対に実感できないでしょうし、想像もできないと思います。


 スコットランドが現在の「連合王国」の形態をとったのは、1706年にイングランドとスコットランドが合意し、翌年に両国議会が可決した「連合法」成立以降のことです。すなわち、過去300年間、スコットランドは連合王国の構成国の一つだったのです


 エリザベス女王は、スコットランドの住民投票を前に、
「スコットランドの人々が将来について慎重に考えるよう望んでいる」
 と、発言しました。


 改めて振り返ると、クリミア半島のロシアの編入も、「住民投票」による国境線の変更でした。(クリミアがロシア領になったことを、世界各国は認めていませんが)


 わたくしはスコットランド人でもイングランド人でもないので、スコットランド独立そのものについてあまり語りたくないのですが、いずれにせよ今後の世界では、クリミアやスコットランドの例に見られる通り、これまで以上に「国境線」が意識される世界になっていかざるを得ないと考えています。個人的には、スコットランドの独立よりも、まずはイギリスの「EU離脱」の方が優先されるべきではないかとも思います。


 現在のEUでは、イギリスの「主権」と、他のEU諸国の「主権」が衝突せざるを得ない状況が増えてきています。特に、ドイツ主導の財政均衡主義は、要するに各国の財政主権の縮小になってしまうため、イギリス(のみならず、他の国々も)の主権と衝突します


 果たして、イギリス国内でスコットランドとイングランド(というかロンドン)の「主権」の衝突が起きていたのか。そもそも、スコットランド人にとって、「主権」とは何なのか。


 今回の独立問題を機に、わたくしも改めて「国家」や「主権」について考えさせられています。


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