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『ウクライナ危機①』三橋貴明 AJER2014.8.19(3)

http://youtu.be/cyaQKYmCqLo

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2014年9月13日(土) 大念寺本堂 三橋貴明講演会

 テーマ「増税による「国民経済の崖」を乗り越えるには、どうしたらいいのか?」

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_47.html#Koen

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 広島市の各地で集中豪雨による土砂災害が発生し、およそ四十人が亡くなられてしまいました。ご遺族の皆様に、お悔やみ申し上げます。


広島の大規模土砂災害 死者36人不明7人に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140820/t10013952671000.html
 局地的な豪雨で広島市内の各地で住宅が土砂に巻き込まれる被害が相次ぎ、警察によりますと新たに4人の死亡が確認され、これまでに死亡が確認されたのは36人となりました。
 このほか7人の行方が分からなくなっていて、警察や消防が捜索を進めています。
 このうち広島市安佐南区の八木地区では、住宅の裏山が広い範囲にわたって崩れ、複数の住宅が土砂に巻き込まれる被害が出ました。
 警察によりますと、八木地区ではこれまでに21人の死亡が確認されたほか、6人が行方不明になっているということです。(後略)』


 痛ましい話ですが、現地では救助活動中の消防隊員の方までもが、犠牲者になられてしまいました


 広島市では、1999年6月にも崖崩れや土砂災害により20人が亡くなられ、結果的に2001年に土砂災害防止法が施行されました。土砂災害防止法は、国民の生命を守るため、土砂災害の可能性がある区域について、
「危険の周知」
「警戒避難体制の整備」
「住宅等の新規立地の抑制」
「既存住宅の移転促進」
 など、主にソフト的な対策を推進することを目的いしています。


 土砂災害防止法に従い、都道府県は危険個所を事前に調査し、警戒区域や特別警戒区域に指定した上で、市区町村がハザードマップを作成し、配布することを義務付けています。特別警戒区域に指定された地域では、宅地開発が規制されることになります。


 今回、被害にあった地域の多くは、警戒区域に指定されていませんでした。一部の証言によると、市役所の人員不足により、警戒区域、特別警戒区域の指定作業が遅れていたとのことでございます。 


 19日から20日にかけた集中豪雨では、広島市安佐北区三入において、わずか3時間で「8月ひと月分の雨量の約1.5倍」の雨が一気に降るという凄まじい状況になり、大規模土砂災害を発生させてしまいました。
 
 最近、我が国では「史上例を見ない集中豪雨」が増えてきているように思えます。例えば、6月29日に東京で集中豪雨が起きた際には、まさしく「滝」のごとく空から水が落ちてくる光景に、わたくしは唖然としたものです。大雨について「バケツをひっくり返すような雨」と表現しますが、6月29日の集中豪雨は、冗談でもなく「滝」であり、雨粒の確認ができない状況でした。


 改めて書くまでもありませんが、我が国は世界屈指の自然災害大国です。すなわち、戦争はともかく、「大規模自然災害」という非常事態は常に起きえるわけです。


 無論、事前に入念な対策をしたとしても、非常事態は起きないかも知れません。とはいえ、起きるかも知れません


 起きるのか、起きないのか分からない非常事態に備えるためには、やはり「政府」が動かなければならないのです。非常事態への備えとは、それ自体では事業として利益を上げることができず、さらに非常事態が発生しない場合は「無駄だった」という話になってしまいます。


 もしかしたら、無駄かも知れませんが、起きるかも知れない非常事態に備える必要があるからこそ、人類は「政府」という仕組みを進化、発展させてきたわけです。


 別に、財務省ばかりを悪者にしたいわけではありませんが、90年代中盤以降に我が国を席巻し、今も魔物として取りついている「財政均衡主義」により、非常事態に備える予算が「無駄」ということで、切り捨てられてきました。公共投資は96年のピークの半分にまで減らされ、公務員も削減。酷いときには、国民の安全を守る職種「関連」についてまで、非正規雇用に切り替えられている有様です。


 未だ確定したわけではありませんが、広島市が公務員について人員削減を実施し、結果的に被害地域について土砂災害防止法による警戒区域、特別警戒区域の指定ができなかったとしたら、これは悲劇というよりは「人災」と呼ぶべきだと思います


 もっとも、日本国内で公共投資の削減、公務員の削減を「熱狂的」に支持してきたのは、日本国民自身です。デフレ下で妙なルサンチマンに囚われ、
「土建屋は~っ!」
「税金泥棒の公務員が~っ!」
 などと「同じ国民」を引き摺り下ろすために叫び、次第に自分たちの身を危険に晒す羽目になっているにも関わらず、その事実に気が付いていない。これが、昨日までの日本国民です。


 東日本大震災を経てすら、
「非常時に、誰が自分たちを助けてくれるのか?」
「非常事態を起こさないためには、事前にある程度の準備をしなければならず、そしてその準備は無駄に終わるかも知れない」
 といったことを一切考えず、土建叩き、公共事業叩き、公務員叩きの「空気」から逃れることができない。


 ときに、絶望したくもなりますが、それでも昨日よりは今日の方が、上記の類のことをきちんと考えてくれる人が増えたと思います。結局のところ、日本国民の「防災」という安全保障を弱体化させたのは日本国民自身であり、さらに問題を解決できるのも日本国民しかいない、という話なのでございます。


「ルサンチマンから脱し、国民の「防災」という安全保障について真剣に考える」に、ご賛同下さる方は、

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