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チャンネルAJER更新しました!

NEW!『デフレの原因(後編)③』三橋貴明 AJER2013.10.15(2)
http://youtu.be/g7jG7Oq_cwA

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12月2日グローバル資本主義を超えて(Beyond Global Capitalism)」 (京都)

NEW!12月13日「日本大復活 東京オリンピックと安倍政権、日本経済の行方 」(大手町)

12月19日 「「“強い”日本経済は実現するか?」 --安倍政権誕生一年とこれからを検証する 」(御茶ノ水) 

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三橋貴明の「新」日本経済新聞のフェイスブックのページができました!https://www.facebook.com/mitsuhashipress
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 チャンネル桜「さくらじ」に出演いたしました。


【古谷経衡】さくらじ#110、三橋貴明&さかき漣「顔のない独裁者vs顔の出ない出演者」【saya】
 Youtube http://youtu.be/BbDFuqC_kcw
 ニコ動 http://www.nicovideo.jp/watch/1383880274


 本日は19時から町田市で講演です。
https://www.facebook.com/events/1422541867960133
 タイトルは「アベノミクス・TPP・増税・オリンピックでどうなる!?日本経済と地域経済 」です。


 「顔のない独裁者 」の発売が二日後に迫っていますが、今回は新古典派経済学的な政策の中で最も罪深いと言える「財政均衡主義」がテーマです。財政均衡主義は、ご存じの通り日本でも猛威を振るっていまして、公共投資削減による建設事業者の供給能力不足はもちろんのこと、医療制度の脆弱化や防衛費削減の主因でもあります。財政均衡主義にとらわれ、政府が「節約」を続けると、国民の各種安全保障が壊れていきます


 しかも、そもそも「デフレ」の国に財政問題などありません。普通に金融政策と財政政策のポリシーミックスを実施し、国内の需要不足を解消すれば、各種産業の供給能力は再び「強化」の方向に向かい、名目GDPが成長することで政府の負債対GDP比率は改善します。逆に、財政均衡主義にとらわれ、「政府の節約! ついでに増税!」などとやっていると、デフレがいつまでたっても終わらず、国民の安全保障が弱体化していきます。


 財政均衡主義が、日本のみならず欧米でも猛威を振るい、国民経済を痛めつけているのはご存じの通り。


 さらに、昨日も書いた通り、財政問題が「ある、と国民に信じられていると」、公共サービスの民営化に代表されるレント・シーキングが進みます。昨日のエントリーで取り上げた大阪市の水道民営化検討にしても、
「大阪市の財政が悪化しているため、水道事業を民営化しなければならない」
 というレトリックが使われています。混合診療の解禁も、同じです。


 ギリシャで公共サービスの民営化や国有財産の切り売りが進んでいるのも、もちろん財政均衡主義(fromドイツ)が原因です。まあ、ギリシャは確かに財政破綻したわけですが、それは共通通貨国かつ経常収支赤字国であったためで、日本では有り得ません


 ポール・クルーグマン教授は、11月7日のIMFの講演(CURRENCY REGIMES, CAPITAL FLOWS, AND CRISES Paul Krugman Conference draft, 30 October 2013)http://www.imf.org/external/np/res/seminars/2013/arc/pdf/Krugman.pdf
 において、
「Remarkably, nobody seems to have laid out exactly how a Greek-style crisis is supposed to happen in a country like Britain, the United States, or Japan – and I don’t believe that there is any plausible mechanism for such a crisis. (驚くべきことに、誰もギリシャ風危機が英国、米国、または日本のような国でどのように起きるか正確に解説していないように見える - まあ、私はその種の危機が起きるために、何らかのもっともらしいメカニズムがあるなどとは信じていないが)」
 と語っていますが、わたくしも日本が財政破綻するための「何らかのもっともらしいメカニズム」について、未だに聞いたことがありません。


 聞こえてくるのは、ただただ、
「国の借金1000兆円突破! 国民一人当たり800万円の借金!」
 という、在りもしない財政危機を煽り立てるレトリックばかりです。彼らは、上記のレトリックに続き、
「国の借金が1000兆円を超えているんですよ! 破綻しないはずがないでしょう!
 と、それこそ「もっともらしい脅し」をかけ、国民に信じ込ませようとするわけです。


国の借金、1011兆円に…1人794万円
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131108-OYT1T01062.htm
 財務省が8日発表した「国の借金」は9月末で1011兆1785億円だった。
これまでの最高を更新し、6月末より2兆5505億円増えた。10月1日時点の推計人口(1億2730万人)で割ると、国民1人当たりでは約794万円の借金となる。
 「国の借金」は国債、借入金、国がお金のやり繰りをするために発行する政府短期証券の合計で、財務省が3か月ごとに公表している。6月末に初めて1000兆円を突破した。高齢化に伴う医療や介護などの費用を賄うため、来年3月末には約1107兆円まで膨らむ見通しだ。
 借金の内訳は、全体の約7割を占める普通国債の残高が11兆4699億円増えて727兆8241億円。借入金は2064億円減の54兆6007億円、政府短期証券は6兆4000億円減の116兆9683億円だった。』


 今さらですが、「国の借金」」は間違いで、正しくは「政府の負債」です。正しい「国の借金」である日本の対外負債は、確かに400兆円以上あります。正確には、13年6月速報値で463.2兆円です。
「国の借金が463.2兆円もある!」
 は、確かに間違っていません。ところが、日本は同時に761.2兆円の対外資産を持っています。すなわち、700兆円以上、世界にお金を貸し付けています。


 貸している金が760兆、借りている金が460兆というわけで、日本は約300兆円の対外純資産状態にあります。しかも、この300兆円という対外純資産は世界最大です。我が国は世界一のお金持ち国家なのです。


 世界一のお金持ち国家において、「政府が国民からお金を借りている(銀行などを経由して)」というのが、我が国の「国の借金」の正体です。


「政府の負債1000兆円突破! 国民一人当たり800万円の『債権』」
 が正確であるにも関わらず、
「国の借金1000兆円突破! 国民一人当たり800万円の借金!」
 と煽ってきている以上、「嘘つき」と呼ばれても仕方がないでしょう。


 しかも、我が国は現在、金融政策として日本銀行が国債を買い取って行っており、政府の「実質的に返済しなければならない負債」がどんどん減っていっています


【日本銀行保有「国債・財融債・国庫短期証券」と日銀以外保有分(単位:億円)】
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http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_43.html#Kuninosyakkin


 図の通り、日本政府の子会社である日本銀行保有分を省くと、日本政府の国債・財融債・国庫短期証券は昨年9月のピークから、すでに24兆円も減っています。当たり前ですが(ユーロとは違い)、独自通貨国日本において、中央銀行が保有する国債など、地球滅亡の日までほったらかしにしておいても構いません(別に、状況によっては返しても良いですが)。これは、クルーグマン教授が言うようにアメリカもイギリスも同じです。


 財政問題を、
「政府の負債の返済、利払いが滞る可能性があること。もしくは滞ること」
 と、定義する限り、我が国に財政問題はありません。 


 それにも関わらず、我が国は存在しない財政問題に足を取られ、各種の政策が歪められ、状況(デフレ)を悪化させてきました。
 財政均衡主義は、打破しなければなりません。そのためには、まずは国民が「事実」を知る必要があるわけで、わたくしは本件については今後も繰り返し、しつこく取り上げていくつもりです。

「財政均衡主義を打破せよ!」にご賛同下さる方は、このリンクをクリックを!
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