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『ドイツのユーロ(前編)①』三橋貴明 AJER2013.4.9(4)

http://youtu.be/pDU-0grAUgE

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 本日は21時からテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出演します(出演しています)。
http://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/


 さて、この話題。


消費増税「予定通り実施」=麻生財務相、英紙に寄稿
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013042000029
 麻生太郎副総理兼財務・金融相は19日付の英紙フィナンシャル・タイムズに寄稿し、消費税について「予定通り(税率を)引き上げる考えだ」との考えを表明した。
 政府は2014年4月に予定する消費税率8%への引き上げについて、今年4~6月期の経済状況などを見極めた上で、今秋に最終判断する方針。麻生財務相の発言は、こうした政府方針から一歩踏み込んだ形だ。』


 この種の「え?」という記事が配信された場合、まずは新聞記者の「ニュアンス」を読み取り、さらに一次ソースを確認する癖がついてしまいました(不幸なことに)。


Japan is fighting back at stagnation By Taro Aso
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c9a2398a-a816-11e2-8e5d-00144feabdc0.html
(前略)
The second risk, of a “bad” rise in interest rates, could materialise if monetary easing is not accompanied by fiscal consolidation. That is not our plan. With public debt now more than 200 per cent of GDP, policy makers have a sense of urgency about this issue. There was bipartisan support last summer for an unpopular rise in the consumption tax. We stand by our international commitment to fiscal consolidation. Japan will halve its primary deficit by 2015 and resolve it by 2020. I intend to raise the consumption tax, as scheduled.
(後略)

(三橋の超訳)
 二つ目のリスク、金利の「悪い形」の上昇は、金融緩和が財政再建を伴わない場合に顕在化する。それは我々の計画にはない。政府の公的負債が対GDP比200%以上、政策担当者は本問題について切迫感を持っている。
 昨年夏、不人気な消費税増税について三党合意(超党派のサポート)があった。我々の財政再建に対する国際的なコミットメントは成立している。日本は2015年までに主要な財政赤字を半減し、2020年までに解決する。
 私は消費税を「予定通り」に上げるだろう。』


 予想通り、「三党合意」を踏まえた「将来的な財政再建のために、予定通りに消費税をアップするだろう」という発言でございました。これまでの政府答弁と同じで、別に「踏み込んだ」わけではありません。


 これは良い面と悪い面があると思いますが、現在の安倍政権は民主党政権とは違い、政府関係者(政治家のみならず、官僚も)の発言について非常にセンシティブになっています。何しろ、民主党政権下では政府関係者どころか、閣僚までそれぞれが勝手な発言をし、話を混乱させることを続けていました。


 というわけで、現在は政府関係者に対し「発言に注意するように」という指示が出されているようです。麻生財務大臣とはいえ、消費税増税のような重要事項について、政府答弁とは異なる発言をすることはないと思います。安倍総理は、消費税については「4月-6月の景気動向を見て判断する」としか発言しません。法律がそうなっている以上、当たり前なのですが。


 要するに、時事通信の記者が英語のニュアンスを活用し、勝手に、
「こうした政府方針から一歩踏み込んだ形だ」
 と報道することで、財務省の犬として増税路線を既成事実化しようとしているわけです。この種のミスリードが、今後は続々となされることになるでしょう。


【日本の名目GDPと政府の租税収入の推移(単位:十億円)】
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http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_42.html#JPTAX


 今さらですが、政府の租税収入と名目GDPには強い相関関係があります。政府の租税収入は、大雑把には「=名目GDP*税率*税収弾性値」で計算されるのです。国民は所得から税金を支払い、そして名目GDPが「金額で見た国内の所得の合計」である以上、当たり前です。


 そして、麻生財務大臣は「税収と名目GDPは相関関係にある」「景気回復なしで財政再建は不可能である」ことを、最も正しく認識されている政治家のお一人です。


日本の自律的な景気回復は2、3年先=麻生財務相
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324689604578436711282225122.html
 麻生太郎財務相はウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに応じ、日本がデフレから脱却するには、日銀がめどとしている2年より時間がかかる可能性があると述べ、自律的な景気回復は少なくとも2、3年先との見方を示した。
 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が19日に採択した共同声明は日本の積極的な金融緩和を支持する一方で、先進国による金融緩和がマイナスの副作用を招く可能性があると指摘した。
 日本経済が財政出動や金融緩和なしで順調に成長できるようになるにはどのくらいの時間がかかるかという質問に対し、麻生財務相は英語で「2、3年(a few years, two to three years)」とみていると述べた。
 麻生氏は日銀が2年程度の期間を念頭に2%の物価上昇率を実現するとしていることについて、「われわれはもう少しかかるのではないか、そんなに早くいくかな、私自身はそう思っている」 と述べ、慎重な姿勢を示した。自律的な経済成長とは通常、財政や金融による大規模な刺激策がない状態で名目成長率が3―4%に達する状態を指す。(後略)』


 上記の通り、麻生財相は本の名目GDPの成長率が3~4%に達するのは、2、3年後と予想しておられます。(「自律的な経済成長」の定義を共有しているとすると)


 改めまして、税と社会保障の一体改革法案(正しくは「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案」)の十八条をご紹介。


『第十八条 消費税率の引上げに当たっては、経済状況を好転させることを条件として実施するため、物価が持続的に下落する状況からの脱却及び経済の活性化に向けて、平成二十三年度から平成三十二年度までの平均において名目の経済成長率で三パーセント程度かつ実質の経済成長率で二パーセント程度を目指した望ましい経済成長の在り方に早期に近づけるための総合的な施策の実施その他の必要な措置を講ずる。
2 この法律の公布後、消費税率の引上げに当たっての経済状況の判断を行うとともに、経済財政状況の激変にも柔軟に対応する観点から、第二条及び第三条に規定する消費税率の引上げに係る改正規定のそれぞれの施行前に、経済状況の好転について、名目及び実質の経済成長率、物価動向等、種々の経済指標を確認し、前項の措置を踏まえつつ、経済状況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め所要の措置を講ずる。』


 名目成長率が3%に達するのが「2、3年(a few years, two to three years)」後ということは、それまでは消費税アップの決断ができないということになります。麻生財務大臣が、消費税アップの時期を念頭に入れて「2、3年(a few years, two to three years)」と言ったのかどうかは推測するしかありませんが、いずれにせよ、今後は消費税の早期アップを目的に財務省、マスコミのミスリードが繰り広げられることになるでしょう


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