今回の講習会の内容は17世紀初頭のフランス宮廷歌曲と16世紀のフランスの詩編歌です。
講習会の会場であり、そして講習会最後の演奏会の会場はポー城!
まさに当時歌われていたであろう場所での講習会。
何とも贅沢で、そして貴重な体験です。
練習会場のチャペル。
しかも今回は講習会の中に、この時代の勉強会、そしてお城や資料館の見学もありました。
ポー城見学で疲れて座る若者たち笑
今回の講習会はフランス語も古いフランス語なので、発音も違うし、練習も朝から夕方までしっかりあるので、結構大変でした。。。
宿に戻ったら、復習して次の日に臨む、という感じなので、本当にがっつり勉強した、という密度の高い充実した講習会でした。
講師のミッシェル・ラプレニーはもう3回目。彼の音楽はとても王道だし、揺るがないものがあります。メソッドもわかりやすい!
リュートの講師のパスカル・ボケさんは日本にも何回も来られていて、名前は知っていました。演奏技術もさる事ながら、博識さに毎回レッスンで脱帽。
通奏低音奏者には本当に頭が上がりませんし、尊敬してます。
一見、目立たない地味なところに物凄い大変なやり取りがあるのです。
本当に凄かった。。。
そしてお勉強会の講師のジョルジー氏はレッスンにも参加。
彼女は初期バロックの研究者でしかも今回歌う作曲家のゲドロンを研究しているんだとか!
バロック・ジェスチャー、当時の歌唱など細かく説明してくれました。
メンバーもとても勉強熱心で日に日に上達していくのが目に見えて、他の人のレッスンを見るのもとても勉強になりました♪
特に今回、一緒に歌ったテノールのロイックは素晴らしく、とても勉強になりました。彼はバーゼルのスコラカントルムで勉強しているそうです。
今回、もう1つ大変だったのが、インタビュー。
演奏会の前日のニュースで流すためのインタビューで、日本人という事で取り上げてもらったのですが、フランス語だし、ど緊張しました。。。
放映は以下のサイトで見れます。
Diffusion 21/07/2017 です。
今日から2ヶ月間は多分見れると思います。
多少の事故はあったものの、凄く音楽に浸れた幸せな時間でした。
この講習会を教えてくれたミッシェル、そして素晴らしいメンバーに感謝です。
今日はこの辺で!
À bientôt!