台湾観光のブログ

「台湾観光月刊」は台湾の観光地・文化を始め、
イベントや業界情報まで富んだインフォメーションをお届けしております。


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企劃構成‧文/朱佳雯
写真/宋育玫‧The one南園


台湾本島西北に位置する新竹は冬の季節風が強く、「風城(風の町)」と呼ばれる。1980年代にサイエンスパークが設置されるや、農業県から科学技術発展の基地に生まれ変わった。しかし、いまもなお自然景観や史跡にも恵まれた観光県でもある。高速鉄道を利用すれば台北からわずか半時間。一泊二日のミニ旅行に最適のエリアだ。台湾ではめずらしい庭園建築「The one南園」の新鮮な空気を堪能したら、新竹市街を歩いて美食と「風城」の美に触れてみたい。








新竹県新埔鎮
The One 南園人文客桟

 「南園」は新竹県新埔鎮に位置し、27ヘクタールの敷地を擁する。山中園林としては、中華圏では世界最大の庭園だ。台湾最大手の「聯合報」の創業者王愓吾氏が1985年に建築士・漢寶德氏に設計を依頼。江南の「園林」文化に、中国および福建伝統の建築を融合させた別天地だ。

 「南園」の建築は福建伝統の赤レンガと台湾ヒノキを主たる素材に、釘を使わない木組の技法を使用している。質朴ながら堅固な造りで、百余名の匠を動員して随所に民間の故事に縁の彫刻を施している。回廊にはサクラ・タケ・カエデ・ウメが植えられ、それぞれ春・夏・秋・冬を代表しているという。



 現在南園はThe Oneチームにより経営管理され、宿泊・遊園・会議・SPAといった機能を擁する。一泊三食つきで、ゆったりと園内の景観と地場の食材を満喫したい。園内には2015年度、隈研吾氏に依頼して台湾で初めての「負ける建築」作品を誕生させた。漢寶德氏の「軸組工法」を踏襲し、新竹の風土にマッチした南園の新しい注目スポットとなっている。


Add:新竹県新埔鎮九芎湖32号 
遊園時間:9:00-17:00(入園数に制限あり、要事前予約)
Web:nanyuan.theonestyle.com
Access:高速鉄道新竹駅から南園シャトルバスあるいはタクシー利用。約20分。


新竹市街



Access
新竹市街スポット:台湾鉄道新竹駅からなら主な名所は台湾好行バスあるいは徒歩。


市長ご挨拶
新竹市市長 林智堅

「建城」180年を超える新竹市は、旧市内一平方キロの範囲に26か所の史跡や歴史的建築が集まるという歴史と文化の町です。
台湾でもっとも古い駅舎を擁する台湾鉄道新竹駅前から「台湾好行バス竹塹線」に乗れば、新竹市内の著名スポットを一巡できます。また徒歩で、「新竹之心」東門城・有楽館、さらに護城河に沿って新竹市美術館・新竹州庁と回ることもできます。最近は、新竹初の医学博士「李克承」博士と郷土が誇る教育者「辛志平」校長の旧家をリニューアルした文化スペースが若者たちの人気を集めています。新竹はまさに過去と未来を繋ぐ架け橋と申せましょう。
旧市内を歩いてみると、まるでタイムトンネルのようにノスタルジックな風情が広がっています。市民の信仰の拠り所「城隍廟」には、米粉・摃丸・潤餅・蚵仔煎・骨仔肉湯など当地ならではの美食の世界が待っています。
日本のご友人のみなさま、台北から高速鉄道で半時間、ぜひ新竹に足をお運びください。



台湾好行バス-竹塹86線・89線
台湾好行バスに、新竹市内を通過する「竹塹線」二本が新たに加わる。沿路、日本時代に建造された新竹駅・新竹州庁のほか眷村博物館・黒蝙蝠中隊文物陳列館などの史跡や文化スポット、そして夕景の名所「新竹漁港」を経由する。高速鉄道新竹駅からはほかに「獅山線」や「獅山南庄線」といった観光バス路線が営業中だ。

www.taiwantrip.com.tw

88線
新竹駅裏口→新竹市立動物園→万博台湾館→高速鉄道新竹駅→新竹漁港→槺榔駅(軽便鉄道)→眷村博物館→新竹州庁(市役所)→新竹駅

86線
新竹駅→新竹州庁(市役所)→黒蝙蝠中隊文物陳列館→槺榔駅(軽便鉄道)→新竹漁港→高速鉄道新竹駅→万博台湾館→新竹市立動物園→新竹駅裏口



古民家の再利用 
辛志平故居 & 李克承博士故居 
 新竹市では近年古民家や老建築の再利用が盛んだ。なかでも「舊是経典」チームによる辛志平校長および李克承博士の旧居のリニューアルが注目される。辛志平校長宅は代々、新竹中学校長の官舎だったところ。大正時代、1922年の創建で、新竹市の史跡に指定されている。辛志平校長は1912年の出生で、1945年に新竹中学校長に就任。自由開放的な校風を取り入れたことで知られる。



 李克承博士の旧家は、1943年に三名の日本人商人が共同して建造した商会が前身。二つの回廊をもつ設計が特殊で、市の史跡。李克承博士は1909年、新竹の北門に生まれた新竹初の医学博士。糖尿病の権威で、生涯を通じて郷土の医療・衛生の向上に貢献したとして尊敬を集める。




 現在二つの空間はいずれも展示・参観・飲食スペースとして利用されている。「舊是経典」チームのオリジナルの家具・工芸作品・北欧骨董家具が見事に融和し、心地よい雰囲気を醸している。

辛志平故居
Add:新竹市東門街32号
Tel:+886-3-5220351
Open:火曜-日曜
   校長故居(参観)10:00-17:00,舊雨辛知亭(飲食)12:00-19:00
   月曜定休

李克承博士故居
Add:新竹市勝利路199号
Tel:+886-3-5220352
Open:火曜-日曜 参観10:00-12:00,飲食12:00-19:00
   月曜定休


Café 
I’mmat café 小墊子


 店主のKuanは新竹の大学に学んだあと、一旦はエンジニアとなったが、やがて自宅の二階にプライベートキッチンを開設。毎昼・毎夕、一組ずつの客を引き受けて、お任せ料理を提供していた。その後、現在の地点に移転し、一階をカフェ、二階を従来通りのお食事処とした。カフェ「小墊子」内部の装飾や壁の「落書き」のような絵はすべてKuanのオリジナル。英国の骨とう品や鉄枠の窓がとてもクラシカル。料理はもちろんスイーツも、すべてその当日の手作り。「戚風ケーキ」はとろけるようにクリーミィ。「英国スコーン」は小麦粉の香りと自製のジャムがぴったりマッチ。珍しい紫グアバのジャムはお土産に人気がある。

Add:新竹市三民路154号
Open:火曜-日曜13:00-23:00 月曜定休
Web:www.facebook.com/CafeImMat
予約:可/現金/サービス料:なし/ミニマムチャージ:一人NT$100


新竹城隍廟周辺


 新竹城隍廟は1748年の創建。伝統の左右対称、三殿様式で、随所に細かい彫刻が施され、往時の匠の技が偲ばれ、歴史的価値が高い。大殿の屋根にかかった「金門保障」の額は清代光緒帝から賜ったもの。旧暦元宵節にはいろいろな灯篭が飾られ、境内はまばゆい光に包まれる。旧暦7月になると、廟の鬼門が開かれ、旧暦7月15日の中元節には城隍爺が市内を練り歩く。隊列は数キロに及び、空前の活況を呈する。

 城隍廟周辺には美食の屋台が並ぶ。新竹名産の米粉炒め・貢丸スープのほか蚵仔煎・肉圓・肉燥飯・潤餅といった伝統のスナックが一堂に会する。「竹塹餅」は新竹土産に欠かせない名物だ。


貢丸スープ


名物「蚵仔煎」=カキオムレツ

新竹ビーフン炒め


竹塹餅


新竹城隍廟
Add:新竹市中山路75号 
Open:4:30-22:00

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