台湾観光のブログ

「台湾観光月刊」は台湾の観光地・文化を始め、
イベントや業界情報まで富んだインフォメーションをお届けしております。


テーマ:


文/朱佳雯・劉宛昀 写真/視野国際文化

台湾本島東部とは、一般に太平洋と中央山脈に挟まれた地域を指す。一部には海岸沿いに海岸山脈が走っており、中央山脈との間に細長い平野部が広がる。これを「縦谷」といい、花蓮から台東にかけて展開するため、「花東縦谷」と呼ばれ、当地域の穀倉を形成している。稲作のほか、日本時代からコーヒーが生産されているなど物産は多彩で、林田山は日本時代、四大林場の一つだった。気候と清潔な用水に恵まれたことから、台東の関山米や池上米はとくに高い評価を受けている。当地は原住民の比重が高いことでも知られる。アミ・タロコ・プユマ・ブヌンといった先住民はそれぞれ独自の文化と風習を守ってこの地に生きてきた。



花蓮
太魯閣国家公園

垂直にそそり立つ大理石の峡谷として世界的に著名な国立公園。峡谷沿いの道を進むと障壁・断崖・滝など多彩な地形が続き、それらを縫うように隧道が刳り抜かれている。

燕子口と九曲洞は太魯閣峡谷でもっと壮観な区間であり、かつもっとも狭窄な個所でもある。ぜひ徒歩でゆっくり視界すべての景観を満喫したい。燕子口対岸の障壁には小さな穴が無数に開いている。それらは春になると帰ってくるツバメたちの巣。九曲洞は、七つ八つと折れ曲がった難所中の難所で、複雑に穿たれた隧道がスリルいっぱい。


Access:
1.台湾鉄道花蓮駅から花蓮客運バス(太魯閣行きあるいは天祥行き)で太魯閣ビジターセンター下車。
2.台湾鉄道台中駅から豊原客運バスに乗り梨山で花蓮客運バス(花蓮新駅行き)に乗り換えて太魯閣ビジターセンター下車。


七星潭

花蓮県新城郷の弧形の湾。海岸線は二十キロに達し、ビーチの幅は百メートルに及ぶ。石浜ながら海水は群青色に澄み切っている。海岸に沿って歩道や東屋がしつらえられてあり、遠くに清水断崖を望む。当地は花蓮でも重要な漁業基地で、新鮮な海産が豊富だ。港浜自転車道の起点ともなっており、花蓮ホエールウオッチングハーバーや北浜公園・南浜公園・花蓮市内を巡る全長十五キロのサイクリングが楽しめる。


Access:
花蓮駅から花蓮客運バス105号で終点七星潭へ。あるいはレンタカー・自転車で。


鯉魚潭

鯉魚潭は花蓮の中心から車で半時間。台湾東部最大の湖水で、敷地は百ヘクタールを超える。湖の南側は池南森林遊楽区やキャンプサイトが設置され、東側にそびえる鯉魚山はパラグライダーの基地である。湖畔を巡る自転車道は全長約五キロ。レンタサイクル可。足こぎボートなどもあるので、半日ゆっくり楽しめそうだ。周辺には商店やカフェ・食堂のほか海鮮レストランが立ち並ぶ。

鯉魚潭ビジターセンター
Add:花蓮県寿豊郷池南村環潭北路100号
Tel:+886-3-8641691
Open:08:30-17:30
Access:花蓮駅から花蓮客運バス1139号あるいは台湾好行バス「縦谷花蓮線」で鯉魚潭下車。


花蓮観光製糖工場

花蓮製糖工場は1920年の創建され、近年操業停止したが、観光工場として再生した。日本時代から残る宿舍がコテージに生まれ変わり、ヒノキの風呂桶で湯浴みができる。アイスキャンデー・アイスクリームが名物で、錦鯉の泳ぐ池のそばで午後の一時を過ごしたい。近くの大農大富平地森林では、自転車で園内の林野を巡ることができる。

  
Add:花蓮県光復郷大進村製糖工場街19号
Tel:+886-3-870-4125#200
製糖工場ショップ:08:00-20:00、年中無休
ご予約:+886-3-8705881
Web:www.hualiensugar.com.tw
Access:
1. 台湾鉄道光復駅から徒歩約10分。 
2. 花蓮駅前から花蓮客運バス1121・1122号あるいは台湾好行バス「縦谷花蓮線」で花蓮観光製糖工場下車。


林田山林業文化園区

林田山はかつて台湾四大林場の一つだった。1918年に当時日本人から「森坂(もりさか)」と呼ばれていた地区で伐採が始まった。木材運搬用の軌道のほか、作業員の宿舍・医務室・売店・洗濯・床屋・消防隊・学校なども建てられ、全盛期には四・五百世帯の人々が暮らした。1991年に木材の伐採が禁止されて以降も、当時の木造宿舎や鉄道などの施設が保存され、林業文化園として一般に開放された。


Add: 花蓮県鳳林鎮森栄里林森路20号


富源蝴蝶谷


七十ヘクタールのクスノキ林をはじめ、広大な森林を擁する渓谷。現在温泉渡假村が運営管理を担い、森林浴とともに温泉浴が楽しめる。原始そのままの環境が蝶々の生育に適し、三月から八月にかけて三十種以上のチョウがみられる。また三月から五月、九月から十一月にかけてはホタルの季節となる。山腹あるいは渓流沿いの歩道を進むと、秀麗な龍吟瀑布に達する。そばには十五階建ての高さに匹敵する龍吟吊橋があり、中途からは富源渓谷の景観が一望できる。


Add:花蓮県瑞穂郷富源村廣東路161号
Tel:+886-3-8812377
Web:www.bvr.com.tw
Access:マイカーあるいはタクシーがお薦め。予約済みの宿泊客には送迎サービスあり。オフィシャルサイト参照。


舞鶴観光茶園

紅葉渓と秀姑巒渓が合流する台地上に位置する。日本時代からコーヒーの産地として知られていたが、大戦後は荒廃していた。1970年に入ると、その天候や土壌が注目されて茶葉の生産が始まり、台湾を代表する茶所に成長した。「蜜香紅茶」で著名な「公主珈琲」観光茶園はツーリストに人気のスポット。蜜の香が評判の紅茶のほか、コーヒー・柚花緑茶などを眺望のよい屋外のテラスで満喫できる。予約をすれば茶摘み体験も可能で、季節に応じ多彩なお楽しみが待っている。



舞鶴茶園 公主珈琲(Princess Coffee)
Add:花蓮県瑞穂郷舞鶴村中正南路2段336号
Tel:+886-3-8870222
Open:08:00-18:00
Web:wuhe.asia
Access:瑞穂駅から花蓮客運バス1137・1142号で舞鶴下車


花蓮原住民部落巡り
水漣部落 「吉籟狩人学校」 

花蓮県寿豊郷の水漣はかつてCiwidianと呼ばれ、漁労・狩猟・陸稲を主な生業としていたアミの人たちは数百年前にこの地に定住したという。水璉は、先住民の文化のほか、牛山自然生態保護区・海岸特別景観保護区・東海岸漁業資源保護区といった観光資源に恵まれ、「吉籟狩人学校」はアミ人が創立した。伝統の民族文化の継承をめざし、ツーリストにアミの文化、原住民の暮らし、伝統の狩猟を体験させてくれる。



吉籟狩人学校の壁にはアミの暮らしぶりが描かれている。水漣部落の地理と歴史を学んだあと、桃の葉で織られた冠を戴き、ベテランの「狩人」の指導のもと、先住民の「新米子弟」として訓練を受ける。まずは、竹などを使って、鍋を吊るす鉤(かぎ)や水汲みなどの道具を作ったり、罠をしかけたり、野外で生き延びるサバイバルの知識を身に着ける。最後はもっとも大切な「火」の起こし方。狩人は僅か二十秒で火を起こすとともに、特製狩人ランチの準備にあたるだろう。檳榔の葉や椰子殼などを食器に、野草や鮮魚・地鶏および当地の名物「塩漬け豚肉」に野菜スープと果物がつく。ワイルドながらとてもヘルシー。なお、植物観察ツアー・沢登り・屋外クッキングは要事前予約。


吉籟狩人学校
Add:花蓮県吉安郷中華路2段106号
Tel:+886-986-997778
Web:www.cidal.com.tw


奇美部落「Tatadok(達達鹿)之旅」


秀姑巒渓は台湾東部最大の河川で、1981年よりラフティングがおこなわれるようになった。瑞穂大橋から長虹橋までの三時間から四時間のスリリングな旅である。中間点の奇美部落の名前は先住民の言葉で「Kiwit」という強靭な植物に由来するという。交通が不便な土地であることが幸いし、近代化が遅れたためアミの人たちが古来から使用してきた生活道具が今も多く残り、原住民の文化の理解に役立っている。


Tatadok(達達鹿)とはアミ語で流れる様をいい、ここではラフティングを指す。群山に抱かれた渓流をボートはまさに滑るように下っていく。途中、休息をとって岸があがりピクニック。檳榔の葉で簡易の鍋をつくり、真っ赤に焼けた石とともに川でとった魚やエビを投げ入れると、野生味たっぷりの「石頭火鍋」の出来上がり。


後半にも、コーチは天候や風向きなど渓流の動態に注意をしながら、さまざまな遊び心を発揮してくれる。やがてラフティングの旅は終点の奇美部落に近づく。木と竹を組み立て茅葺にしつらえられたアミ伝統の家屋。ここが今夜の宿だ。山野の食材を生かした郷土料理に舌鼓を打ち、最後に奇美原住民文物館を参観する。アミの人たちが代々伝えてきた生活道具、そして老人たちが語る伝説の数々。一つの得難い原住民文化体験の旅が終わりを告げる。


奇美部落
Add:花蓮県瑞穂郷奇美村5鄰2-10号
Service:文化体験+ラフティング一日ツアー(8:30-15:30)/お一人様2000元
文化体験+ラフティング一泊一日ツアー/お一人様3000元(六人様より)
集落探訪ツアー/大人2500元、10歳以下1700元
Web:kiwit01.blogspot.tw


静浦部落

花蓮県最南端の豊浜郷に位置し、ちょうど北緯23.5度の北回帰線上にある。秀姑巒渓の河口にあたり、漁業が主要な産業となっている。今でも、三角形の網を広げる古来の漁法が受け継がれているところだ。


当地はアミ語で「平らな土地」という意味で「Ca’wi」と呼ばれていた。家屋の屋根、壁の角、橋げたにはいずれも太陽の赤、波の白、石灰石の灰色を示す三色が使われている。海洋と太陽への感謝の念が込められているという。当地では秀姑巒渓での竹筏遊びや漁労・狩猟体験にチャレンジできるほか、アミ料理の達人「陳耀宗」による原住民懐石料理を賞味できる。静浦の人たちは山と海の幸を大切に守って生きてきた。そうした伝統の歴史を味わうおまかせコースである。


静浦部落
Add:花蓮県豊浜郷静浦村3鄰140号
Tel:+886-3-8781697
Service:生態体験(筏・八卦網・浪花蟹・弓)/お一人様600元(6人様より)
陶甕百合春天コース料理/お一人様800元
集落での宴会予約可/費用相談


新社部落

同じく花蓮県豊浜郷の新社部落は、平地先住民カバランの人たちの集落で、特殊な歴史的背景をもつ。カバランは芭蕉を編み、織る技術をもっている。他の原住民にはない無二の工芸品である。芭蕉を育て、収穫し、糸状に割いて干す。さらにそれらを撚り併せて糸を紡ぎ、織っていくのである。香蕉絲工坊ではDIY体験教室のほか各種製品を展示即売している。


Lala Ban新社香蕉絲工坊
Add:花蓮県豊浜郷新社村小湖42号
Tel:+886-3-8711361
Service:DIY体験/お一人様150元
Web:pataronang.com


一足伸ばして
台東
鉄花村

鉄道芸術村そばの「鉄花村」の前身は台湾鉄道の宿舍。2010年に台東出身の原住民音楽家とアーチストがショップと数百名収容のステージを兼ねた音楽集落にリニューアルした。一面緑の敷地ではツーリストも地元の人々といっしょに音楽を聴きながら杯を交わす風景が見られる。週末にはバザールがオープンし、いろいろな土産物や農産品が集まる。


鉄花村
Add:台東県台東市新生路135巷26号
Tel:+886-89-343393
Open:火曜-日曜14:00-22:00
コンサート:水曜-土曜20:00-22:00 
     日曜19:30-21:00
バザール:金曜18:00-22:00、土曜・日曜15:30-22:00
Web: www.easternspot.com


伯朗大道

萬安地区の「伯朗大道」は台湾東部の著名な米どころ「池上」に位置する。伯朗=ブラウンコーヒーのコマーシャルで有名になったことから、この名がある。道路の両サイドは一面の田園地帯。稲穂が風を受けて波のように揺れる。秋になると田んぼの中でコンサートが開かれる。2013年に当地は金城武が撮影したCMで再び話題を呼び、道際に立つアカギの老木は「金城武樹」と呼ばれ、人気の写真スポットとなった。

Access:台9線から197県道に入る


アドバルーンフエステイバル

毎年夏に鹿野高台で開催される台湾東部を代表するイベント。二か月にわたり、各種アドバルーンがツーリストの観賞に供されるほか、気球に乗って台東の美景を俯瞰することもできる。

Web: balloontaiwan.taitung.gov.tw


金針山

金針山休閒農業園区は「金針(ワスレグサ)」の産地として知られる太麻里郷の観光スポット。ほぼ一年を通じていろいろな花の海を観賞できるが、とくに七月から十月にかけて金針花が満開となり、山腹をオレンジ色に染める。近隣の青山農場では金針花を取り入れたメニューと宿泊先を提供している。

Access:太麻里駅下車後タクシーあるいはレンタカー利用。金針の開花期間は送迎バスあり。

青山農場
Add:台東県太麻里郷大王村(金針山)佳崙196号
Tel:+886-89-781677
Web:www.ching3.com.tw



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