神旅 仏旅 むすび旅

人の心は常に脚光を浴びるものに傾く。その中で本来のものを忘却していく事は歴史の中で繰り返えされてきました。日本の歴史財産である神社仏閣もそうです。巡礼をつづけると歴史の忘却したものに出会うことがある。その忘却した記憶を拾い集めています。


テーマ:
遍路修行では、各札所のご本尊さま(本堂または金堂)とお大師さま(大師堂)に、お経を(読経、写経等で)奉納いたします。霊場会では下記の勤行次第を推奨しております。


合掌礼拝(がっしょうらいはい)

胸の前で合掌し三礼しながら「うやうやしくみ仏を礼拝したてまつる」と唱えます。

    青字のところを読経します。

開経偈(かいきょうのげ)
「開経偈」を一返唱えます。

無上甚深微妙法(むじょうじんじんみみょうほう)
百千万劫難遭遇(ひゃくせんまんごうなんそうぐう)
我今見聞得受持(がこんけんもんとくじゅじ)
願解如来真実義(がんげにょらいしんじつぎ)


→読み下し文
無上甚深微妙の法は
百千万にも遭い遇うこと難し
我今見聞し受持することを得たり
願わくは如来の真実義を解し奉らん


懺悔文(さんげのもん)
「懺悔文」を一返唱えます。

我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋癡(かいゆうむしとんじんち)
従身語意之所生(じゅうしんごいししょしょう)
一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)


→現代語訳
私が昔から作ってきた色々な悪い業は、
遠い過去から積み上げてきた、貪瞋癡すなわち三毒によるものです。
それは、体で行った・話した・思ったという三業から生まれたのです。
私は今、それら全てを懺悔します。


三帰依文(さんきえもん)
「三帰(さんき)・三竟(さんきょう)」を三返づつ唱えます。

三帰
弟子某甲[でしむこう]
盡未来際[じんみらいさい]
帰依仏[きえぶつ]
帰依法[きえほう]
帰依僧[きえそう]


→読み下し文
弟子某甲[むこう]は、
未来際[みらいさい]が盡[つ]きるまで、
仏に帰依し、
法に帰依し、
僧に帰依す。

三竟
弟子某甲 [でしむこう]
盡未来際 [じんみらいさい]
帰依仏竟 [きえぶっきょう]
帰依法竟 [きえほうきょう]
帰依僧竟 [きえそうきょう]


→読み下し文
弟子某甲[むこう]は、
未来際[みらいさい]が盡[つ]きるまで、
仏に帰依し竟[おわ]り、
法に帰依し竟[おわ]り、
僧に帰依し竟[おわ]んぬ。


十善戒(じゅうぜんかい)
「十善戒」を三返唱えます。

弟子某甲 [でしむこう]
盡未来際 [じんみらいさい]
不殺生 [ふせっしょう]
不偸盗 [ふちゅうとう]
不邪淫 [ふじゃいん]
不妄語 [ふもうご]
不綺語 [ふきご]
不両舌 [ふりょうぜつ]
不悪口 [ふあっく]
不慳貪 [ふけんどん]
不瞋恚 [ふしんに]
不邪見 [ふじゃけん]


→現代語訳
仏陀の弟子たる私は、
未来の果てが尽きるまで、
生きとし生けるものを[故意に)傷つけず殺さず、
与えられていないものを自分のものにせず、
よこしまな男女関係を持たず、
(故意に)でたらめを言わず、
無益なおしゃべりをせず、
粗暴な言葉遣いをせず(悪口を言わず)、
他人同士を仲違いさせるようなことを言わず、
物惜しみせず無暗にほしがらず、
どんなときも怒らず、
よこしまなものの見方や考えをもたない。
(という十の善なる戒めを保つ。)



発菩提心真言(ほつぼだいしんしんごん)
「発菩提心真言」を三返唱えます。

おん ぼうぢ しった ぼだはだやみ

[私はさとりを求める心をおこします。]


三摩耶戒真言(さんまやかいしんごん)
「三摩耶戒真言」を三返唱えます。

おん さんまや さとばん

[あなたは仏さまと一体平等であります。]



般若心経(はんにゃしんぎょう)
「般若心経」を一巻唱えます。

(01) 觀自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空。度一切苦厄。
(02) 舍利子。色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。受想行識亦復如是。
(03) 舍利子。是諸法空相。不生不滅。不垢不淨 不増不減。
(04) 是故空中。無色。無受想行識。
(05) 無眼耳鼻舌身意。無色聲香味觸法。無眼界。乃至無意識界。
(06) 無無明。亦無無明盡。乃至無老死。亦無老死盡。
(07) 無苦集滅道。無智亦無得。以無所得故。
(08) 菩提薩埵。依般若波羅蜜多故。心無罣礙。
(09) 無罣礙故。無有恐怖。(一切)遠離顛倒夢想。究竟涅槃。
(10) 三世諸佛。依般若波羅蜜多故。得阿耨多羅三藐三菩提。
(11) 故知般若波羅蜜多。是大神咒。是大明咒是無上咒。是無等等咒。
(12) 能除一切苦。眞實不虚故。説般若波羅蜜多咒即説咒曰
(13) 掲帝 掲帝 般羅掲帝 般羅僧掲帝 菩提僧婆訶
(14) 般若(波羅蜜多)心經


→現代語訳
(01) 「観自在菩薩が、深遠なる般若波羅蜜多を修行していた時、(私を構成している)五蘊はすべてその本性において実体のない「空」であることを明らかに知り、これによって(観自在菩薩は)すべての苦しみから解放されたのである」
(02) 「シャーリープトラよ、(五蘊の第一である)物質には実体がないのであり、実体がないが故に物質として成立するのだ。物質は「空っぽ」であり、「空っぽ」であるが故に物質たり得るのだ。感覚も表象も意志や記憶もまたまったく同様である」
(03) 「シャーリープトラよ、この世に存在する全てのモノには実体がないという特性がある。(それは実体がないのであるから)生じることなく滅することもなく、汚れるものでなく浄くなるものでもなく 増えることなく減ることもない」
(04) 「すべてのモノには実体がないという見解からすれば、物質的現象は(その本性としては)無く、感覚・表象・意志・記憶も無い」
(05) 「眼・耳・鼻・舌・身体・意識も無く、形・音・香り・味・触覚・意識の対象も無い。眼で見られる領域および意識される領域にいたるまで無いのである」
(06) 「(生命が等しく有する)根源的愚かさも無く、また根源的愚かさが無くなるということもない。および老いと死も無く、老いと死とが尽きて無くなるということも無い」
(07) 「すべてが苦であるという聖なる真理・苦しみの原因という聖なる真理・苦しみの滅亡があるという聖なる真理・苦しみの滅にいたる道という聖なる真理も無く、知ることも無くまた得ることもない。得るところのモノがそもそも無いからである」
(08) 「菩薩は、般若波羅蜜多によっているために、心に覆いが無い」
(09) 「心に覆いが無いために、心に恐れがない。すべての真理に違逆した心のあり方・妄想することから遠く離れ、大いなる平安の境地に至るのである」
(10) 「過去・現在・未来の諸々のブッダは、智慧の完成によって、この上なく正しい悟りを獲得したのである」
(11) 「このようなことから知るべきである 般若波羅蜜多の、この大いなる真言を。この大いなる智慧の真言 この無上の真言を。この比べるものが無い真言を」
(12) 「(この真言は)よくすべての苦しみを除くものである。真実であって偽りでないから、般若波羅蜜多の真言を説かん」。すなわちその真言とは、
(13) Gate Gate Pāragate Pārasamgate Bodhi Svāhā
[ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スワーハー]
(14) 般若波羅蜜多の核心を説く経おわる。



ご本尊真言(ごほんぞんしんごん)

各札所の「本尊真言」を三返唱えます。
各札所の本尊真言は霊場紹介を参照ください。


光明真言(こうみょうしんごん)
「光明真言」を三返唱えます。

おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら
まに はんどま じんばら はらばりたや うん


→[我と世界の根底から願う なすべきことを現実にする実行力よ あまねくゆきわたる存在力よ 生命に宿れる向上力よ 自他を大事にする生み出す意思力よ 苦しみを見のがさない観自在力よ 生きとし生けるものの幸いを 生き生きと活動あれ 努力あれ]

ご宝号(ごほうごう)
お大師さまの「ご宝号」を三返唱えます。

南無大師遍照金剛
(なむだいしへんじょうこんごう)




回向文(えこうもん)
「回向文」を一返唱えます。

願わくは此の功徳を以[もっ]て、
普[あまね]く一切に及ぼし、
我等[われら]と衆生[しゅじょう]と、
皆共に仏道を成[じょう]ぜん(ことを)


→現代語訳
願わくは私の行った善い行いの果報が、
この世のありとあらゆる存在すべてに行きわたり、
自分を含めたすべての人々と生きとし生けるものとが、
皆と共にあらゆるものに対しての慈しみの心を持ちつつ自らが勤め励む道を日々たえまなく進んでいきますように。




合掌礼拝(がっしょうらいはい)

「ありがとうございます」と述べ、合掌し礼拝をします。



各札所を讃嘆する「ご詠歌」やお大師さまの「ご和讃」をお唱えすることも推奨いたしております。

ご詠歌、ご和讃をお唱えすることにより、各札所やお大師さまの理解がより深いものになります。
お唱えする場合は光明真言の次が適当です。

大師堂での勤行はお大師さまがご本尊さまでございますので、上記次第の「ご本尊真言」を省略いたします。








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