日光山は関東の一大霊山です。
昔から将軍家など権力者や民衆にまで多くの信仰を集めてきた歴史があります。
特に江戸時代、輪王寺の住職に就かれた天海大僧正(慈眼大師)により大きく歴史が作られました。
天海大僧正が尾水天皇から拝観を賜った山王一実神道に基づき、徳川家康は日光東照宮に祀るようご遺言されます。
そして天海大僧正によって大権現とされました。

天海大僧正がいなければ現在まで発展を続ける江戸(東京)では無かったかも知れません。このお方が江戸の発展と平和に大きく貢献されたといってもよい程です。


輪王寺1

輪王寺2
写真の場所は輪王寺、東照宮と続く整備された山の坂道です。この地点でも相当標高があり、標高630mといわれています。空気が下界とは大分違っており冷えて澄み切っています。

輪王寺3

輪王寺6

輪王寺とは、ここのお寺や御堂だけでなくこの霊場一体の総称とされており、天皇家からお許しを受けた称号です。
その輪王寺の中でも、写真は黒門から現在50年ぶりに大修理されている三仏堂までの写真です。
修理中でも中に参拝できます。
階段が多いので歩きやすい服装をお勧めします。
日光山は御堂や文化財など非常に多く建立されており、写真で載せましたのはごく一部です。


輪王寺5

これから年末年始にかけて多くの方が訪れることと思います。
当事務所では子宝に恵まれた方や、ご成婚なさった方、昇進なさった方多くおられました。
皆様どうか良い新年をお迎えください。


お読みいただきありがとうございました。