こんにちは
早朝に雨が上がり
良いお天気の東京地方です
今日の写真はこちら
藤袴と書き、秋の七草のひとつ
写真でお気づきと思いますが、
花はそろそろ終わりの時期
雨の中、雫の重みでうつむく様子に
何とも言えない風情を感じました
足元が濡れて憂鬱になりながら
歩いていたのですが
思わず足を止め、
傘を地面に置いて撮影しました
雨が降る度に
冬へと季節が巡っていくのを感じます
今日は新作の製作へ訪越するお話です
来週火曜日からベトナムへ
行ってきます
2年ぶり3度目の訪越です
今回の訪越、本来は
1年前の今頃を予定していました
しかし計画を立て始めた頃から
突然体調が崩れ始め、
年明けにいくつかの検査をして
バセドウ病だと判明、
訪越は延期にせざるを得ませんでした
現在はかなり回復しましたが、
病が判明した当初は酷い症状に
太極拳を続けられないのではと
今思えばちょっと滑稽な位、
本気で悩んだ時期もありました
今は薬のおかげでかなり改善し、
病との付き合い方も理解できてきました
そうとなれば
あの混沌とした街へ
冒険に行く準備をしなくては
…と、周りを説得し
主人に休みを取って貰い(!)
訪越の準備を進めてきました
ところが一番肝心なデザイン画が
なかなかできず、
ジリジリした日が続いています
せめてベトナムで刺繍して頂く分の
デザイン画だけでも完成させないと
飛行機に乗れません!
目標6デザイン画の内、
やっと3つが完成したので
今日お披露目したいと思います
■蜘蛛
中国では蜘蛛を
「幸運が天から降ってくる象徴」としてきました
蜘蛛を喜蛛(きしゅ)なんて呼ぶ事もあるそう
今回は吉祥の図案としてだけでなく、
蜘蛛の巣の造形美を表現できたなと思って描きました
丸い雫は透明なビーズをつける予定です
■柳と燕
日本でもお馴染みの組み合わせですが、
中国では神聖な鳥のひとつであり、
春を呼ぶ鳥とされています
また、夫婦や兄弟の絆を表す等、
定番の吉祥モチーフです
デザイン画は燕のすーっと飛ぶ姿と
柳の枝葉が風に揺れる様を組み合わせました
今回は載せていませんが、
後ろの肩口にも柳の枝を入れようと考えています
■春蘭
蘭はその高貴なたたずまいと控えめな姿から
中国では高い品格の象徴とされてきました
勿論、子孫に良いことがあるようにとの
吉祥の意味もあります
日本でも江戸時代には既に大名達が楽しんでいたそう!
楚々とした花、細葉の曲線の美しさを
イメージして描きました
今回は載せていませんが、
後ろの肩口にも一花入れようと考えています
…いかがでしょうか?
心に留まったものありましたか?
図案の段階なので
色は生地の買付けによって変更しますし、
袖の長さも半袖になる場合があります
こんなデザインを予定しているのだなと
楽しんで頂ければ幸いです
今日もこれから気合いを入れて
デザイン画の続きを描きます
更に週末は太極拳イベントのお手伝い、
そして忘れ物の無いように訪越の準備も!
ギリギリまでバタバタしますが、
無事ベトナムへ到着しましたら
ブログ更新します
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