稲の一生③

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すでに3割以上の籾が芽を出していた4月28日。まだ理想的な鳩胸状態(籾の先が1㎜くらいぷくっと膨らんだ状態)になっていない籾も3割程度あったが、思い切って種まき作業を行った。

タイちゃんのブログ~長野の里山から~

手で触ってくっつかないくらいに陰干しした、約5kgの種籾。品種はコシヒカリだ。

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まずは苗箱に紙を敷く。苗箱には水を通せるよう細かい穴が開いており、紙がないと床土が落ちてしまったり、籾が穴につまってしまう。それらを防ぐため、薄い紙を敷く。

今年は電動の自動播種機を購入した。1年目は手播き。昨年までの2年間は手動の播種機を使用していたが、何せ僕は手先が不器用。どうしても均一に播けず、ばらつきを平均にしようとして播種量が増えてしまっていた。

播種量が増えると根が混み合い、がっしりとした苗が作れない。ヒョロヒョロで腰が据わっていない苗だと、田植え後の生育に影響し、悪循環となる。

三つ子の魂百までもと同じようなもの。赤ん坊の時にしっかりと教育しないと、ろくな大人にならない。稲作では苗半作(苗八作という人もいる)と言われるくらい、がっしりとした健康な苗を作ることはとても重要なのだ。

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作業工程としては次に土をバケットに落とし込み、床土を入れる。

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土入れ後の写真。

さらに機械で播種→潅水→覆土となるのだが、思ったほどスムーズにはいかなかった。種籾や土が苗箱のスミに乗ったままだったり、床土(=下の土)や覆土(種籾の上に被せる土)が多過ぎたり少な過ぎたり。けっこう手作業を要した。


それでもトラブルなく、無事に播種作業を完了できた。

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播種を終えた苗箱を苗床に移す。

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快晴ながら北風が強く、奥の妙高山は雪で真っ白。

アーチにビニールハウス用のシートを被せて作業終了。潅水して水を含んだ苗箱は1枚当たり5Kgほど。1枚1枚重ねては移動を繰り返し、情けないが、翌朝はさすがに腰痛がひどかった。

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これは今日の苗床の様子。天気が良く気温も上がり、午前10時には苗箱の土の温度が30℃に上がっていた。これが40℃にでもなろうものなら焼死しかねない。天気、気温によってシートを全開にしたり、少しだけ開けたり、閉じたり、とにかく付きっきりだ。

赤ん坊たちを育てているのだから、当たり前。

順調に行けば、播種から10日前後(=来週水曜)に芽が1㎝くらいになる。さて、ちゃんと芽が出揃うか、ドキドキワクワクの時が続く。











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