おどおど

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誰の足跡かな?僕のじゃないけど………。

タイちゃんのブログ~長野の里山から~
計雄(かずお)じいさんと健一兄さんに確かめたところ………、熊だそうな………。お家は目の前の藪の中だったりして…………。こわーーっ(T_T)

家に機械を取りに行こうとした途中の事だった。計雄じいさんの畑にじいさ
んと健一兄さんがいらしたので、相談した。僕が足跡がこうこうこういう形だ、と説明し
たところ、じんさんも兄さんも「熊の足跡に違ぇねぇ」と意見が揃
った。

理由は…熊は人間のげんこつのような形をしているとか。その通り
だった。イノシシやカモシカなら、爪の後が残るそうなのでそれら
とは違う。それで、明らかに熊だ、という結論に至った次第だ。

ここらで熊が出たのは2年ぶりのこと。周囲の方々の話を総合す

ると、前回は、翌日に取ろうとしていたトウモロコシ(スイートコ
ーン)やスイカなどが、その直前に食べつくされたそうな。しかも
まだ未熟の者は食べず、本当に完熟したものだけを選び、さらにス
イカなら人間が食べたかのように皮に近い部分は残し、甘いところ
だけをキレイに食べられたとか。

そもそも熊は、鼻がとても良くて手先が器用で、利巧な動物なの
で、甘くて美味しいものしか食べられなかった。なのに、うちの畑
だってまだ何も育っていないのに入って来た。下見はするというけ
ど、それにしても早すぎる。

同様に、3日前、写真の畑から二百メートルくらい先の計雄じい
さんの畑では、まだ青々とした桃がたくさん地面に落ちていた。じ
いさんと僕とでやられた桃をかじったのだが、とても酸っぱく、「
誰の仕業だやらー?」と互いに不思議がっていた。本来であればピ
ンクに色づいたものを食べるはず…。

それが今日は枝が折られ、足跡があった。人間のげんこつのよう
な形のものが―。「熊の仕業だ」…と計雄じいさん。

じいさんの説によると、親からまともな教育を受けていないまま
離れ離れになって、熊(多分に小熊)も自分でどうしていいやら分
からず、とにかく食べ物欲しさに、いろいろ漁ってるんだろう、と
のこと。可能性としてその確率は高そうだ。

熊は本来、臆病な性格らしく、暗闇でぶつからない限りは滅多に
人に襲いかかったりはしないらしい(冬眠前の母熊は容赦ないらし
いが)。普通は夜分は懐中電灯を照らすか、鈴か笛を鳴らせば熊は
自分から逃げていくもの、視界の良い開けた道を通る、などなど熊
の生態が分かっていたのだが、それが通じない可能性がある。

つまり、今回出没している熊は、人間が知る限りの常識を外れた
行動を取るかもしれない。予測不能―。しかも、何人かの意見が一致した所、その熊の巣は「昔の診療所の裏手」辺りらしい。

豆を多く植えてある僕の畑の目と鼻の先…。健一さんからは「朝方と日暮れ時は近づかない方がいいぞ」と…。機械での作業ならまだ、音を立てるので良いのだが、しゃがんで背中を向けて、後ろから熊に襲われてはたまらない。

畝の草取りが終わっていないのだが、かといって、このところの昼間の暑さの中、草を取っていたら、夏に負けてしまいかねない。

熊…獣…、それはここで暮らす人間に
とっては、とてもおっかなく、脅威である。

追記:この場をお借りして、6月15日、畑に豆を移植する際にお手伝い頂いた方々に、管理が行き届かず、心よりお詫び申し上げます。
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