筋肉の拘縮について、コリとの違いを明確に。 | 西荻窪にある大安吉日治療店のブログ

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「 自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である 」

 

 

 

 

さて今日はもうちゃんとした身体に関する機能解剖やるよ。

 

やる気があるよ今日はね。

 

硬結と拘縮。ここの違いをきちんと言語化できるレベルで理解しているのかって、かなり大切。

これを明確にするのって、ハッキリ言って面倒よねw

 

 

 

 

 

ちなみに言語化できるってのは

 

ただ単に人に説明できるんってよりは、もう一歩上のそのものを知らない人にも

説明する事によって、理解させる。そこまでいっての言語化です。

 

 

 

 

 

 

さて硬結と拘縮。

 

ほんじゃまず硬結。

まぁぶっちゃけ、硬結の方はいわゆる皆さんが想像している筋肉のコリですよ。

って簡略化して良いとも思うんだけどね。拘縮との対比の為に。

 

ここで筋スパズムってのも出すと、ややこしいよね。マジで。

 

ちなみにこの辺の知識って人や、習った場所によって違うと思っている人いませんか?

はたまた国家資格をとるための学校だから、ちゃんとしているとかさ。

 

 

これはかなりズバリなんだけど

たぶんこれね、教科書(資料)そのものの年代によって

 

解明される前(過去)

解明されかけてきた時期(過去。だけど今現役の人が勉強中の時にかぶってる率高し)

解明された後(時間的には2004年あたりちゃうかな?)

解明されて浸透してきた(まだ来てない未来)

 

この辺だと思うんだよね。マジで。

 

 

だからさ例えば

筋スパズム≓筋硬結みたいになっている人もおるでしょ?

 

でも今は

筋スパズムの中に筋浮腫があって、その中に筋硬結(筋ゲル・芯)というもんがある。

ここにトリガーポイントが入ってくる。

 

この辺がいい塩梅の内容になるんじゃねーかな?

 

これをもとにね、コリと住み分けするってのが大事だよね。

 

spasm(スパズム)は攣縮(れんしゅく)を意味し筋肉の線維が持続的・不随意的に収縮しつづける状態やって。

つまり筋スパズムで



手術後の術創周囲組織や陳旧性の軟部組織損傷など、急性期と慢性期ともに認められる筋の病変である。

 

って言い方になったりするけど、こんな硬い文章だと読みづらくてあかんわな。

 

 

 

 

 

 

さらに余談だけど

整形外科で「軟骨がすり減っている」「椎間板が出ている」「ヘルニアです」などと言われた方の中にも、実はMPSが原因だったということも多々あります的な。

 

トリガーポイントの流れから、MPSが入ってくることで話が脱線しがちよね。

 

※ちなみにMPSっちゅーのはさ、 筋筋膜性疼痛症候群の略ね。

 

 

 

 

 

コリを定義する時に

 

筋収縮が元の長さに戻らなくなったもの。これとか、かなり良い線じゃない?w

 

この定義付けだと、TPの話や拘縮の話、スパズムにも対応しやすくね?

 

 

例えばさ

 

普通の筋収縮を、こう言えば良いしさ

 *収縮 

収縮するときは運動神経線維の末端からアセチルコリンが放出され、筋線維から終板電位が発生します。    

それが引き金になって、筋線維から活動電位が発生します。

 

活動電位が筋線維の横行小管に伝わると、筋小胞体の終末槽からカルシウムイオンが細胞質(筋奨)内に放出され、太いミオシンフィラメントの間に細いアクチンフイラメントが滑り込んで収縮します。    

 

これは正常な筋肉・神経活動で普通の動きです。 これにより正常な人体活動は行われています。    

 

言わば筋肉のコントロールされた正常な動作と言えます。

的なね。

 

 

 

 

 

ちなみにこの辺をいれると、とっちらかるけど一応目を通しておいてや。

 

 

ちなみにね、我々の業界人はスパズムって言うと「筋スパズム」を思い浮かべる人がほとんどやと思うけど

 

お医者さんは、血管も平滑筋という筋肉やけん、スパズムを起こす(血管攣縮)。スパズムと言うと、ほとんどの人が血管スパズムを思い浮かべるみたいよ。

 

 

 

さて話を戻すけどね。

筋硬結を、筋肉の硬いコリですよ。って肩こりをマッサージしながら言うのじゃ、つまんないじゃん。

 

 

 

筋の硬結も

2つに分類できるんちゃう?
①血流障害や交感神経系の緊張が加わり関連痛や副交感神経現象を引き起こす潜在期筋硬結

 

②自発性関連痛や交感神経緊張現象を特徴とする活動期筋硬結が形成される

 

でもさ、この辺は案外、解明されかけた時期の内容よね。MPSからのTPでだいぶ話が簡略が出来る気がする。

 

だってさー

ストレス→交感神経優位→血管収縮→筋肉こる→痛い→ストレス・・・のサイクルが成り立つしなー。

 

 

またさー現場的にはカイロ系の手技で、関節包内の異常を緩和する事で

一気に筋に変化が起きる事もあるやん。

 

だから、やっぱり困った時は「真皮、筋膜、関節包」やねん。

 

 

だから硬結の定義づけの時に、硬結に至るまでの原因がともなってないよね文献的には

 

その辺が最新式に整理整頓された内容の本を作らなあかんのにね。

 

MPSと自律神経系と整形外科的な術後の症状を読みやすく章ごとに分けて結論。

うーん、ややこい。w

 

 

 

原因と状態の間が、簡単にイコールでむすべないってのがこういうゴチャゴチャした文章を作るんでしょうな。

 

 

 

学生時代にアクチンやミオシンと色々言われたのが、ここにきてあんがい役に立つってのも面白いもんだね。

 

 

次回もうちょっと細くと、拘縮について書きたいと思います。4649!