2016-02-12 10:33:07

病院のショートショート

テーマ:■ミッション・ビジョン




こんにちは、今井です。

昔の資料を整理してたら、
中高生の頃に書いた小説が出て来ました。

当時はショートショートが好きで、
マネ事で書いておりました。

というわけで、今日は1つ掲載します。

↓↓↓↓↓↓↓↓

内木は病院に来ていた。
どうも風邪をひいたらしいのだ。

鼻水をすすりながら待合室で呼ばれる
のを待っていた。

ふいに自分の名前が呼ばれ、彼は診察室
に入って行った。

そこには黒ぶちで度のきつそうな眼鏡を
かけた医者がいた。

「どうしました?」

内木は鼻水をすすりながら答えた。

「どうも頭が痛くて、鼻水が止まらなくて、
悪寒もするし・・・」

「熱は?」

「ありました。8度5分です」

「それは、もしかしたら今流行の伝染病
かも知れませんなぁ」

内木は驚いて「えっ」と声を出した。

「まぁ、上を脱いでください」

内木は不安だったが言われるがままに
服を脱いだ。医者は聴診器を当てた。

「ふむふむ。これは命にかかわりますなぁ
危ないですぞ」

「そ、そんなぁ。ただの風邪だと
思っていたのに・・・」

「風邪?そうですなぁ、風邪と言うことに
しても良いのですが・・・」

「は?どう言うことですか?」

「あなたが風邪だということにするのです。
今の医療技術ならそれぐらいできますよ。

同時にあなたの記憶も消して、病院に来て
ただの風邪だと言われたという記憶を
新しく植え付けることもできます。

しかしですなぁ、少しお金がかかりますぞ」

医者はニヤッとして歯を見せた。

内木はそうしてくれと頼んだ。

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

コメント

[コメントをする]

コメント投稿