機能編 各機能の解説 その1 | スマフォってなんだ!?

スマフォってなんだ!?

こちらはスマートフォンの専門解説ブログです。

いまさら聞けないスマフォの素朴な疑問(´ρ`)
スマフォ購入前の基礎知識や選び方(`・ω・´)
色々やってみたいけど、いちいち調べるのは面倒(´・ω・`)

そんな方々のための解説ブログです。

読者の皆様こんにちは。

今回はスマートフォンの各機能に関する解説です。
スマートフォンの機能は、
今までの携帯電話にもついていた代表的な機能から
あまり聞き慣れない機能まで色々ありますよね。
そんな数ある機能を一挙に解説していきます。

なんとなーくしかわからない機能
もしかしたら勘違いしているかもしれない機能

そんな疑問を解決していきます

まずは機能一覧をご覧ください
≪全ての機種に搭載されている機能≫
・マルチメディアプレイヤー(音楽や動画再生)
・PDF、ワード、エクセルファイルの閲覧
・カメラ
・GPS
・bluetooth
・Wi-Fi

≪機種によっては搭載されている機能≫
・Felica(おサイフケータイ)
・赤外線通信
・ワンセグ
・防水
・テザリング

代表的な機能は以上です。
この他にも、製造メーカーやキャリアによって、
独自の機能が搭載されている機種が多々ありますが、
今回はキャリアやメーカーに関係なく
スマートフォンとしてついている機能を解説していきます。

項目がたくさんあるため、
今回は全ての機種に搭載されている機能を解説します。

◆マルチメディアプレイヤー
いわゆる音楽や動画を再生するプレイヤーの総称です。
一言で音楽ファイルや動画ファイルといっても、
実はその種類(厳密に言うと規格)はたくさんあります。
見た目が同じでも、中身はちょっと違うということですね。
例えると、同じカップラーメンの形をしていても、
中身は味噌だったり醤油だったりという感じです。
人によって、好き嫌いがあるように、
機械にも対応しているものとしていないものがあるということです。

代表的な種類として、
音楽→【mp3】【WMA】
動画→【mp4】【AVI】【FLV】
などがあります。

上記のファイル形式はほとんどの機種で再生可能な上、
音楽や動画の形式はおおよそこの種類に該当しますので、
あまり深く考えなくてもいいとは思います。

ただし、注意するべき点が2つほどあります

まず1つは【FLV】形式のファイル
これは、FlashVideoと言われる種類になりますが、
機種によっては対応していない場合があります。
主にウェブ配信されている動画で使われている種類なので、
詳しい方でもない限り、使うことはない種類ですが、
万が一、再生したい動画の種類にこれが含まれている場合は
確認した方が良いです。

2つ目は今までの携帯で使用していた着うたなどの流用です。
著作権がないものは旧携帯→パソコン→スマートフォンの流れで
ファイル自体の移動は可能ですが、
着うたとしての設定はおろか、再生すらできない場合があります。
その為、スマートフォンに変えた場合は、
パソコンに入っている音楽を
スマートフォンに移動させて、着信音などに設定します。
パソコンに音楽などが入っていない、もしくは持っていない場合は、
今までの携帯同様
着うた配信サイトに登録をして、ダウンロードする形となります。
しかしこれは月額会員制の為、非常にもったいないです。
せっかくスマートフォンにしたのですから、
レンタルでもなんでも好きな音楽をパソコンに入れて、
好きな曲をスマートフォンの着うたに設定しましょう。
その設定方法については、また後日詳しく解説します。

◆PDF、ワード、エクセルファイルの閲覧
これも全てのスマートフォンに搭載されていますが、
注意点としては、
全機種共通機能は、ファイルの閲覧までということです。
ワード、エクセルファイルについては機種によって、
編集できる機種とできない機種があります。
普通に使う分には全く使わない機能だと思いますが、
仕事で使われる方などは確認が必要ですね。

◆カメラ
いまや携帯電話には欠かせないものとなったカメラ機能。
これの判断基準などは旧機種と大して変わりません。
ただ、高画素数のものを求めている方に注意点があります。
引きのばしてプリントアウトやパソコンなどに転送して
加工するのであれば話は別ですが、
携帯電話上でのみ閲覧や編集などを行うだけの方であれば、
500万画素あれば十分すぎます。
また、その程度の画素数であっても、海外製のモデルは、
液晶が綺麗なため、カメラの機能以上に綺麗に見えます。
当然画素数が上がれば、やはり綺麗は綺麗ですが、
そこまで求めないのであれば、
他の機能を犠牲にしてまで、高画素数を選ぶ必要はないですね。

◆GPS
この機能もスマートフォンに限らず、
携帯電話としては代表的な機能の1つとなりましたね。
これについても全機種共通でついていますが、
それに付随するナビシステムに関しては、
各メーカーやキャリアによって異なります。
海外製のスマートフォンでは、
パソコンでおなじみのgoogleナビが搭載されているため、
非常に利便性が高いです。
国内モデルについては、
キャリアやメーカー独自のものが多いですね。
使わない方にとってはどうでもいい機能ですが。

補足ですが、カメラ機能とGPS機能の連携により、
撮影した写真にGPSデータを記録する事が出来る機能が
標準で搭載されており、旅行先などで撮影した写真が、
どこで撮影したものかを記録する事も出来ます。

◆bluetooth
パソコンに詳しい方であれば、だいぶ聞き慣れているかもしれませんが、
まだまだ一般にはなかなか知れ渡っていないこの機能。
実はいままでのガラケーにも
機種によっては随分前からついていた機能です。

簡単に解説をしますと、
赤外線通信の進化版です。
電話帳などのデータの送受信はもちろんですが、
bluetooth対応の無線機器との接続が可能です。
たまにワイヤレスヘッドセットなどという言葉を
耳にした事がある方もいらっしゃるでしょう。
それはこのbluetooth機能を使い、
無線でイヤホンマイクと携帯を接続できるというものです。
着信時に電話をとるボタンが付いているため、
着信時、携帯電話を取り出し、操作をすることなく、
ワンタッチ&ハンズフリーで会話が可能です。
車の運転をしながらや、良く出先で
電話を出る方などには大変便利な機能ですね。
他にも、パソコンと同じキーボードを接続したり、
スピーカーを無線で接続したりなんて事もでき、
その用途は非常に幅広いです。
ただ、bluetooth対応のワイヤレス機器は
まだまだ価格が高価なものが多いため、
なかなか手が出せないのが現状ですが。

ここで1つ注意点を解説します。
それは一言にbluetooth機能搭載といっても、
接続できる機器は本体によって異なるという点です。
bluetoothにもバージョンがあるので、
それの違いというのもあるのですが、
大きく違うのは、対応プロファイルが違うということです。
この対応プロファイルによって、つなげられる機器が異なります。
また、対応しているプロファイルによって、
機器につなげるだけでなく様々な機能が利用可能です。
(転送できるデータの種類なども対応プロファイルにより違います)
各キャリアの製品紹介ページのスペック一覧をみると載っています。
(記載されていない場合、サポートセンターに聞いて確認してみましょう)
主なプロファイルと機能は以下の通り

≪代表的なプロファイル≫
HSP(Headset Profile)
ワイヤレスヘッドセットと通信するためのプロファイル。
本体側からの音声はモノラルだが、マイクの送受信が可能

HFP(Hands-Free Profile)
ヘッドセットを使用してハンズフリー会話をするためのプロファイル。
HSPの機能に加えて、発着信機能を持つ

A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)
音声をワイヤレスヘッドセットに転送するプロファイル。
これによりステレオでの音声を出力可能

AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)
各メーカーのAV機器のリモコン機能を実現するプロファイル

OPP(Object Push Profile)
名刺データの交換に使用するプロファイル

PBAP(Phone Book Access Profile)
電話帳のデータを転送する為のプロファイル

HID(Human Interface Device Profile)
ワイヤレスのマウスやキーボードを接続するためのプロファイル

GAVDP(General Audio/Video Distribution Profile)
A2DPの基礎として機能するプロファイル

HDP(Health Device Profile)
健康管理機器同士を接続するためのプロファイル

代表的なものは以上ですが、
他にもプロファイルはたくさんあります。
(いずれ詳しく解説しようと思います。)
ヘッドセットなどはほぼどの機種でも接続可能ですが、
ワイヤレスのキーボードやマウスを接続したい場合は、
HIDのプロファイルが必要だったりするので、
こういった機能を利用する際は、確認が必要です。

◆Wi-Fi(わいふぁい)
これは文字だけでは、なかなか解説しづらいので、
まずは下図を参照してください。

↓図参照

感の言い方はこれである程度ご理解いただけると思いますが、
詳しく解説しますので、ご安心くださいませ。

まず、注意していただきたいのは、
Wi-Fi機能とはあくまで無線の子機側の機能という事。
インターネットの電波を受信できるだけということですね。

ご自宅でパソコンを使っている方の中には、
パソコンとインターネットを無線で接続している方が
いらっしゃると思います。

判断方法としては↓のケーブルです。

ささっている場合は有線、ない場合は無線接続となります。
接続されている場所は本体により異なりますが、
主に側面や背面にささっています。

少々ずれましたが、要するにこの
パソコンとネットを無線で接続している方法で、
スマホにもインターネットに接続ができる
というのが、言わずと知れたWi-Fi機能になります。

図の右上にある無線LANルータによる接続が、これに該当します。

では、下2つはどういうことかといいますと、
順に解説していきましょう。

まずはモバイルWi-Fiルータについて。

家電量販店の携帯コーナーや
各キャリアショップなどで、
こういうのを見たことある方がいらっしゃると思います。

↑こういうの

これがいわゆるモバイルWi-Fiルータと呼ばれるものです。
(ポケットWi-Fiルータとも呼ばれています。)

自宅にある四角い箱上のものが据え置きなのに対し、
これは携帯して持ち運ぶ事が出来ます。

自宅にあるルータは自宅そのものにインターネットの回線を
引っ張っていますから、自宅以外では使うことができません。

しかしこのモバイルWi-Fiルータというものは、
携帯電話と同じように、空気中に漂う電波をキャッチし、
それを飛ばしてインターネットに接続する事が出来ます。

画像はイーモバイルのものですが、
ドコモやau、Softbankでも取り扱っています。
たとえばドコモから出ているものであれば、
ドコモの電波を使用してインターネットにつなぐ事が出来ます。

図で説明すると以下のようになります。
↓ 自宅の無線LANルータとモバイルWi-Fiルータの違い


モバイルWi-Fiルータの解説は以上です。

最後に公共のアクセスポイントについて。

これは公共無線LANサービスと呼ばれるもので、
接続方法としては、自宅の無線LANと全く変わりません。

自宅にある無線LANルータと同じものが、
喫茶店やレストランにもあると考えて頂ければ、
わかりやすいと思います。

しかしこれを利用するには、
各サービスとの契約が必要になります。

代表的な公共無線LANサービスは以下の通り
()内は提供している会社

ドコモ公衆無線LANサービス(NTTドコモ)
ソフトバンク Wi-Fiスポット(ソフトバンクモバイル)
フレッツスポット(NTT東日本、西日本)

他にもこのサービスを提供している会社は多数あります。
それぞれ接続できるエリア(アクセスポイント)が異なり、
使用するためには、各社と月額契約をする必要があります。

利用料金は月300円から500円前後とそこまで高くはありません。
回線スピードが光回線と同等のスピードで利用できるため、
よく利用する喫茶店やレストランなどがある場合は、
契約をした方が、スマホの利用がより快適になりますね。
(※提供する会社により利用できる喫茶店が違うため、
契約する際は各社のHPでエリアを確認してください。)


長くなりましたが、
全てのスマートフォンに対応する機能の解説は以上となります。

図が分かりずらい、いやこれは違うだろ
といったご意見ご要望などありましたら、
どんどんコメント頂ければと思いますので、
よろしくお願いします。

次回は、機種によって有無が異なる機能を解説していきます。