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2016年09月05日(月)

新トンネルの名称は「沼津アルプストンネル」です

テーマ:今月の雑感

 国道414号線(静浦バイパス)の下香貫・大平間のトンネル名称が「沼津アルプストンネル」に決まりました。

 

 414号は全国屈指の観光地、伊豆半島の下田市と沼津をつなぐ幹線道路であり、日常生活はもとより、観光シーズンには観光地伊豆へのアクセス道路として、重要な役割を担っています。

 

 しかし静浦地区では、朝夕の通勤時間帯や観光シーズンを中心に、慢性的な交通渋滞が発生し、車両の通行に支障をきたしているとともに、南海トラフ地震の津波被害想定における、津波浸水域内に位置していることから、静岡県では、安全・安心な道路環境の実現のため、静浦バイパスの整備を進めています。

 

 平成4年の都市計画決定以来、下香貫・大平地先の用地補償費は、79億6千万円。すべての買収が終わり、平成25年度から1177メートルのトンネル掘削を開始しました。トンネル内の幅員は、車道・自転車道・歩道を含み、全27メートル。トンネル部分の工事費は39億6千万円の巨額になり、供用開始は平成30年代の初期が予定されています。供用開始を前に、県沼津土木事務所は「(仮称)静浦トンネル・トンネル名検討委員会」開催し、トンネル名を「沼津アルプストンネル」とすることに決めました。

 

 沼津アルプスは、香貫山・横山・徳倉山・鷲頭山・大平山を結び、広く山岳愛好家に親しまれた低山ですが、その中の徳倉山をくりぬき、下香貫と大平を結ぶ地域にとって、重要な交通基盤整備となります。供用まで3年余の期間がかかりますが、沼津南部地域の発展に欠かすことのできない事業です。一刻も早い開通が期待されます。

 

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2016年08月08日(月)

静岡空港の新幹線新駅は設置可能か?

テーマ:今月の雑感

 静岡空港が開港して7年目を迎えました。


 静岡県では、開港前から直下に走る東海道新幹線に、空港新駅を作る構想を描きました。新駅構想は、石川前知事時代からの、県の肝いり政策の一つでありました。川勝知事は、昨年度から県交通基盤部に新駅担当理事を配置したり、実現可能性を探る有識者会議を開いたりして、東京五輪が開かれる2020年までの開業を目指すと、県議会で所信表明してきました。


今年2月には県の有識者会議が空港直下に新駅を建設する案をまとめ、技術的には施工可能と判断しました。県では建設工事費が、400億円強になるとの県独自の試算を初めて公表しました。ただ、JR東海は、空港新駅構想には一貫して否定的で、俎上にすら上がっていません。


今年度県の当初予算では、10億円が新駅に関する費用とされ計上されていますが、JRとの協議は進まず、その予備費は宙に浮く形となっています。


リオ五輪の只中であり、いよいよ次は東京オリンピック・パラリンピックです。前回の東京五輪ではさまざまな大型インフラ整備が進み、東海道新幹線の開業が大きな目玉となりました。1959年に着工し、1964年に開業した東海道新幹線は県内に、熱海・静岡・浜松の3駅が設置され、その後三島駅、そして新富士駅・掛川駅が設置されています。知事は、次の東京五輪開催に合わせて、新幹線新駅を作ると公言しています。


新駅は起工式から開業するまで4年の年月が必要で、本当に新駅を設置するならタイムリミットになっています。JRとの協議が進まない中、新幹線新駅構想にどう取り組むのか、県の姿勢が問われます。夢物語になるなら、この間の論争はなんだったのか最終判断の時を迎えます。



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2016年07月05日(火)

沼津駅高架化事業に、川勝知事が不退転の決意

テーマ:今月の雑感

 六月定例県議会の所信表明で川勝知事は、沼津駅高架化で推進姿勢を鮮明にし、下記のような決意を述べました。これにより沼津駅周辺総合整備事業は大きく前進します。


『沼津駅周辺総合整備事業についてであります。


この沼津駅周辺総合整備事業は、沼津駅周辺の交通問題、南北市街地の分断等の問題の解消にとどまらず、鉄道高架により生み出される土地を活用し、県東部地域の拠点にふさわしいまちづくりの実現を目指す、極めて重要な事業であります。その必要性につきましては、十分に時間をかけて地元の皆様の御理解に努めてきたところであり、もはや反対する理由はなくなった、と考えております。


私自ら、現場に幾度も赴き、地権者の御意向を伺い、日本貨物鉄道株式会社に働き掛けました。その結果、地元の皆様に受け入れていただける実質待避線として、JR貨物に御同意をいただいたところでございます。


沼津市原地区の新貨物ターミナルにつきましては、沼津市が平成二十九年度末までに、用地取得を終えるとの目標を示しており、用地交渉は、まさに正念場であります。今後、沼津市とともにこれまで築き上げて参りました信頼関係を生かし、誠意をもって交渉を進めれば、必ずや必要な用地を御提供いただけるものと信じております。また、用地取得と並行いたしまして、工事に必要となる技術的な検討業務を進めており、来月には、新車両基地、新貨物駅に続き、鉄道高架区間の調査設計業務を東海旅客鉄道株式会社と契約いたします。


沼津市による用地取得完了後は、直ちに工事に着手できるよう、引き続き、準備を進めるとともに、早期の事業完成を目指し、不退転の決意をもって取り組んでまいります。』


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2016年06月09日(木)

先進国首脳会議が残した静岡への課題

テーマ:今月の雑感
オバマ米大統領の広島演説で、G7の政治ショーが終わりました。現職米大統領の広島訪問は米国世論を抑え、歴史を直視する責任を果たしたと評価され、記憶「風化されず」の表現で世界のメディアが注目しました。

2016サミットの開催に当たり、平成26年から総理官邸は、サミット開催希望都市を募りました。広島・神戸・名古屋・静岡・仙台・新潟・軽井沢の6市1町が名乗りを上げ、2年間サミット会場の誘致合戦を繰り広げたわけです。

それぞれの都市には誘致をする明確な理由があったと思います。広島は原爆投下、神戸は阪神大震災、名古屋は自動車産業の牽引都市、静岡は富士山世界遺産、仙台は東日本大震災の復興、新潟はユネスコの和の食文化の原点、軽井沢は世界のリゾート、どこもが切り札を持っていました。

しかし、官邸の考えは、スタートから、広島ありきで進んだといわれます。オバマ大統領は「核兵器なき世界」でのプラハ宣言でノーベル平和賞を受賞しています。その、現職アメリカ大統領を広島に招き、サミットの開催が当初からの夢だといわれました。しかし、アメリカは大統領選挙を控え、今回の広島訪問で落ち着きました。

伊勢志摩サミットは、広島なき後の安倍総理の究極の選択だったといわれています。

アメリカは、日本と世界の核廃絶への世論を考慮し、ぎりぎりの広島訪問となりました。やはり、歴史的訪問と評価されたゆえんです。ところで、首脳会議に先立ち、外務大臣会議・農林大臣会議・エネルギー大臣会議・財務大臣中央銀行総裁会議など、関係閣僚会議が開催されました。

なぜか、開催都市は、サミット誘致に手を挙げた、市町が選ばれましたが、残念ながら、静岡は名古屋とふたつ、選に漏れました。今後理由を尋ねていくつもりでいます。

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2016年05月28日(土)

有徳の人づくりが教育振興基本計画として示されました

テーマ:今月の雑感
 「富国有徳」は石川前知事が掲げた静岡県政の基本方針として、広く県民に理解された言葉です。

 この造語の発案者は、小渕内閣の「二十一世紀日本の構想」懇談会の設置に際し、委員として迎えられた川勝現知事で、懇談会の座長としてまとめた報告書に「富国有徳」の概念が、盛り込まれました。

 その後、小渕総理の死去を契機に、国レベルではこの言葉が失速していきましたが、この思想に同じく共鳴していた石川前知事が、これを静岡県に継承する形で、静岡県政のキャッチフレーズとして「富国有徳・静岡の挑戦」を掲げ、総合計画(平成14年4月策定)に盛り込んだのが始まりです。
 
 川勝知事は県政の羅針盤として、その理念を受け継ぎ、今日に至っています。

 ところで、改めて、「有徳の人づくり」大綱が本年2月に新たな教育振興基本計画として示されました。 “社会総がかりの教育の実現に向けて ”をサブタイトルに、有徳の人づくり宣言です。教育における地方創生を実現し、気品をたたえ、調和した人格を持ち、また「富士」の字義にふさわしい物と心の豊かさをともに実現する「有徳の人」を育成するため、

一、「文・武・芸」三道の鼎立を実現します。

一、生涯にわたって自己を高める学びの場を提供し、多様な人材を生む教育環境を実現します。

一、地域ぐるみ、社会総がかりの教育を実現します。

有徳の人づくりについて、川勝知事は県政の基本方針として掲げてきておりますが、焼き直しの印象はぬぐえません。

川勝知事は、ブレずに一貫して取り組んでいる、と言うかもしれません。


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