電車乗り換えの為に知らない国の駅で降ろされて
聞いたことの無い言葉を話す人から
聞いたことの無い通貨でチケットを買いました
自分が今どこの国におるのかさえ
わかってないような人間1人でも何とかなるんです
凍えながら電車の中で2回朝を迎え
寝不足で超ぐったりしながらハンガリーの宿に向かいました
とにかくお腹が空いていたので近くのレストランで
伝統のハンガリー料理パプリカと牛肉の煮込みとハンガリービールを飲んで
次の日の朝 空港に向いフィンランドに飛びました
ムーミンの故郷フィンランドには日本人観光客がいっぱいです
私はフィンランド惹かれず普通にスルーしたけど
この観光客達は一体何して遊んだんだろう
もしかしてこの国って面白かったんかな…
と思ったけど空港の様子から察するに
私好みではなさそうです
しかも高い
33番ゲート フィンエアー名古屋行き発見
間違えて乗ってしまいたい
その数時間後
同じゲートからインド行きに乗って
デリーに到着そこから国内線でバラナシにやってきました
TAXIを使って速やかにエアコン付の宿に向かい
そしてベットでぐっすり寝て体力回復と夢に描いていたので
空港TAXIの人に安くしてくださいってお願いしたら
お金が無いならバスに乗って行きなさいと正当な返事が返ってきたので
そりゃそうかと納得して空港バスに乗りました
インド人男性7人と私1人
バスが満席になったら出発らしく
およそ残席数 32
32人埋めようと思ったらあと何時間待てばいいのやら…
既に1時間以上このバスで待っていた7人のインド人男性達はしびれを切らし
苛立って怒鳴り始めました
衰弱している私をよそに 男性陣はわんやわんやとヒートアップして
このバスを降りてみんなでTAXIを割り勘して町まで行った方が早くて安いぜ!
と賢い事を言い出し
チケットの金を返金してもらう為にみんなで警察まで抗議に行こう!
そーだ!そーだ!と一致団結。
みんながバスを降りていくのをボーっと見ていたら
最後の男がおい!ジャパン!カモーン!と叫びました
えーーーーー…
外47度 荷物重い 眠い 疲れた ちょー面倒臭いんですけど…
抗議する元気もないし どーでもいいから早く寝たいなぁ…
と思いつつ熱き7人のインド人の抗議を半目で見守り
なんやかんや色々あってやっとここの宿にたどり着きました
期待したエアコンは停電で使えず
ベットはマットレスなしの木製でシーツも無いけど
そんな事はもーいいんです
電気がつかなくてもいいんですよ
もーいいの 寝れたら
なので寝ます
おやすみなさい