ほっと、break ~ 小説にトライ!編 -sowa4
クローバー突然、僕の目の前に信じられない光景が飛び込んできた。


まさか、アイツ―――


たった今までゲームに熱中していたはずの少年がおもむろに席を立ち、

ものすごい勢いで電車から駆け降りようとしているではないか!


バカなっ!お前はいま、敵の真っ只中にいるんじゃなかったのか?

ちゃんとセーブはできているのか?!―――


そんな思いで、走り去る少年の後ろ姿をほうぜんと見送りながらその手にしっかりと握りしめられたゲーム機に目をやると、ゲーム機のフタが――閉じている。しかもご丁寧にそれまで耳につけていたイヤホンのコードをグルグルに巻き付けて。


ってことは・・・しまった!! なんてこった!

アイツは少し前から降りる準備をしていたってことじゃあないか!

目の前の女性に気を取られ、すっかり見落としてしまっていた。

アイツの座っていた席までの距離は車内のベンチシート約1つ分ってとこか。


遠すぎるっ!!―――


今動いても、もう間に合わない。

ほら、そんなことを考えている間に空席に気づいた1人の男性がスタスタと席に歩み寄り、あっけなく座ってしまった。


もういい。そんなことはもういい。

今は目の前のこの女性に集中しよう。

だってほら、彼女は自分のカバンに手をかけて、今にも立ち上がりそうな態勢ではないか。

わざと視線を外し、壁際の広告を眺めているかのようなぎこちないフェイクで僕が見守る中、彼女はカバンの中に手を入れ何か(きっと定期券だ―――)を取り出しつつ、その重い腰をゆっくりと上げ始めた。


ほらきたっ!僕の予想通りだ。立った。とうとう彼女が立ち上がったんだ!やったぞぉー!


ハイジ、人が立つってほんとイイーーっ!!―――クローバー


                   ――――――つづく

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ほっと、break ~ 小説にトライ!編 -5







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ユン・ソナ ・・・いやいや、キム兄ぃ ・・・いやいや、キム・ヨナすごいよなヾ(@°▽°@)ノ

でも真央ちゃんもよく頑張った!

堂々の銀メダル素晴らしい。


試合後のコメントで、競技中ちょっとつまずいたようなミスについて、『氷の溝にはさまった』らしいけど、それをリンクのせいにせず自分の力不足だと非を認めてしまう謙虚な姿勢も潔く素晴らしかった。


さて、次は4年後のソチを目標にそっちを頑張って欲しい。ニコニコ

しかし4年経っても23歳だなんて、うらやましい音譜


 
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ほっと、break ~ 小説にトライ!編 -sowa3
クローバーよし、あの若い主婦っぽい女の人にしよう―――


僕は1人の女性にターゲットを絞るとその人のやや斜め前に立ち、彼女が次の西宮で降りることを信じて待つ事にした。


西宮という街は、オフィス街ではなく住宅街だ。

会社がまったく無いわけではないがここはサラリーマンやOLを狙わず、どこか知り合いの家にでも行くのであろう主婦に狙いを定めるのが順当だと判断したからだ。


――西宮ぁ~、西宮ぁ~、まもなく西宮に到着しますぅ~

   西宮の次はぁ~桜夙川駅に停まりますぅ~――


間延びした車内アナウンスが流れた。

もうすぐ西宮駅に到着する。

こっちは朝からぐったりなんだ。

頼む、降りてくれ。頼む。


電車は速度を落とし、ゆっくりと駅のホームにすべり込む。


降りろよー、頼むよー、降りてくれよー。―――


車両が少し前後に揺れ、電車が完全に停車した。


さぁ、立て。まもなくドアが開くぞ。そのひざの上のカバンに手をかけて、立ち上がるための第一体勢に入ったらそのまま一気に立ち上がるのだ。―――


プシューッ!という音とともにドアが開いた。


ほら今だ!立て!そして降りろ!きっとあなたの知り合いがこの街で待っているんだろ?会いに来たんだろ?

会うのが久しぶりだからって、朝が少しばかり早いからってためらうことはない。

あなたはその為に今朝早起きしてこの電車に乗ったのだから―――クローバー


                                          ――――――つづく


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ほっと、break ~ 小説にトライ!編 -4











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