2011年04月16日(土)

多すぎる余震、笑えないハルマゲドン的意見

テーマ:経済・社会

余震が多すぎる。


先ほども、自宅の3階で空調設備の点検をしていたら、突然激しく揺れた。栃木県南部で震度5強の地震が起こり、東京23区でも震度4を観測した。


3月11日の三陸沖を震源とする大地震は、今や日本中にその余波をもたらしている。震度5以上の大きな余震の震源地は福島県だけにとどまらず、宮城県、秋田県、岩手県、茨城県、栃木県、千葉県、長野県、静岡県と周辺地域に広がっており、小さな地震だと島根県や熊本県、果ては沖縄の宮古島、石垣島、西表島でも発生している。まさに地震列島日本だ。これだけ多くの地域で頻繁な揺れがあると、ただでさえプレートどうしが危険極まりないバランスにあるのに、それらをさらに一触即発な状況に追いやっているのではないかと心配になる。


私は大阪出身なので東京に来る前までは、ほとんど地震の経験はなかった。だから、私が東京にやってきてから7年後に起こった1995年のあの阪神大震災には飛び上がらんばかりに驚いたものだ。


東京にやって来てから「なるほど東日本は地震が多い」ということを身をもって体験。しかしながら、震度4や5という通常ならば3年とか5年に一度あるような大きな地震がこのところ毎週起こっているのは正直言って怖い。しかもマグニチュード9.0が起こった日からすでに1ヶ月も経過しているのに、である。揺れ自体には少し慣れたとはいえ、プレートの壊滅的ひずみのことが気になって仕方がない。


「富士山は大爆発する」 ―。

ちょっと前まではこのようなハルマゲドン的な意見にはあまり関心を示さなかったのだが、最近は違う。富士山が前回大爆発を起こしたのが今から約300年前の1707年。この噴火はその年の10月28日に発生した宝永東海・南海地震の48日後に起こっているのだ。今や全国の火山が急速に活発化しているという。


我が家では震災に備えた準備は以前よりしていたが、非常時用に保存していた水の有効期限がすでに過ぎていることが発覚。いつも利用している生協に2週間以上前に注文を出したのだが、いまだに届いていない状況である。


「買い占めないでください」

というセリフを毎日のように聞くが、別に1970年代のオイルショック時のように争って買い占めているわけではない。これまで何の準備もしていなかった人たちが、最低限の必要分を一斉に調達する行動に出るとたちまち欠品してしまうということである。収まるまでは仕方がないと諦めている。日本中どこにいても「安全」ではない、と皆が思い始めた証拠である。


自転車が突如として売り切れた、というのもこうした災害時特有の話だ。懐中電灯が売り切れ続出、というのもわかる。さるダイビングショップで聞いた話だが、ナイトダイビング用の水中ライトは懐中電灯の代替品になるため、「懐中電灯あります」という貼紙を店の前に掲げたころ、普段はめったに売れない水中ライトが一瞬にして売り切れたそうだ。値段は通常の懐中電灯の3倍~4倍するのに、である。


太田忠の縦横無尽 20114.16

『多すぎる余震、笑えないハルマゲドン的意見』

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