2010年08月03日(火)

2010年7月のモデルポートフォリオのパフォーマンス

テーマ:金融・マーケット・資産運用

暑い日が続いておりますが、元気でお過ごしですか?


これだけひどい高温多湿状況が続くと、仕事上とはいえ外出するのがおっくうになる。ミーティングなどが必要な場合に自分が出かけるのではなく、なるべく来社してもらうスケジュールを組みたくなる。


7/21に東京で今年初めての猛暑日(気温35度以上)となった日に、外出しなければならない用事があった。表参道から約7分くらい歩いた場所にその会社はあるのだが、午後4時の打ち合わせとはいえ屋外はカンカン照り。もちろん直射日光を避けるため帽子をかぶって歩いたのだが、熱風で体がおかしくなり、ビルに到着してエレベーターに乗ったとたん、まるでマンガに出てくるようなチカチカした星がまばたきするたびに見え、「これは、まずい」と思った。日本は世界の気候区分においては「温帯」だが、もはやこの記述は「熱帯」に変えるべきである。


さて、8月に入り、今年も7/12が経過した。すでに半分を超えてしまったため、ここから時間の経つスピードは一気に加速する。1日1日大事に過ごしたいものだ。


7月の弊社の個人投資家向け投資講座の「投資実践コース」 におけるモデルポートフォリオのパフォーマンスは+0.1%となり、昨年からの累計では+24.5%、今年からの年初来では+9.9%で着地した。年初来の日経平均は-9.6%、Topix-6.4%、ジャスダック平均+3.8%なので、まだまだ善戦しているといえる。ひとえにフルインベストメントをせずに(=時間的分散投資)、「リスク管理」を徹底しているためである。


7月の日本のマーケットは方向性を失い、日経平均は9200円~9700円のボックス圏での動きとなり、上昇トレンドも下落トレンドもない状況だった。モデルポートフォリオの保有銘柄で「逆指値」にヒットする銘柄はわずか3銘柄にとどまり、今年最小である。利益確定もなければ損失確定もないというのは最近では珍しい現象である。


日本の株式市場は完全に主体性を失っている。7月のNYダウは実は+7.1%と昨年の11月の+6.5%以来の高い上昇率であったのに対して、日経平均は+1.6%で終了。主体性がないならばないなりにそのまま上昇率も連動してくれればいいのだが、為替がドル/円で85円台という15年ぶりの円高にまで突っ込む動きをした点には過敏に反応した。それはそうだ。2010年度の日本企業の為替の前提は厳しく見ている企業でも90円、一般的には93円~95円程度で予算を組んでいる。日本に期待して円を買うから「円高」になるのならば心理的に許せるが、「米国景気に自信が持てないから、ドルを売る」という結果「円高」になっている。すなわち、円が上昇するから円高ではなく、ドルが売られるから円高なのである。でも、NYダウはなぜ上がるのか? 米国人になれない日本人の私から見たら理不尽千万である。


日本企業の1Q決算が本格化しているが、概ね予想通り「業績回復」のストーリーは生きている。個別銘柄のファンダメンタルズが正当に評価される状況からはほど遠いが、じっくりと観察していくことにしよう。


いざ出陣のための軍資金は手元に十分おありでしょうね?


太田忠の縦横無尽 2010.8.3

「2010年7月のモデルポートフォリオのパフォーマンス」

        **太田忠投資評価研究所のHPはこちら**


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