2010年07月01日(木)

10年6月のモデルポートフォリオのパフォーマンス:岡田監督の強さに学べ

テーマ:金融・マーケット・資産運用

うーん、残念である。躍動著しい日本チームをもう1試合見たかったのだが、もつれにもつれたパラグアイ戦でPKによるまさかの敗退。ゲーム中はいい所があまりなく、防戦ヒヤヒヤの展開が多かったが、それでもスコアが0-0というところがワンランク上のレベルに上がった日本の証だと思う。PK戦は「意志の力」と「運の強」さで決まる。その意味では、やはりパラグアイのほうが一枚上手だったということだろう。「しかし、PKとはなんと残酷な決着の方法なんだろう」と考えているところで眠気と戦っていた妻は「これじゃ、最初からPKで決めたほうがよかったんじゃない」。


朝型人間の私たちが頑張ってAM3:30の試合を見るという機会も失われた。


それはともかく、今回の日本チーム、とりわけ岡田監督に対する評価の変化率は見ものだった。カメルーン戦が始まる前までは、日本人からもメディアからもこてんぱんに地に叩きつけられたいたが、いざ終わってみると絶賛の嵐である。パラグアイ戦を前にした岡田氏本人のコメントは思わず目を引いた。


「評価がこれだけ変わるということは、また変わる。一喜一憂していられない。バッシングを受けても進むべき道を進む。褒められても進むべき道を進む」


いや、これじゃないですか。これ。だいたい無責任に発言する人の意見ほどアテにならず、本質から外れ、迷惑千万なものはない、という考えの私は思わず拍手をしてしまった。私自身は岡田監督のことはよく知らないが、この一言から彼の行動姿勢がよくわかる。進むべき方向がすでに分かっているのなら、雑音など一切気にするな、と。


さて、へとへとになってピッチを走り、なかなか先行きも見えず、年初来安値を更新し始めたマーケットは、まるでPK戦でシュートが無残にも外れた時のような重苦しい様相となっている。


弊社の個人投資家向け投資講座の「投資実践コース」 におけるモデルポートフォリオの6月のパフォーマンスは-2.2%となり、昨年からの累計では+24.4%、今年からの年初来では+9.8%で着地した。6月の前半は5月の急落からの底値脱却の兆候を見せていたが、その後は「景気への先行き不安」が台頭し、まさかの年初来安値更新となった。5月はフルヘッジ効果でマーケットの下落に対して徹底的にガードをしていたが、6月は現物株のポジションがかなり小さいにもかかわらず2%超もの下落となった。逆指値にヒットする銘柄が続出し、手元に大量の資金が戻ってきたためこれをどう生かすかが7月以降の課題である。何度も言うが、これがフルインベストメントにはない強さだ。この相場で丸抱えのスタンスでは沈んでいくばかりである。


「相場が厳しくても進むべき道を進む。相場が好調でも進むべき道を進む」。やはり、これしかないですな。


太田忠の縦横無尽 2010.7.1

「10年6月のモデルポートフォリオのパフォーマンス:岡田監督の強さに学べ」

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