2010年03月07日(日)

料理教室「サロン・ド・マルルー」の特典

テーマ:経済・社会

2月24日のブログにて、料理研究家である私の妻が主宰する料理教室「サロン・ド・マルルー」の話を書いた(ブログ記事はこちら )。


通常価格の半値八掛け一割引の6万円という料金でOZ Magazineに料理教室の広告を掲載したこと、それを見た他の広告代理店からじゃんじゃん電話がかかり「うちにも掲載しませんか」という勧誘があちこちからきたこと、しかし肝心の生徒募集にはほとんど役立たなかったこと、について述べた。


その後も結局のところこの広告による効果はゼロである。不特定多数の情報雑誌の読者に向かって、料理教室のような「学ぶ」動機づけを伴わなければ応募してこない宣伝をしたところでその効果はほとんどないのだ。サイトを検索して自分の住んでいる近くの地域の料理教室を探して申し込んでくるケースと生徒どうしの口コミによるものがうちの料理教室の新規生徒の大半であるのはやはり自然な姿なのである。料理教室の広告は初の試みだったが、以上が結論であり、6万円という高い勉強代になった(涙)。正規料金の16万円でなかったこと、ア○ア○にそそのかされてさらに広告を出す愚かなことをしなかったことを良しとしておこう。


ところで、自らの広告ではこのようにコストばかりかかって失敗に終わったのだが、その一方でうちの料理教室は企業広告による恩恵を受けている。企業広告といってもピンとこないと思うのでもう少し詳しく言うと、食品メーカーが試供品と称して、きちんと運営をおこなっている料理教室に自社の売り込みたい商品を無料で送ってくるのだ(料理教室検索サイトの会社などを経由)。


先週、妻が留守の時間にドアホンが鳴ったので、応対すると宅配業者だった。

「太田さんですか? 荷物をお届けに来ました。ちょっと多くて重いので玄関の中に運ばさせていただきます」

といつもの顔見知りの宅急便屋のおにいさんが言うなり、缶ビールが24本セットになったダンボールケースを次から次へと担ぎ込むではないか。サントリーの「金麦」の写真がダンボールに印刷されているのが見えた。

「え、あの、これ、何かの間違いではないですか?」

我が家ではビールを飲むのは夏の間だけであり、大量に買い込むようなことを今までしたことがないからだ。

「いえ、ちゃんと太田さま宛てですので、間違いありません。ここに受け取りのサインをお願いします」

ということで、結局、24本セットが6ケースも担ぎ込まれた。

この時点では、私はまったく状況を把握していなかったので、「何で飲みもしないビールをこの時期に144本も買うのか」と妻の行動が全く理解できない心境だったのだが彼女が帰って早々に聞いてみると、

「あ、それも試供品なのよ。サントリーも太っ腹ね」

ということで初めてコトの真相を理解した次第である。


だいたい1回の配送につき、その商品が50人分送られてくるそうだ。金麦の場合は、1人につき3缶配る(わざわざ、ダンボールケースの中に3缶がピッタリ入る小分け用のビニール袋が入っていた)ということなので6ケースも来たというわけだ。小売希望価格を調べてみると1ケース3950円なので〆て23700円ナリ。これを無料で配るのは確かに太っ腹だ。


実は無料で配るキャンペーンはどこの食品メーカーも多かれ少なかれ広告宣伝と称して大昔からおこなっているのだが、うちの料理教室の広告と同じように不特定多数の人々を対象にやっていても効果が薄いということで、最近は料理教室に通ってくる若い女性および主婦に狙いを定めそれがかなり奏功しているのだそうだ。これは妻から聞いた話なのだが、思わず「ふーん」となってしまった。


ところで、試供品は金麦だけではない。日本製粉の「まぶして焼くだけからあげ粉」、大塚食品の「マンナンヒカリ」、韓国Daesang社の「スンチャンコチュジャン」といったものも大量に送られてきたため、現在のところ「金麦」も含めて4品を料理教室の生徒さんに無料で持ち帰ってもらっている。評判は上々であり、料理に熱心な女性たちに対しての広告宣伝効果は上がっているようだ。


料理教室 サロン・ド・マルルーのホームページ

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太田忠の縦横無尽 2010.3.7

「料理教室サロン・ド・マルルーの特典」

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