2011年03月22日(火)

ボラティリティの高い展開が続く

テーマ:金融・マーケット・資産運用

連休明けの東京市場は大幅に続伸。日経平均は401円高の9608円にて引けた。これは大震災による暴落の初日につけた9620円とほぼ同じレベルである。3/15のパニック売りですべたがなぎ倒された下落を完全に取り戻したことになる。


大震災による犠牲者の数はますます増えるばかりである。避難所で困難な生活を強いられている人々がお気の毒で仕方がない。日本政府ならびに日本国民の総意によるサポートが機能して、一日も早く平和な日常生活を取り戻してもらいたいと切に願っている。


さて、マーケットにおけるボラティリティのことである。ボラティリティとは値動きのことを指し、ボラティリティが小さいほどリスクが小、ボラティリティが大きいほどリスクは大となる。今日は大幅高となったものの、そもそも1日で日経平均が400円も動くのは非常にリスクが大きく、これだけ上昇すれば当然下落の可能性が高まることになる。その逆も同じことだ。


堅調かつ着実に上昇するマーケットではこのような大幅高な日はほとんど表れない。これまでに日経平均が着実に上昇している局面をチェックしてほしいのだが、200円も上昇するという頻度は非常に小さく、100円未満での上昇日が圧倒的となる。ボラティリティが小さいほうが安全な状態なのだ。


暴落前の10250円のレベルにすんなりと戻るとはとても考えられない、と私は個人的に考えている。状況次第ではまた9000円を割り込み2番底をつけるような展開もありうるだろう。しばらくは大きくリスクを取ることには慎重でいきたい。


太田忠の縦横無尽 2011.3.22

『ボラティリティの高い展開が続く』

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