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2010年03月31日(水)

投資実践コース「モデルポートフォリオ」の10年3月のパフォーマンス

テーマ:金融・マーケット・資産運用

いよいよ今日で3月も終了。今年も早1/4が終わった。


弊社のインターネットによる個人投資家向け投資講座の実践編である「投資実践コース」におけるモデルポートフォリオの3月のパフォーマンスは+7.2%となった。これにより、昨年からの累計パフォーマンスは+21.8%、今年の累計パフォーマンスは+7.5%となり、一気に運用資産が積み上がった。モデルポートフォリオは年率+10%を最低限実現することを目指しているが、今のところかなりのハイペースである。


1月中旬の相場の下落で保有していた現物株が次々と逆指値にヒットし、手元に大量の資金が戻ってきたが、2月の初旬より相場の攪乱要因がおさまりはじめたことを確認し、非常に割安な株価レベルにて手元資金をどんどんと再投資して積極策を講じたことが奏功した。こういう手法を「時間的分散投資」とよぶ。


一方、個人投資家向けに販売されている投資信託のほとんどすべてはフルインベストメント型のファンドである。相場の良い時はパフォーマンスが上がるので問題ないが、調整局面になるとまともに下落を食らってしまう。いくら個別銘柄の選択で勝負する、といっても実は限界がある。フルインベストメントをおこなったとたん、それは相場とともにプカプカ浮いたり沈んだりすることになってしまい、投資信託で成功するか失敗するかはほとんどすべて投資したタイミングで決まってしまう。これが時間的分散投資をおこなわない投資戦略における欠点である。「毎月積み立てによる投資をおこなっているから、時間的分散投資をしていますよ」と反論する人がいるかもしれないが、投資している商品がフルインベストメントならば、その効果は限定的と言わざるを得ない。


時間分散投資をおこないながら運用資産を積み上げていく投資手法を身につけたい方は、下記の弊社の「投資講座」の案内をご覧下さい。


参照先はこちら

太田忠投資評価研究所の「投資講座」のご案内


太田忠の縦横無尽 2010.3.31

投資実践コース「モデルポートフォリオ」の10年3月のパフォーマンス

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2010年03月27日(土)

将棋三段の免状 by 二上達也、羽生善治、佐藤康光

テーマ:日常のこと

太田忠 殿


夙ニ将棋ニ 丹念ニシテ

研鑚怠ラス 上達明ラカ

ナルヲ認メ 茲ニ参段ヲ

允許ス


平成六年十二月一日

日本将棋連盟

会長 二上達也

名人 羽生善治

竜王 佐藤康光


先週、書斎の整理をしていたら、あまり見覚えのない縦30cm×横20cmくらいの桐の木箱が出てきた。何だろうと思って開けてみると、上記の文字が書かれた日本将棋連盟の免状だった。すでに15年も経過しているにもかかわらず、直筆で書かれた墨の良い香りがする。会長、名人、竜王のサインも正真正銘ご本人たちの署名である。


思い出した。これは当時、「二段 森田将棋」という将棋のソフトで対戦して、規定を満たす勝利を収めたため、日本将棋連盟に申請して認定された将棋三段の免状である。


それにしても二上達也、羽生善治、佐藤康光とはすごいメンバーだ。この免状はその時点での会長、名人、竜王の三名によって署名されるため、会長やタイトル保持者が変わると新たな人の名前が入る。したがって、時代時代の免状によって署名者が異なる。今ならこの三名は実現しない。


平成六年といえば、ちょうど羽生善治が七冠王を目指してまっしぐらの時代で、彼とほぼ同年代の佐藤康光や森内俊之といった島研(彼らの先輩にあたる島朗との4名でおこなっていた研究会)のメンバーたちが続々と頭角を現し、当時の大御所であった中原誠、米長邦雄、加藤一二三、谷川浩司らからの世代交代を予感させた頃である。


将棋は小学生の頃からよく友達と指していたが、定石も知らず、数手先を読む能力に乏しく、はっきりいって弱かった。しかし、自分よりも少し若い世代の人たちが大いに研鑚を積んで華々しく活躍しているのに触発されて、将棋を久しぶりにやってみようということで社会人になって再度取り組んだのである。しかも、コンピュータ将棋がそこそこ強くなり、「二段 森田将棋」のように世界コンピュータ将棋選手権で優勝する実績のあるソフトが売りに出され、規定のルールで勝利すると三段までの免状をもらえるというのは、なかなか魅力的だった。将棋を指す相手がいなくても、自分の好きな時間に対戦してもらえる。


将棋の定石や実践の本を少し読み、なるほどそうかという「気づき」をたくさん得てから対戦を始めたのだが、すぐに将棋ソフトのクセがわかった。序盤はこちらが指す手に対して間違わない。終盤の局面は十手先以上の詰みを読みきり矢のように指してくる。しかしながら中盤に効率の悪い手やこちらのミスに対する咎め方が大甘で、凡手を連発するのである。「うーん、あまりにも強い面と弱い面がちぐはぐだ」というのが正直な感想だった。世界コンピュータ将棋選手権で優勝といえどもまだ当時はそのくらいの実力しかなかった。これが人間同士だと絶対にこうはならない。もし私が私よりも数倍実力が上の六段くらいのアマ棋士と百回対戦すればおそらく0勝100敗になるだろう。それくらい、実力差が勝利差にはっきり現れる厳しいゲームなのである。


三段の規定を満たすためには、100手以内で3連勝するというルールだったが、2ヶ月くらいで勝ってしまった。すべて中盤の凡手のおかげである。私には三段の実力など到底ない。しかも、ここ十年ほど将棋をやっていないので本当の実力は三級くらいだろう。分不相応な免状である。今ならこんなに簡単に三段を取らしてはくれないはずだ。


さて、今更ながら驚いたことがもう一つ。「三段の免状を取得するためには二段の免状を持っていなければならない。持っていない場合は両方を申請する」ということで、二段の免状が4万円(!)、三段の免状が5万円(!)という合計9万円(!!)という破格の金額を支払っていたことだ。これはさすがに勇気のいる値段であり、今の私なら絶対躊躇する。


太田忠の縦横無尽 2010.3.27

「将棋三段の免状 by 二上達也、羽生善治、佐藤康光」

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2010年03月24日(水)

厚顔無恥な政治家から「知らなかった」の免罪符を剥奪せよ

テーマ:経済・社会

政治家不信の出来事が続いている。


「クリーンで透明な」政治を目指す、と言っていた民主党に起こる現実はダーティーな現象ばかりである。「黒」の判定で逮捕者が出ているのにもかかわらず、その監督者であるはずの当人は知らぬ顔を決め込み、誰一人として責任を取ってケジメをつけようとしない。


私は昔から政治家に対して信頼をおく者ではないが、民主党政権になってから政治家各人の行動が対外的によく見えるようになり、政治家にふさわしい仕事をこなしている者、そうでない者がはっきりと峻別できるようになってきた。だからこそ、当たり前のごとく仕事をしている政治家との対比で、政治家としての資質に欠ける一部の人たちの非常識な言動がいっそう理解できないのである。


「全く知らなかった」という言い逃れのための免罪符をまず政治家から取り上げるべきだろう。監督者として部下や身内から重要な要件を当然相談され、最終判断を下しているはずの張本人が自分に都合の悪いことが発覚すると、既知の事実を「知らなかった」で済まして、何の制裁も受けないというのはそもそも民主主義に反している。


「知らなかった」と主張する厚顔無恥な人間に、その事実関係を立証する証拠を引っ張ってきて立件するのが困難ならば(そもそも困難なように仕組まれている)、犯罪や逮捕者が出るような事態が発生した時点で、有無を言わさず正しい判定を下す仕組みが必要である。「あくまでも当人の判断にまかせる」といったふざけたやり方ではなく、その事態を選挙ごとに選定された「国民の審判団」などを設置し、民意を即座に反映するという仕組みを作るべきであると思う。そうでなければ、厚顔無恥な人間は厚顔無恥であり続け、国家に害を及ぼす。


カネの問題で揺れる鳩山由紀夫、小沢一郎や献金問題の小林千代美 ― 。この半年間で明らかになった問題を抱える政治家に対する国民の民意は明らかである。フェアで透明な方向性に背を向けると、ろくでもない事態しか起こらないのは、国民に限らず政治家たちももう何十年も経験済みではなかったか?


それにしても、私が個人的に最も不思議に思うのは「平成の脱税王」と名指しされた鳩山由紀夫(弟の邦夫も含め)の子ども手当である。毎月1500万円の資金提供を「知らない」というのは噴飯ものもいいところである。


「由紀夫、お金を毎月手当てしますからね」


と当人の確認を取ってからおこなうのが普通の母親だ。そのような大金をどういう方法であれ当人が知らない状況において毎月渡すことなどありえない。一般庶民が「知らなかった」などと言おうものなら、立派な脱税となる。


太田忠の縦横無尽 2010.3.24

厚顔無恥な政治家から「知らなかった」の免罪符を剥奪せよ

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