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2010年02月28日(日)

ヤマハ銀座ビルが2月26日オープン

テーマ:日常のこと

今日は、銀座7丁目に2月26日に新しくオープンしたヤマハ銀座ビル に出かけた。


最近のブログで紹介した中島久恵さんMAHOさん に加えて、私のもう1人のジャズピアノの先生である福田重男さんのレッスンに出かけるためである。


福田さんは今や日本を代表するジャズピアニストの1人といっていいだろう。きわめて個性的かつすばらしい音色を奏でるジャズピアニストであり、連日ライブハウスで精力的に演奏活動をおこなっている。福田さんのHPはこちら


福田さんに習い始めてすでに丸3年が経過するのだが、これまで銀座ヤマハのミュージックスクールは本店ではなく、近場のビルを借りておこなわれていた。ようやく大きな新しいビルができたため、10F-12Fの3フロアというかなり大きなスペースを設けて、集約されたのである。


今日は「On Green Dolphin Street」という超有名なスタンダード曲のレッスンを受けたのだが、一般的なコード進行ではない、いわゆるプロの解釈、プロのサウンドを教示してもらった。福田さんの話すことの半分は理解できるのだが、あとの半分は私にはちょっとレベルが高すぎていまひとつわからない、というのが正直なところである。しかし、これがいいのだ。レベルの高いわからないことも、いろいろともがいているうちにいずれわかる時が出てくる(はずである)。私のように40代も半ばを過ぎる年齢になると、自分の分からないことはあまり受け付けたくないことが多くなるのだが、そういう弱点を是正するという意味においていい訓練だ、と自分に言い聞かせることにしている。


さて、レッスン終了後は、店舗見学をした。旧ヤマハ銀座ビルは1951年に建設されたもので、50年以上が経過し老朽化が進んでいたために建て替えられたのだが、その古いビルと比べると新ビルは全くコンセプトが異なる。


まず、外観がまるで銀座に進出してきた欧米の有名ブランド企業のビルのような様相であり、これがまさかヤマハのビルとは思えないような表情である。従来は1Fの入り口を入ったところにいきなりCD売り場があったのだが、大きなエントランス仕様になっており、ほとんど何もなく(贅沢な使い方だ)、CD売り場は2Fへ移動した。内装はダークブラウンに近い色調のシックな感じでまとめられており、これまでのチープな店舗の雰囲気とは様変わりである。オープンして最初の日曜日ということで、CD売り場や楽器売り場は人がごった返していた。


レッスンが終わるとそのままスポーツクラブに直行する必要があるため、あまりじっくり見ている時間がなかったのだが、今日はひとつ非常に驚いたことがある。それは5Fのピアノ売り場を見学した後、4Fの弦楽器・管楽器売り場へ下りた時のことだ。ピアノ売り場にはヤマハのグランドピアノが約20台ほど並べられ、S4Bというコンサートグランドのひとつ下のクラスのピアノも置かれていた。価格は450万もする高級品であり、以前一度試弾させてもらったことがあるのだが、すばらしいピアノである。それはいいとして、4Fの弦楽器売り場にヴァイオリンがずらりと並べられているのを見ながら、そのさらに奥に展示されているヴァイオリンの弓の価格に驚愕したのだ。一番安いものはたしか2万円くらいだったのだが、最高価格は530万円!なんとS4Bよりも高価なのである。ヴァイオリン本体の価格の最高クラスはストラディヴァリウスなど何億円もするというのは知っているが、弓一本が高級車1台分もの価格がするなどというのは知らなかったため、驚きとともに大きな発見だった。モノの価値を考えさせられる体験である。


太田忠の縦横無尽 2010.2.28

「ヤマハ銀座ビルが2月26日オープン」

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2010年02月24日(水)

広告会社が広告を見て広告依頼する時代

テーマ:経済・社会

料理研究家であるうちの妻が主宰する料理教室「サロン・ド・マルルー」 における最近の話である。


もう始めてからかれこれ4年ほど経ち、生徒も順調に増えているのだが、1月にOZ Magazineという情報専門誌の広告担当者から「一度、ぜひ広告の掲載をお願いします」という電話が彼女あてにかかってきた。


「通常の広告枠の料金は16万円ですが、半額キャンペーンをおこなっており、ぐっとお安くなっています」

とのことだった。いろいろと詳細を聞いたところその全貌がわかってきたため、

「1ページの1/8のスペースで8万円は高いですね」と彼女。

「おいくらならば、掲載可能でしょうか?」と担当者。

「うーん、5万円ならばどうでしょうか?」と彼女。

さすがに、この値段は担当者の一存では決められないレベルであったようで、

「上司と相談してみます」

ということで結局6万円という、通常価格の「半値八掛け一割引」という金額で2月発売の3月号のカフェ大特集における「春のスクール特集」というページに掲載された。


これまでうちの料理教室は対外的に広告を出したことがなく、ホームページによる申し込みと生徒間での口コミによって固定客を増やしている。要するに「料理がうまくなりたい」という意志を持つ人が自分の意志で入会するというケースが大半である。だから、今回のように世間一般に向けて広告を出したらどうなるのか、というのは実験的な意味もあってこちらとしても興味があった。しかも好条件である。


さて、その後どうなったか?


雑誌が発売されて約2週間が経過したのだが、電話がかかってくるのである。だが、料理教室の希望者ではなく、この雑誌を見た同業の雑誌の広告担当者からの電話である。正直言って予想外の展開だ。そのうちの一本をたまたま私が先週受けてしまった。


「もしもし、サロン・ド・マルルーさんでしょうか」

「はい、そうですが」

「あの、こちら女性誌ア○ア○の広告担当のものですが、料理教室の広告のご案内でお電話いたしました」


ア○ア○というのは、皆さんもご存知の超有名雑誌である。しかし、なぜ突然こちらに電話をしてきたのかを聞くと、

「OZ Magazineを見ました。ぜひうちにもどうでしょうか。ア○ア○に掲載された、というだけで自慢できますよ」

と担当者は調子に乗って話し始めた。

OZ Magazineに掲載したのは、発行地域が関東圏に限られているからだ。しかし、ア○ア○は、全国誌ではないか。


「あれ、御社は全国誌ですよね」

「はい、発行部数○十万部の全国誌です」

「じゃ、結構です。うちの料理教室は世田谷なので」

「でも発行部数の30%強は関東圏ですよ」

「ということは、70%弱はこの広告を見ても全く意味がないですね。大阪の人や福岡の人が世田谷まで通いますか? 全く効果のない70%弱にコストを払うのは割に合いませんね」

「大阪や福岡に教室を出す予定はないのですか?」

「うちは、チェーン展開していないし、FCも募りませんので」

「でも、先日も池尻大橋のマナースクールの広告を取り扱ったんですがね」

「そのマナースクールの担当者はよくわからずに広告を出したんではないですか?」


途中から脱線し始めたので、結局はこちらの意志をきっぱり告げると、先方は引き下がった。


なるほど、と思った。今や広告が激減している世の中、よそで広告を出している企業なり事業主ならば自分のところにも出してくれる確率が非常に高いだろう、と見込んだ上で電話をかけてくるわけである。私が直接電話をとったのはア○ア○の一件だけだったが、妻のところにはいろいろと電話がかかっているらしい。


新聞広告を見よ。広告枠が埋まらないために自社あるいはグループ会社の広告をあっちこっちに分散して掲載している。あからさまに悟られないための涙ぐましい努力である。それだけどこも広告を出さないのだ。


まさに広告会社が広告を見て広告依頼するという、安易というか厳しい時代である。


太田忠の縦横無尽 2010.2.24

「広告会社が広告を見て広告依頼する時代」

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2010年02月21日(日)

「含み益」は幻、「含み損」は現実

テーマ:金融・マーケット・資産運用

なかなか難しい相場展開が続いてきたが、理不尽に作用していた外部環境が落ち着きつつあり、明日の月曜日から始まる2月の最終週の株式市場の動向が注目される。


1月30日のブログ にて、バイ・アンド・ホールドによる「含み益運用」は本当に効率の悪い投資手法になったこと、そして個人投資家の大半が実践している「含み損運用」は全く時代の流れに即さないことを述べたが、もう少し突っ込んで「含み益」「含み損」について述べてみたい。


個人投資家と接していてつくづく思うのが、「含み益」「含み損」に対して正しい認識をほとんど持っていないのではないか、という疑問である。さもなければ、あれほど多くの人たちが何の実りもない惨憺たる「塩漬け戦略」などおこなうはずがないからである。


「含み益」とは実現しない限り「幻」であり、利益ではない。「含み」は取らぬ狸の皮算用である。

一方、「含み損」は幻ではなく冷酷な「現実」である。「含み」は抱えてはいけないものである。

「含み」という言葉が「益」にも「損」にもついているが、それぞれ二者の性格は大いに異なる。それらは決して対照形となっておらず、非対照形になっている点に注目してほしい。


大多数の個人投資家は「含み益」および「含み損」に対してただ眺めているだけという投資行動を取っている。すなわち、長期で投資していれば現在の「含み益」はどんどん増えるだろうという錯覚、その反対に、長期で投資していれば現在の「含み損」はいずれ無くなるだろうという錯覚に支配されている。しかし、現実はどうか。「含み益」などマーケット全体が調整した時などあっという間になくなってしまう。そして、「含み損」は回復するどころか、どんどん損失は増殖していくのである。


「含み益」「含み損」はそもそもこのような性質を備えているにもかかわらず、個人投資家たちは正しい対処を全くしていない。いや、正確に言えば、最初から対処の仕方など考えてもいないし決めてもいないといったほうがよいだろう。


この対策は「リスク管理」をすることにつきる。「含み損」を回避し、「含み益」を実現するための「リスク管理」である。弊社のインターネットによる個人投資家向けの「投資講座」にてまず最初に間違った常識を徹底して是正してもらうのが実はこの「含み益」「含み損」に対する考え方、そしてその正しい対処方法であるのだが、会員からの反響は予想していた通りやはり大きいものがある。

ホームページ:太田忠投資評価研究所の「投資講座」


太田忠の縦横無尽 2010.2.21

「含み益」は幻、「含み損」は現実

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