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2011年10月03日(月) 17時41分01秒

わずらわしき子供。

テーマ:ブログ

ただそこにいるかんじ


コンビニでの昼食。
今日はRootsアロマブラックと明太おにぎりと
クリームパンを持ってレジに並んだ。

と、すぐ近くで少年があれやこれやお菓子やカードゲームの袋などを選りすぐっている。

なんと落ち着きのない動きだろうか
自分の目線でしか世界が見えていない様子とはまさにこの事を言うのであろう。
いかにも何かやらかしそうな雰囲気である。

そこそこの寛容さを持ち合わせている私でも
さすがにそちらに目がいってしまい
ほんの少しの苛立ちを軽く押し殺しているほどであった。

レジも順番がまわって前の客が終われば私の番
少年から目を離そうとしたその時である。


お菓子やらカードやらを選び終えた少年が
すっと私の横斜め前に立ったのだ。

これは、、

まさかこれは「横入り」なのか。


だがしかし少年は私の少し斜め前というなんとも微妙な位置に立っている
まだ「横入り」とは断定できない。

とはいえ先ほどからの行動を見ている限り
この少年が並ぶという概念を持ち合わせているかも疑わしい。
そもそも私の存在に気付いているのだろうか
ただ早く会計を済ませたくてうずうずしているといった様子だ。

前の客の会計が済めば答えは出る
そしてその答えによって私はどういう行動に出るかを決めなくてはいけない。
なんだろうこの変な緊張は、、


シミュレーション①

 前客がどくとすぐに少年が自分の商品をレジに差し出す。
 「横入り」成立。

  私 「こらこら、お兄さん並んでたんだから次はお兄さんの番だぞ。ちゃんとルールは守らなくちゃダメ、な。」

 私が少年を正し、順番を守らせる。
 (ある意味理想、道徳的、セリフを噛んだら台無し。)


シミュレーション②

 前客がどくとすぐに少年が自分の商品をレジに差し出す。
 「横入り」成立。

  店員 「後ろのお兄さんが先だからちょっと待ってってねー。」

 店員が指摘し順番が守られる。
 (理想、平和的、人任せ、楽。)


シミュレーション③

 前客がどくとすぐに少年が自分の商品をレジに差し出す。
 「横入り」成立。

  私 「こらこら、お兄さんが先に並んで・・」
  少年 「ぼーくがさーきー!」

 少年にごねられ私がしかたなく先を譲る。
 (最悪パターン、ストレス、後悔。)


シミュレーション④

 前客がどくとすぐに少年が自分の商品をレジに差し出す。
 「横入り」成立。

 無言でただ少年に順番を譲る。
 (平和的、ストレス、後悔。)


シミュレーション⑤

 前客がどくとすぐに少年が自分の商品をレジに差し出す。
 「横入り」成立。
  
 私が無言でさらに前に自分の商品を差し出し店員の是非を問う。
 (後悔、後悔。)


シミュレーション⑥

 前客がどくとすぐに少年が自分の商品をレジに差し出す。
 「横入り」成立。

  私 「おい、こら!順番だ。」
  
 少年の後ろ襟を掴んでどかす。
 (賛否両論、なにげに効果的?教育的?、付近一帯の緊張。)


私は瞬く間にこの6つのシミュレーションを頭に描いた。
不思議な事に考えれば考えるほど今自分が験されているような錯覚に陥るのだ。
あれぇ?なにやってんだ俺。。


さて現実やいかに


前の客が会計を済ませてレジ前を離れた。
私は少年の出かたを確かめようと見据えていると

なんと少年はすぐに自分の商品をレジへは差し出さずに
くるっと振り返り私を見たのだ。


「どうしたの?早くしてよ。」

少年の目はそう言っていた


ああ私はこれをシミュレートしていない。



現実にはなーんにも起こらずに普通に順番は守られ客は流れていった。
そしてすっかりクールダウンした私は
振り返りもせずにそのまま店を出たのである。
きっとその姿は一気に30歳は若返って見えていたに違いない
いやいや、それでは5歳の子供達に失礼だ。

私は普通に楽しく買い物に来た一人の少年を
ただ煩わしさの象徴として捉え 
さらには心の中でそれに振り回されていたのだ。
実際の少年は誰に迷惑をかけたわけでもなかった。

例えあの少年が「横入り」をするような子供であったとしても
あの時の私と比べて煩わしいのはどちらの存在であろうか。

くるしい、くるしいぞ

こんな大人にはなりたくなかったんじゃないのか。


少し深く考え込んだ私は
そうだブログに書こう、と思った。

煩わしき大人 村越匡将のアートギャラリーHPはこちら



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