<獣医師 伊藤>1月のセミナー参加報告~皮膚科のくすり~ | タブチ動物病院 (埼玉 川越 動物病院) のブログ

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川越市タブチ動物病院

3月の休診日

 木曜日 1日・8日・15日・22日・29日

    は全日休診となります。

 21日は祝日ですがお休みではありません。         

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開院歴30年の

院長の臨床症例経験数と

若手獣医師による新しい獣医学による

身近な街の総合診療科を目指します。

         川越市タブチ動物病院

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こんにちは。獣医師の伊藤です。

今回もセミナーのご報告をさせていただきます。

 

当院と提携している日本小動物医療センター

(所沢)で行われた

村山信雄先生(皮膚科の専門医)による

セミナーです。

シリーズになっていて、

今回は「皮膚科のくすり」についてでした。

 

皮膚科では痒みが主な症状になるので、

色々な種類の痒み止めがあります。

 

古くから使われている

ステロイドという種類の痒み止めが

ありますが、副作用も起こりやすく、

最近では

より副作用の少ない

動物専用のかゆみ止め薬も出てきています。

また、このくすりは

即効性も高いものとされています。

 

単にくすりといっても錠剤、

外用薬(塗り薬)など形状も様々です。

皮膚には飲み薬よりも

外用薬がより有効な場合があります。

特にステロイドを始めとした痒み

止めの外用薬も様々です。

液体タイプや軟膏など、

皮膚の状態に応じて使い分けます。

 

このように、痒み止めは色々なものがあり、

できるだけ副作用のないように

うまく組み合わせることが必要です。

 

皮膚の病気では、

ダニなどの寄生虫も原因となります。

特にニキビダニという種類のダニは、

ワンちゃんでひどい痒みを起こします。

最近では、

今まで主流で使われてきた駆虫薬に代わり、

より副作用の少なく

安全性の高いくすりが使われ始めています。

 

皮膚科だけをとっても色々なくすりがあり、

知識をアップデートするだけでも

とても大変な職業だと実感しました…

 

ここで得た知識で、

かゆみなどの皮膚症状に困っている子を

少しでも楽にしてあげられたらうれしいです。

何かありましたらご連絡ください。