今日は旅行産業経営塾の方々と飲み会。色々と刺激になって本当に参加してよかったと思う。卒論テーマを早く考えないといけない。そして、このメンバーでなにか世の中の役に立つことが出来るのではないかと思っている。
それでは第一関門通過から一気にゴールまでです。
いつもの通り第一関門の浅間峠はそのままパスし、しばらくしてから休憩を取った。人が沢山いるところは、やはりついつい居心地がいいので長居してしまうからだ。そして、ここから4時間、とにかく睡魔に襲われる時間帯が続く。大体毎時20分位に休憩を取り、5分だけ睡眠をとって再度出発。それを20時台から24時台まで4回繰り返した。なのでコースタイムもこのあたりはちゃんととれていない。西原峠ではカッパを着込んでしっかり睡眠。それでも5分で目が覚める自分は偉いと思った。
ただ、睡眠を取った直後は結構毎回快調で、突如「そういえばこの大会って走っていいんだっけ」と思いだし、笹尾根は走る部分が多かった。休憩回数が多いのに、浅間峠から三頭山山頂までは、昨年よりも10分所要時間が短かったところにもそれは出ていると思う。
雨でドロドロを覚悟していた三頭山の登りも全くそういうことはなく、調子が良くなったこともあって山頂まではそれほど疲労を貯めることなく進むことができたと思う。昨年水を取りに行こうか悩んだ避難小屋も、今年はあっさりと通過。水が沢山あるわけではなかったけれど、調子も良かったし、余分に歩くのが嫌だったからだ。
三頭山山頂は01時27分着。昨年は02時00分。自分が頂上に立ったときにはそれほど寒さを感じることはなく、むしろ心地良いとさえ思った。時間の余裕は昨年の比ではないので、気分的にも楽に先に進むことができた。
鞘口峠までの下りはあまり得意ではないのだけれど、先行しているグループがいい感じで進んでいるので、それに引っ張ってもらった。02時10分に鞘口峠に到着。グループは休憩したけれど、自分はそのまま進み続けることにした。峠での休憩は、休憩後すぐに登りから始まることを表しているからだ。
鞘口峠からは女の子が一人ついてきた。話を聞くと大学の陸上の同好会とのこと。どうやら男子の先輩たちは軒並みリタイアしてしまったようで、この子だけが残っている様子。月夜見までは十分間に合う時間なので、それを伝えて先に進む。ここから月夜見まではたまに平らな部分もあるので、そういうところは少し小走りをしたりした。
第二関門の月夜見には03時21分着。関門締切6分前に着いた昨年を考えたらものすごく上出来。水500mlとスポーツドリンク1リットルをもらって、ガードレールに寄りかかって休憩。ブルーシートの上で靴を脱いでいる人は、果たしてリタイアなのか休憩なのか。自分だったら一旦靴を脱いでしまったら、もう走る気にはならないだろうなぁと思いながら眺めていた。
月夜見からしばらくはまた苦手な下り。そして、しばらく治まっていた睡魔が再び訪れてきた。御前山までの間の睡眠は覚えているだけでも4回。今度は2時間半の間にその回数なので、本当に眠かったのだと思う。コースタイムでは月夜見から御前山までは1時間50分。40分の差は本当に睡眠時間だと思う。御前山手前の惣岳山山頂では、安心しきってかなり深く寝入ってしまったように思う。
御前山到着は05時52分。昨年は06時07分と今までの余裕がかなり少なくなっている。そして結局今年も明るくなっての到着となってしまった。ここからの下りもやはり厳しいので、ライトをしまってザックのベルトをきつめにし、動きやすい格好に。
意識的に速めに進んでいったので、大ダワには昨年の07時40分に対して、07時05分と少し余裕を持つことができた。ここには綺麗なトイレもあるので、ゆっくり済ませて、補給も少しして大岳山へ向かう。昨年は「走れば間に合う」と言われて頑張って走ったところだ。比較的平坦な道が続いていることがわかっているので、今年も走れるところは走って、山頂を目指した。
大岳山着は08時17分、昨年は08時40分。昨年は1分しかここにいなかったけれど、今年は余裕があるので少し休憩。いままで歩んできた山並みを一望してちょっとひたる。するとビデオカメラを抱えた女の子にインタビューされた。とりあえず愛想よく答えておいた。
下りはやはり苦手、と思っていると抜かしていく人達がとにかく速い。怖くないのか不思議でならないけれど、自分が遅いのはこういうところの違いなのだろうなと思う。大岳神社にはスタッフの人がいたので、いつからここにいるのかと聞くと案の定昨日からとのこと。大会については色々と思うところはあるけれど、こうやって現場で動いているスタッフの方々にはやはり感謝しかない。水場の案内を受けて、先へ進む。
水場で水を汲んでいると、なんとなく集団になり、そのまま第三関門の長尾平へ。みなさんここへ来るまでに色々あったのだなぁと思う。長尾平には09時40分着。昨年は09時46分なので、また縮まってしまった。ここでなんと昨日応援してくれていた知り合いが再度来てくれていた。きっと心配していたと思うけれど、ギリギリの通過を喜んでくれ、長谷川恒男の碑の前で記念撮影をしてもらった。
御嶽神社から日の出山に向かうまでに、再度眠気が襲ってきた。ただ、時間的な余裕があまりなくなってきたので、眠ろうという気になれず、無理矢理に目を開けて前に進んでいた。今考えたらこれまで通り少し睡眠を取ったほうが結果的にはよかったのだと思うのだけれど、その時にはその判断ができないくらいに頭がいかれてしまっていたように思う。階段の石畳はビッテルのペットボトルが並んでいるように見え、立木は女の人が座っているように見えた。夜中であればそういうこともあるだろうけれど、日中にこうやって幻覚のようなものが見えるのはあまりないと思う。
日の出山山頂についてベンチに腰掛けたけれど、本当は横になって眠りたかった。でも日曜の昼間の観光地でそんなことをするわけにもいかず、少しだけ休憩して先へ進んだ。下りの階段ではやはり抜かれるし、頭の中は変だしで、かなり凹んだ状態だった。
このあたりで先ほど水場で一緒だった人たちと抜きつ抜かれつの状態になるけれど、眠くてどうしようもないので、愛想がなかったろうなぁと思う。眠い、でも進まないと間に合わない。とにかく葛藤しながら、それでも平地があれば少しでも走って、ということを繰り返していた。
65キロ地点で11時26分。あと6.5キロを1時間半。平地なら余裕なはずが、なぜか残り5キロがなかなかやってこない。残り5キロ、つまり1.5キロは11時48分。20分以上かかっている。このままのペースではちょっとまずいか?そんなことを思うも、今の自分にできることは変わりはない。とにかく進むだけだ。
確か山道が終わって、橋をわたって草むらの中を走るはず、そんな記憶をたどりながら進んでいると、その橋がやってきた。そしてあと2キロの表示は12時33分。先を進む人に追いついたかと思ったら、なんとスイーパーに追いつかれてしまった。残り1.5キロの所でスイーパーの人は本部に連絡をして、秒単位の正確な時間を聞いている。こういうこともあるかもしれないと思って、前日に時計の時刻をあわせてきたのはやはり正解だと思った。そして、スイーパーの方には、このまま行けば大丈夫と励まされる。心のなかでは十分間に合うつもりでいたのだけれど、傍から見たら、やはり危ないポジションにいたのだろう。
後ろからスイーパーとともに来た人は先に行ってしまい、抜かした人ともう一人の男性と3人でなんとなく進んでいく形に。二人は脚にダメージがあるようで、下りがかなりつらそう。自分はそれほどでもなかったので、平地になったらペースをあげようと思っていたが、脚は上がらなかった。
住宅街に入ってからゴールまでは、今までの中で一番長かったと思う。なかなか前に進まないし、時計は進んでいく。それでもあと2回曲がればゴールというのがわかった時点で、かなり安堵した。
ゴール前の直線では、恥ずかしながらまたもやビデオに撮られ、沢山の人の出迎えの中、時間内にゴールをすることができた。