放射能汚染食品から子どもを守りたい!

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放射能汚染食品から子どもを守るには何をすべきか?その自衛手段を考えていきます。

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週刊新潮にて、最近特に露出が増えた中部大学教授の武田邦彦氏がたたかれているようです。


その週刊誌の紙面はこちらで見られます

 →【雑誌記事】日本中に不安をまき散らす「年間1ミリシーベルト」男「放射能ヒステリー」を煽る「武田邦彦」中部大学教授の正体

※こういうの、紙面のデータ消えるかもしれませんから、早い目に見たほうがいいですよ!

まあ、武田氏が「トンデモ」の部類に入る?

と言われれば、そうかな、とも思います(どうみても、元々はイロモノの部類ですよね?)。


武田氏は、放射線について専門家ではないじゃない?

と言われれば、そうなのかもね、という気もします。



ただ、週間新潮の記事は、その武田氏よりも数段レベルが低いのではないか、、と思います。


例えば。


記事を見ると、武田氏が「年間1ミリシーベルト以上放射線浴びたら危ない」と言っていることになっていますが

たぶん違いますよね?


低線量の被曝について、武田氏が主張していることは、「誰も真実はわかっていない」ということ。


それどころか、武田氏の個人的考えとしては年間1ミリシーベルト超えても大丈夫だと思う、と(原発事故後の記事でも)はっきり明記されていたはずです。


ただし、今は、緊急時で個人的な考えは封印すべきとこだと思うから、法律で書かれている1ミリシーベルトを基準にして、当面判断していく・・・


という前提で、あの武田氏のブログが書かれていましたよね?確か。


そういう観点からは、武田氏のブログは最初から現在までずっと一貫していると思います。


なので、これに関しては、完全に週刊新潮の事実誤認、だと思います。



ちなみに、週刊新潮の記事を読んでいくと、年間1ミリシーベルトというのは、「(様々ある考え方の中のひとつの)考え方で、科学的根拠のあるものではない」と言ってます。

※かっこ内は、私が補足しました


また、週刊新潮では、「放射線の影響については膨大な論文があり、自分に都合のいいように論文を選ぶと、正反対のことも「科学的に正しい」と言えてしまいます」とも書かれています。



これらは、武田氏の主張と同一なんですよね(笑)


そうすると、週刊新潮は、なんで、武田教授を批判してるんでしょう?


全く同じことを言っているのに。

意味がわかりません。




次に。

週刊新潮の記事中では、武田氏が専門家でないから、その発言を信じるのはどうなんだ、、ということも書かれています。

ただ、よくよく考えてみると、実際のところ、武田氏がブログで公開していることの肝は、公開されている数値に基づいた単純計算。


例えば、人工放射能を年間1ミリシーベルトで収めるためには、内部被曝・外部被曝をいくらに収めないといけないか?という計算をしているだけ。


こんなの、放射能の専門家じゃなくてもできるでしょう。

単なる足し算とか掛け算とかですから。


そして、武田氏は、その計算結果を受けて、どう行動すべきか、というのを主張しているに過ぎない。

暫定基準値をあてにするな、というのもその一環。


これって、放射能の専門家じゃないとできないことですかね?

算数ができて、論理的思考ができる人なら誰でもできることだと思います


そう考えると、武田氏のブログは、少なくとも、筋は通っているように見えます。
※もちろん、正しいか、正しくないか、と筋が通っているかは別問題です。ただ、仮に、武田氏の主張が正しくないにしても、筋が一本通っている、というのは間違いないと思います。


ということで、私は、週刊新潮の記事は、ダメな記事だと思います


少なくとも、他人を批判するなら、もう少し、頭のいい編集者を付けたほうがいいのかな、、、と思います。