7日目

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今日はメコン川を渡りウモン寺へ。

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この巨大イカダ船に車を乗せて出発する。



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船の出航は手動作業だ。

実は船にトラックとか車がわんさか載っているわけで、

このおっさん、ものすごい力持ちなのだ。



メコン川は焦げ茶色をしていて、とてもじゃないが奇麗とは言えない。

これは周辺の土が赤土なのもあるが、

メコン川の源流がチベットであり、中国、ベトナムを経て流れてくるため

下流のラオスに流れる頃には川本来の自浄能力を超えて汚染されてしまっているからだ。

それ程、中国とベトナムの産業が発達してしまったことを物語っている。



船の上で、水面を指差して

ラオスの人に「Is this メコンリバー?」と尋ねたら

「NO! This is メコンライバー」と言われた。


発音なのか!?




さて。ウモン寺のある陸に着いた。
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船から下りる車。




ウモン寺への道のり。

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現在は観光客に知られることも無く

木々に囲まれてジメジメしているためにヒルが多い。


ヒルは木の上に棲み、人間が通ると体温を察知して落ちてくる。

さらに地面から這い上がって来て血を吸う。

血を吸われても痛みや痒みが無いので気づかない。結構厄介だ。


吸い付いたら離れないが、ヒルはニコチンが嫌いなので

タバコをすり潰して近づけると逃げていく。


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ウモン寺はアンコール時代、船着場だった。

ワットプーに巡礼に来る人たちが休憩し宿泊する施設として

または、航海の目印としてこの寺があったと言われている。




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こんな石象も。

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今では自然の一部となっている。






ウモン寺を見た後はボートでメコン川を渡り、コーン島へ。

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ここで注意すべきは、川に手を突っ込んではいけないということだ。



川には日本住血吸虫という非常に厄介な生物が生息している。

現地人には免疫があるが、日本人にとっては非常に危険。


日本住血吸虫は、琵琶湖など日本で発見されたためにその名前がついた寄生虫だ。

体長1cm程で、皮膚を食い破って体内に侵入し、肝臓に寄生して死に至らしめる。


私達日本人がびくびくしている一方でラオス人は川に手を突っ込みはしゃいでいた。




水におびえながらも
コーン島に着く。

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この島はフランスの植民地時代にリゾート地だった。


なので、今は使われてはいないがラオスで唯一鉄道と汽車がある。

フランスが作ったものだ。


コーン島の人々は何百年も変わらない昔ながらの暮らしをしていた。

人々は鶏や牛を飼い、畑を耕す。

時間に追われることはないが、小さな子どもにも仕事がある。

電気が通っていない家が殆どだが、電気は彼らには必要ない。


永遠という言葉が「普遍」を意味するとしたら、

この土地にこそ、永遠があるのではないだろうか。







夜はチャンパサックの寺院に僧侶の話を聞きに行った。

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寺は電力が相当余っているらしく、

電球などの装飾が派手で、歌舞伎町のようにピカピカしている。


寺院内の設備も充実しており、とても住民の寄付で成り立っているとは思えない。

茣蓙の上に座ってお経を聞き、その後僧侶の歓迎をうけた。


夜遅くにゲストハウスに着き、就寝。

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