本当に久しぶりの投稿になってしまいました。

フェイスブックばかりでブログの更新が滞り、3月はお手伝いに

来てくださっている方が様々な情報をブログに流してくれていました。


久しぶりに私からの投稿です。


ご承知の通り、12日に地方自治体選挙が行われ、

二期目を付託させていただけることになりました。

市民の方、一人一人が私に託してくださった、その意味を考え、

感謝と責任をしっかりと感じながら、

4年間、一日、一日を市政発展の為に活動する所存です。


本来ならば、結果がわかった次の日に更新すべきところでしたが、

このブログを更新するまで、消化できない思いがいろいろとあり、

整理つくまで、しっかりとした思いが書けるまで、自分の心と向き合っていました。



9日間の選挙戦


私は政策で判断してほしいとの思いから、名前ではなく政策を訴える選挙をしました。

街宣カーもウグイスさんに(私の友人・知人)政策を伝えてもらい、

私自身も住宅街で車を止め、演説を繰り返しました。


以下演説の概要です。


子育て支援

子育て施策は子育て世代のだけでのものではなく、

人口減少する地方自治体にとって消滅を防ぐための地域活性化施策。

子育ては社会貢献、子どもは社会資源。 

自分の子どもだけではなく、地域一帯、千葉市全体で育てる必要がある。


子ども子育て支援新制度が始まる今、自治体・施設経営者・現場・保護者の課題を

議会で取り上げ提言する必要がある。

今こそ、母親議員の目線が必要 

切れ目ない保育環境の充実が必要なことから子どもルームの重要性を訴えていく。


二期目の重点施策 

保育所待機児童0の先のきめ細やかな保育環境の充実 

病児・病後児保育、一時預かり、幼稚園長時間預かり保育、認定こども園の推進、

子どもルームの拡充と環境向上


教育施策

安倍政権になり、止まってしまっている少人数学級の推進を

県から市へ教職員の権限を委譲されたのち、どう進めるか。

地方自治体でしっかりと少人数学級の推進を進めるべき。



高齢者施策

団塊ジュニアとして、親を看取る責任があることから

喫緊の課題と捉え、2025年問題に取り組む。

地域包括ケアシステムの推進では組織強化を実現できた.。


市民も施設ありきの老後計画ではなく、

住み慣れた地域で医療介護を受け、看取られることに意識転換を。

健康寿命の長寿命化の必要性。

医療資源の不足は今後深刻化する

。医療政策は市政の権限を越えて取り組んでいかねばならない。

県政・国政と連携して、医療資源の確保・育成、医療方針と福祉方針の整合性、

市立病院の機能強化などに取り組んでいく。


市民との協働政策提言


現代では様々な分野で市民の生活・ニーズが多様化し、

行政サービスでは対応できない。


まずは居場所作り。高齢者・子どもなど市民の力で集える場の提供をしていきたい。

市民も受け身ではいられない。主体的に関わり、自ら市政を変える力に。

パパ・ママとの協働政策提案。

父子家庭の支援、食育、働き方が多様化しているママの支援など。


議員・市民・団体など双方向から変えていきたい。

アクティブシニアがいるのも美浜区ならでは。活躍の場を。


雨が多く、寒い中での選挙戦となりましたが、たくさんの方と話し、

握手をした9日間でした。

子どもさんに話しかけ、握手をできるのが選挙の唯一の楽しみ。

この笑顔がくもらないようにしなければ、と市政への思いを日に日に強くしました。



選挙中、嬉しかったエピソードをいくつか。


お子さんが「あっ、たばた直子さんだ。お母さんが好きなんだ。」

と言ってくれた小学生。


「うちのかみさんがあんたのファンなんだよ。」と言ってくれたおじいちゃん。


「すみません。」と言われ、振り返ると、政策集を指差し、「それください。」と

言ってくれたピアスをあけている20代男性の若者。


「読んでみようかな。」と政策集を受け取ってくれた

ハイヒールを素敵に履きこなしていたOLの方。


街宣車が嫌われるということで慎重に走るよう気遣っている地域で

マンションから赤ちゃんと一緒に手を振ってくれたママさん。


今回、党の逆風は総選挙ほど感じず、未婚・既婚問わず、

20代から40代の女性からの反応を強く感じた選挙でした。


懸念材料としては投票率が東日本大震災後の4年前の選挙よりも低いこと。

政治不信、無関心が加速しており、

一部の意識のある市民しか投票に行かない実態は

政治の腐敗にもつながりかねません。


 夕張市は破たん後、選挙の投票率がほぼ100%と伺ったことが

あります。自分に降りかかることとなれば、無関心、責任放棄ではいられません。

つまりは、社会の停滞を感じていても、危機感は

個々人にはないということなのでしょう。


そして自分が投票しても政治は変わらないと思われているかもしれません。


しかし、私は付託される側だからわかります。

付託された議員で政治は変わります。

子孫によい未来を残したいという思いがあるならば、

まずは投票し、その付託した議員が四年間、本当に何をしているか、

議会活動など、見えない部分も含め、しっかりと見ていく必要があります。


皆さんから話しかけられると少し実感がわくのですが、

今は喜びよりも重責を感じ、身が引き締まる思いです。


今回の千葉市議選の結果は私にとって考えさせられるものとなりました。

この人と、もう一度市政について議論し、共に変えていきたい・・

そう思った党派を超えた先輩・同僚議員を失う結果でもあったからです。


熱意・政策提言能力・議会貢献度と必ずしも選挙結果が一緒でないこと、

これが選挙の現実であり、恐いところです。

有権者の方々の判断基準、それを議会貢献度と一致させていくためにも、

有権者にももっと市政に関心を高めていただきたいですし、

私たち議員はあらゆる手法で発信したり、市政の理解をしていただけるよう

さらに努力をしていかねばならないと感じました。


私にとってまだ消化不良ですが、千葉市議会が大事な議員を失った中で

自分は何をすべきか精進していきたいと考えています。


未来を守りたい。改革をとめない。真っ直ぐな視点を千葉市に。


これが私のキャッチフレーズです。


常に胸にこの思いを持ち、今日から、また一歩一歩進んでいきます。

皆様の更なるご支援と活動へのご理解賜りますよう、よろしくお願いします。