愛煙家への貴重な援護射撃?

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何年か前、「禁煙ファシズムと戦う」という本が出版された。私自身は、そうした本が出ている以上、反禁煙的言論が世の中で封殺されている(→禁煙ファシズム状態)とは思っていない。むしろ、

日本における本当の禁煙ファシズムとは、たばこ嫌いの人の中で、「でも、今の日本の嫌煙運動はちょっと行き過ぎじゃないの?」と声を上げにくくなっていることではないのか


と思う。

つまり、逆方向のベクトルが突っ張りあうのは世の必然であるが、あるベクトルの中で、ステアリング機能(方向修正)や、ブレーキ機能(速度調整)が失われることのほうが危険だと言いたいのだ。

その点、当ブログでもすでに先日別メンバー(嫌煙派)がレビューしている「禁煙にすればするほど煙たくなるニッポン」は、嫌煙家があえて現代の禁煙至上主義に疑問を呈した珍しい本である(禁煙推進するほど逆に受動喫煙が起きる例を提示し、できる限り分煙して喫煙の機会を確保すべしと主張)。それゆえ、おそらく禁煙至上主義者からは「愛煙家に妥協的なエセ嫌煙家め」と非難されることは容易に予想できるが。

禁煙にすればするほど煙たくなるニッポン (扶桑社新書)/山本 直治
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というわけで、むしろこの本を支持し、活用すべきは愛煙家なのかもしれない(今回のレビューは喫煙側からのつもりだ)。この著者のように、たばこの存在を否定せず、現実的共存を謳う嫌煙家もいるのだ。マナーの関係も 「目の前でなければどうぞ吸って」という人がいないわけではないように、非喫煙者・嫌煙家といっても個人差があり、すべての人が「世の中からのたばこ撲滅」を望んでいるわけではない。愛煙家が自らの立場を守るためには、非喫煙者全員をまとめて敵視するのではなく、こうした理解ある非喫煙者と連携していく必要があるのではないかと思うのだが。

ちなみに、飲食店などで、食事が終わるまでたばこをポケットに入れておいて、食後に取り出して吸うのは嫌煙家を惑わして(途中まで非喫煙者だと誤解させるため)迷惑らしいです。ハイ。以後気をつけます(笑)。

TB用言及リンク

http://punxlife.seesaa.net/article/18006897.html

http://blog.goo.ne.jp/y-tech/e/aa794e7cae49696822ddc4d26b1267b2

http://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/2a29cf3c7e74077e768f51befe9f675c

http://kokusaitekika.seesaa.net/article/111688620.html
http://d.hatena.ne.jp/move2600/20081225/1230165639
http://oniwaban.seesaa.net/article/111386330.html
http://miyayume.cocolog-nifty.com/trainbox/2008/12/post-b1db.html
http://blogs.yahoo.co.jp/freebird_k2500/5214140.html
http://ameblo.jp/xsaorismx/entry-10148185670.html
http://sanjuro.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/13_e316.html
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