2016-03-31 22:44:49

MASセミナー21 開催報告 「日本人的メンタリティとは?」

テーマ:建築コラム
いよいよ東京も桜が満開ですね。泉ガーデンの桜が見ごろになっていました。



先日、3月5日にJIA港地域会で「MASセミナー第21回」を開催しました。
テーマは「日本人的メンタリティとは?」。今日は、桜を見てあらためて、これぞ日本人の心の原風景かと思いました。日常的に魅力を感じること、面白いものの中に、日本人の精神性として何かとつながる糸を発見できないかという試みです。



自分がピックアップしたテーマは「鳥獣戯画」。
その切り口を少し掘って考えてみおようと思いました。きっかけは2015年10月に上野国立博物館にて開催された「鳥獣戯画展」です。教科書では見たことがあっても実物を見たことが無かった「鳥獣戯画」平日の昼なら空いているかと行ってみましたが、数千人の来場者が列をつくって3時間待ちという状況にびっくりしました。この異常な人気はいったい何なのだろう?と考えた時、日本の漫画文化の発生と世界に注目されるアニメ文化。現代のスーパーフラットという言葉を生んだ村上隆氏の作品につながる戯画の精神。ここに日本人的なメンタリティのヒントが隠されていないだろうか、と仮説を立てて探究してみました。



まず背景となる日本の歴史をあらためて概観するところから始めました。
歴史を振り返った流の中で日本人のメンタリティの断層が存在する、というのが最初の出発点にしてみました。明治維新、第二次世界大戦、そして東日本大震災という大きな出来事が日本人のメンタリティに深い断層を作ってしまい、誇りや自信を喪失する構造が生まれているのでは?ということで、断層をいったん肯定し、明治以前の文化、芸能、美術を新しい視点で見ることに可能性を感じます。




最初は、なんと壮大なテーマか、とも思いましたが、参加された方々から戦時中の経験や現代のアート界の閉塞感など、さまざまな意見が飛び出し、興味深く考えさせられる充実の時間になりました。

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2016-03-08 20:24:35

武蔵小山アパートメント 9年目の大規模修繕

テーマ:建築コラム
私達の事務所で設計し、2007年に竣工した「武蔵小山アパートメント」。16世帯の賃貸住宅ですが、今のところ1戸を残して満室で、入居率も高く利用していただいています。
さて、この建物、竣工9年目にして、大規模修繕を行うことになりました。

道路側から見た外観

道路側のファサードは、金属系の外壁材なので汚れはまったく気にならないのですが、セキュリティゾーンの内側である、「中庭まわり」の外壁は、ラムダという窯業系無塗装のサイディングを採用ました。これに水が沁みこんで、大変汚い風景になってしまいました。
中庭側の外壁汚れ

クラックが発生

その上、クラックまで発生し、このままでは躯体に水は入ってしまう恐れもあるので、ラムダ面全面に強弾性、耐汚染型弾性塗装を施工することにしました。

このような、無塗装品のラムダという外壁材、コンクリートの素地に近い上品な風合いが気に入って、好んで使っていた素材ですが、9年経ってみて、その汚れやすさと、ひび割れも起こってしまいました。

この歳になると、過去の建築で、難しいディテールや建築業界ではやっている素材など、恐れを知らずに採用した結果問題を引き起こし、痛い思いをすることがあります。

今週、塗装工事が終わり、水切りも付け直し、汚れが付きにくいディテールを工夫しました。すっきりきれいになった武蔵小山。これで新規一転、入居者さんが気持ちよく、住んでいただけますように。




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