2015-09-30 15:29:46

MASセミナー 第20回のお知らせ

テーマ:建築コラム
秋も深まり、どこからか金木犀の香りがして、気持ちの良い季節になりました。

さて、今日は自分が所属する日本建築家協会(JIA)、港地域会が主催する、「第20回 MASセミナー 」のお知らせです。



PDFダウンロードはこちら→

今回のテーマは「街と建築の未来のための3つの提言-まずは港区から」です。
再開発などで変わり続ける東京の港区にあって、街の未来を考えるための具体的な場所をピックアップしながら、身近なところにある ①残したいもの、②見直したほうがいいもの、③一石を投じたいこと という視点でお話ししようと思います。

複数のパネリストが、各々短いスライドでお話したあと、会場のみなさんにもご発言いただきつつ、意識や希望を共有し一緒に考えていくひとときをつくりたいと思います。


今回のテーマに対する参加建築家のメッセージはこちら。↓

PDFダウンロードはこちらから→


このセミナーは、まちや建築、社会のあり方などに興味のある方ならどなたでも参加でき、自由に発言していただけるセミナーです。

終わった後に、同会場にて懇親会もあります。ぜひお気軽にご参加ください。

テーマ:「街と建築の未来のための3つの提言-まずは港区から」
日時:2015年10月17日(土) 
      ・セミナー: 14時~16時
      ・懇親会 :16時~17時半 (参加費500円)
      (ワイン、軽食付)
場所:日本建築家協会 JIA館1階 建築家クラブ
    渋谷区神宮前2-3-18

申し込み・詳しくはこちら→ http://www.jia-minato.jp/


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2015-09-28 19:37:24

「Trapezium」のお掃除 ~ 竣工後、6年たって

テーマ:建築コラム
私達の事務所で設計し、6年前に竣工したTrapezium

モルタルの階段やガラス面には、年季が入った汚れがついてきておりました。



先日の連休の晴れた日、スタッフと一緒に大掃除に伺いました。フィックスガラスが地上5mあたりにあり、庇のようなボリュームのせいで、窓ガラスに砂埃がついたまま掃除ができずに困っておられたのを見て、私達がお手伝いせねばと。。。


壁面というのは、庇があったほうが傷みも少なく、汚れにくいと認識していましたが、ガラス面は庇があると逆に汚れが取れず、内側から見てちょっと悲しい光景が生まれてしまいます。窓ガラスの清掃方法も、設計者として考えるべきところ・・。
2.4mのガラス掃除モップで脚立に乗ってやっと届きました。事務所のスタッフのY君が背が高いので、なんとかガラス清掃成功。。(*^。^*)
お掃除は、成果がはっきりでて達成感が高い仕事ですね~。



 モルタルの階段もずいぶんコケがはえて。。(゜-゜)オーナーのAさん、高圧蒸気洗浄機をお持ちだとのこと。使ってみると、おもしろいくらい、根の深い汚れを浮き上がらせてくれます。すごい威力。



自分たちの作った建物のメンテナンスとして、お掃除にお邪魔するのは実は、とても良い勉強になると思いました。どうやって掃除する?素材が数年たってどう汚れて、割れていくか、リアルに感じとるので、設計の段階でも考えないといけないのですが、なかなか新築工事の仕事に追われていると、振り返ることが少ないのも現実です。


こういう定期的なお掃除、積極的にお手伝いさせていただきければ幸いです。


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2015-09-19 20:09:08

「steps」の一年点検に行って来ました。

テーマ:建築のしごと
昨年の8月に竣工した雪谷大塚のコーポラティブハウス「steps」が、竣工引き渡しから、早くも1年が経ち、先週一年点検を行いました。




まずに感じたのは、一年経っても、竣工当初と変わらず、本当に美しく、整然と、クリエイティブに暮らしておられるみなさんの生活です。生活の力とデザインセンスがどのお宅にも満たされていて、幸せな、良い空間だなあとほれぼれしました。



また、1階の住まいには、小さな庭があり、その樹木がどの家も元気に青々と成長していて、小さな庭ながら、住まいに対する影響は大きいと感じます。自分の設計した空間に惚れ直しました。(笑)


さて、コンクリートの打ち放しとモルタルの床、という素材のインテリアで、蓄熱式床暖房は、冬の暖かさがが好評でした。とはいえ、土間床のクラックが目立っていいます。このようなクラックは、コンクリートの素地の床でに埋め込まれた温水床暖房、という組み合わせでは避けられない問題です。


それを汚いものとみるか、素材の味わいと思うかが、このような仕上げを選べるかどうかの施主の条件です。無垢木を張った玄関の扉も西日をあびて伸び縮みし、隙間が発生していますが、それも許容していただかなくてはいけません。



コーポラティブハウスは、そういうリスクを受け入れてもらって作ることが可能である、ということかな、とあらためて思います。

素の素材というのは、そういうヒビや隙間、割れのような変化があっても、年月を経て良い味わいに感じられるように思うのは、自分だけでしょうか?
対照的に、人口的に作られた自然素材風のサイディングやシートなどの新建材は、汚れにくいかもしれませんが、年月が経つとある日突然みすぼらしく感じることがあるように思います。


自分が作ってきた建築は、まだまだエイジングの味わいを実現できるレベルではないですし、さまざまな間違いを犯して反省することばかりですが恥ずかしいのですが、年を重ねるほどに味わい深く、愛着を持てる、そういう建築のあり方を追求し、少しづつでも、近づいていければいいなあと憧れます。



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