2015-04-30 18:30:49

GARDEN HOUSEの贅沢な休日

テーマ:日々のこと
昨日は、私が10年前に増築工事の設計をさせていただいたGARDEN HOUDE にお邪魔してきました。

家主は、伊勢原市の一角にあるこのお宅の建て主は認知心理学の研究者で第一人者でもあるI先生。猫と植物をこよなく愛するIさんとは、クライアントというより、親しい友人として長くおつきあいいただいていて、昨日もいつものように一緒に料理をつくり、夕方の屋上でワインを楽しむのが極上のひととき。


 今回は、先日ラジオ出演したIさんの言語の違いによる認知の違いがちょっと盛り上がりました。西洋を旅していると、見知らぬ人でも、アイコンタクトして微笑む、というのはとても自然な体験ですが、日本では、そのようなコミュニケーションがほとんどないのはなんだろう?ということでお聞きしてみました。

 日本語は、言語として、主語がなくても話ができる、という特徴があります。その場の状況から類推して話すことが大切で、そのために、「語らないでおく部分」が結構たくさんある。そのことは、控えめにしたり、遠慮したりすることが美徳とされる文化にもつながっています。
 しかし、そのせいでコミュニケーションの範囲が狭まり、家族や会社の知人など、よく知っている人同士でしか、打ち解けない、アイコンタクトが起きないという、閉じたコミュニティーを作る傾向があると。

 特に、不快感や違和感などネガティブな感情は、その相手に直接伝えることは極めてまれ。ぐっとがまんして、腹にしまう。そういう家族・友人間の暗黙知のコミュニケーションは、たまってくると澱のように沈殿して、重たく、ねばっと、健康を害する何か、目に見えないけれど、日本独特の「悪いもの」が発生すると感じます。
 一方欧米では言語の性質上、コミュニケーションで自分自身を率直に開示するような言語の構造を持っているため、はっきりとしていて、わかりやすく伝わるので、コミュニケーションが開かれているのではないか、とうことを発見しました。

自分の感情に向き合って、ちょっと変、なんかあるな、と思ったときに、丁寧にコミュニケーションすることは、日本でも風通しの良い健全な関係の根っこを作ると思いました。

 Iさんのお宅の愛猫はユキチといいます。Iさんの敬愛する福沢諭吉先生の名前をとったようで・・(笑)



 西洋文化と日本文化、それぞれの特徴や良さを深く考える機会、認知心理学の議論は、本当に贅沢なひとときでした。
 


 
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2015-04-23 21:31:45

「郊外の生態学」~東大の設計スタジオと「土気」サミット

テーマ:建築コラム

東京大学大学院新領域のスタジオ課題が始まり、私は非常勤講師として半年間担当します。今週の日曜日、レクチャーをするために対象地になる千葉県千葉市緑区土気町に行って来ました。




課題の担当は今年東大新領域教授になられた岡部明子先生で「SUBURBAN ECOLOGY~郊外生態学」。
千葉市緑区あすみが丘として、新しい住宅地が次々開発されてきました。
 





一方で、千葉の内陸にある土気エリアは、郊外住宅地として開発されたエリアと石器時代にさかのぼるような歴史を持つ旧土気地域では、農業が存続しており、住宅地と隣り合って共存するコンテクストを持つようです。

実はこの土地、旧石器時代から多くの村があった3万年の歴史を持つ、古墳時代の銀座通り(?)でもあったという由緒ある土地なのでした。

そんな中まちづくりのための活動を行っているのは、旧土気エリアの住民である20代~30代の若者のグループ 「土気NGO」です。




この日は地元のNGOが企画する「土気サミット」が開催されており、地元で自らの仕事をしているプレゼンターがる仕事や夢を語りまちづくり的な視点でプレゼンテーションし、コラボレーションを企てる、というワークショップを行いました。





 プレゼンターには若い夫婦でここに移り住み農業を始めた人、看護師として予防医学を広めたい人、靴下工場の跡継ぎの方など、さまざまなジャンルの地域に住む人が登壇されていていました。

新興住宅地といっても深く掘り下げると、古い歴史があったり手つかずの自然、農業や林業、水産業など、とともに、「町で活動する人」という自然的な宝に出会うのがとても新鮮な驚きです。

とても豊かなポテンシャルを持つ千葉市の郊外住宅地。
 人口が減少し高齢化を迎える時代に向けて、みんなが欲しい未来の住環境のあり方、生活のあり方とは何なのか?この課題を通して、学生たちと一緒に考えていけたらと思うとわくわくしています。みなさん、がんばってください。



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2015-04-09 17:39:48

田口設計事務所では、設計スタッフ・アルバイトを募集しています。

テーマ:建築のしごと
田口知子建築設計事務所が設計スタッフ・アルバイトを募集しています。

■業務内容と特徴
私たちの事務所では、戸建て住宅・集合住宅・コーポラティブハウス・保育園など、人の生活に寄り添って環境を豊かにし、人を幸せにする建築を作っていきたいと思います。
基本的な環境性能も大切にしながら、ユニークで、楽しく、美しい空間を一緒に実現していく仲間、仕事に情熱的に取り組んでくださる方、募集しています。

過去の作品。http://t-taguchi.com/


■職種 設計監理者 
募集:正社員 1名 (経験者優遇。既卒・新卒可)    
   アルバイト 若干名
■勤務地
 住所:東京都港区麻布台1-5-6-701
 最寄駅: 南北線 六本木1丁目駅から 徒歩6分
      大江戸線 麻布十番駅から 徒歩8分
■応募資格
・4年制大学 建築学科・大学院卒業、あるいは同等以上の能力のある方
・年齢 38歳以下

■必須条件:
・建築の設計が好きで、情熱を持っている方
・Vector Works, Illustrator、Photoshop が使えること
・一般常識を持ち、コミュニケーション能力の高い方

■優遇条件:
・現場監理経験者・確認申請・実施図面を書ける方
・模型・CG(Rhinoceros)得意な方
・都内在住者
・建築士資格保持者
・設計賞コンペ受賞歴のある方

■報酬・待遇:
 能力・経験に応じて応相談 初任給:14~25万円/月
 アルバイト 時給800円~

■休日:
日曜・祝日、隔週土曜日・夏期、年末年始、その他応相談

■応募方法
希望する方は、履歴書(志望動機・顔写真・使用可能ソフト・連絡先メールアドレス含む)、ポートフォリオをメールで送って下さい。(郵送も可。ポートフォリオ返却希望の場合、返信用封筒を同封ください。)面談にお越しいただく場合には、1週間以内にご連絡いたします。
  応募先:info@t-taguchi.com 田口設計事務所(tel 03-5545-5936)田口宛て
 
 
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