1 | 2 次ページ >> ▼ /
2013-07-27 18:28:06

雪谷大塚の集合住宅 第5回総会~施工会社のプレゼンテーション

テーマ:建築のしごと
本日は、「雪谷大塚の集合住宅」コーポラティブハウスの組合総会が開催されました。

3社に実施図面を提出し、先週3社の見積もりが出てきました。消費税増税のひっ迫状況で工事費の上昇が懸念されましたが、意外にも射程内の価格で出てきて、本当にほっとしました。


その結果とともに、施工会社の会社としての意気込みや会社PRのプレゼンテーションを聞く、という機会です。 


本当に今回の組合員の皆様、強運な方が多いのかもしれません。今回の見積もりをいただいた施工会社は、健全な良い施工会社で、出てきた価格も妥当である、ということは、とても幸せなことだと思います。

後ろで施工会社のプレゼンをお聞きしていて、とても印象に残る会社がありました。地方の本社からわざわざ出てきた社長様の謹直さと誠実さ、モノづくりに対する実直な姿勢は、私も含め、組合員の皆様も多く心を動かされていたようでした。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ 組合の総会風景


しかし、施工会社の選定というのは、見積価格のほうが一歩先に出てきてしまうのが現実のようです。


今回の施工会社の選定は、組合員の皆様の投票で決まります。

どの会社が選ばれるかはまだわかりませんが、良い選択肢に恵まれているので安心して見守っています。



AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2013-07-16 20:39:27

LIVES 8月号に「3世帯8人家族の家」が掲載されました。

テーマ:建築コラム

713日発売のLIVESに、昨年竣工した3世帯8人家族の家」 が掲載されました。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ

「子供と暮らす家」という特集テーマで取り上げられています。この家の作品紹介の後に、「子供と暮らす家のQ&A」という4ページのインタビューも載せていただきました。過去の家づくりで考えてきたアイデアをいろいろしゃべっています。



御両親と姉妹の各世帯が3世帯それぞれ生活空間を持ち、子供書斎と階段、玄関、シャワー、浴室を真ん中の共用部に配置して、3家族のつながりと適度な距離感、プライバシーを両立させた住宅です。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ 家の前で記念撮影。玄関は120cmの大型引き戸。ガラス梁の向こうは共用の階段室です。




竣工後一年たって取材に同行して、ご家族が本当に楽しそうに、非日常的な遊びごころを満載して暮らしておられる様子をみて、「ああ、こういう暮らしが、子育てする家族や、老夫婦の理想の生活スタイルなのだなあ・・。」と実感しました。

 というのも、姉妹のお子さんはそれぞれ男の子と女の子で仲良しです。二人とも小学生ですが、家に帰ってくると大人がだれか待っていてくれておやつやごはんを用意してくれる安心感。3つの家をぐるぐる回る子供はのびやかで幸せな笑顔をふりまいています。

建築家 田口知子の日常をつづったブログ  共用部にある子供書斎で、2世帯の子供が一緒に勉強します。窓の向こうはお姉さんの世帯のキッチンです。


 姉妹のご家族は、2世帯の間にあるテラスで毎週「外ごはん」を楽しんでおられるそう。パンケーキを一緒に食べたり、バーベキューやベーコンづくりなど、非日常なアウトドアライフを日常化してしまっているのが素敵です。

 お姉さんが明るく、クリエイティブにリーダーシップが発揮する人柄で、家族皆の信頼関係があることが、このような生活が成立するポイントだなあ、とも感じました。家というのは、やはり「人」がつくるもの。器(建築)のできることは限られています。

とはいえ3世帯で住む、というと大きな家に見えますが、延床面積178㎡です。プライベートと共用ゾーンを組み合わせて暮らせるので、プライベートな部分はそれぞれ45㎡程度でも、のびのび暮らせる家作りを低予算で実現することができるが可能になりました。そこは、建築家としての「技」です。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ 妹さんの生活空間。キッチンとリビング、寝室と子供部屋を立体的に重ねて視線の抜けをデザインしています。



建築家 田口知子の日常をつづったブログ お姉さんの世帯のリビング。奥には2世帯共用のバルコニーがあります。



取材を通して、集まって住むということの魅力と可能性をあらためて再発見した一日でした。こんな素敵なご家族にめぐりあい、設計に携わることができたのは幸せなことでした。Yさん、Mさん、取材協力ありがとうございました。

 


photo by:中村晃








 



AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2013-07-13 21:43:59

「広い家」と「共同の家」~東京大学新領域の設計課題

テーマ:建築コラム

今日は、東京大学新領域創成学科の最終講評会でした。非常勤講師として設計を教えています。出題は大野先生・清家先生の出題でタイトルは「広い家・共同の家」というテーマです。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ

郊外の一戸建て住宅地にスポットを当て、これからの少子高齢化社会を迎える住まいとして、郊外の家を再認識し、共同で生活を支えあうシステムを提案することで、実際の郊外住宅地に新たな住民を呼び込むことができないか、という課題です。

実際に、柏市花野井「柏ビレッジ」に、区画も含め宅地全体を設計しなおす、という課題です。柏ヴィレッジに住まわれている住民も傍聴され、タイムリーのニーズのあるテーマだなあと思います。学生たちの課題発表をとても楽しみにしていました。


設計内容は、だんだんよくなっていましたが、一番問題なのは実体験としての問題意識です。東大生には、現代の郊外住宅地の状況や高齢化した住民の意識にはリアルな接点がないらしく、核家族形態を信頼していて、単なる世代交代の話になってしまう作品が多いのにはびっくりしました。彼ら学生が、おそらく恵まれた明るい家庭環境にいるせいなのかもしれません。


設計課題をやっていると、人の生きている世界によって、見える世界は本当に異なるもので、同じ世代の建築家でもその人の仕事の状況や環境によって見える世界がまったく違うんだなあ、と感じることがよくあります。正しい回答は無いですが、その中でも自分の立ち位置を決めて発言しないといけないのが難しくもおもしろいところでもあります。

私たち講師が試行錯誤しながら講評した後、最後に住民の方がおしゃっていた言葉がとても印象的でした。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ

「私たちは、みなさんの提案しているようなすばらしい郊外住宅に住んでいますが、ずっと家にいると気がくるってしまう。私たちは非日常なものを求めています。六本木でストレス解消してます。」とか、「今町では、高齢者の独居老人が増えていることが一番の問題なんですよ。それをなんとかしてほしいということ、ここに若い人を呼び戻すアイデアを提案してくれればねえ」といった住民の方の意見は最高だなあ、かなわないな、と思いました。


設計にこういうリアルな意見を聞くことと、同時にゲリラのように、先生の期待や今ある現実を飛び超えて、意外性とパワーのある設計を提案してくれることを学生さんたちに期待しています。


有意義で、とても考えさせられる時間でした。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 次ページ >> ▼ /

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。