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2009-12-30 19:47:27

空からの訪問者

テーマ:日々のこと

今年も残すところあとわずかですね。


昨日は事務所の大掃除を終え、仕事納めをしました。


大掃除でへたっているところへ「千駄木の家」 の奥様からうれしいメールが届きました。


先日のブログに書いた「空を感じるキッチン」 で、月が真ん中に入った写真を送ってくださったのです。

田口知子が日常をつづったブログ 窓の真ん中の光る点が月です!

「つい先ほど、夕飯の支度をしているときに誰かの視線を感じて目を上げると・・・今日もまた見えました、冴えた月。」という言葉に豊かな自然との交感を感じて、とても感動しました。




来年1月1日は満月ですね。


皆さんよいお正月をお迎えください。





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2009-12-25 21:29:50

「空を感じるキッチン」~千駄木の家 アフターレポート

テーマ:建築のしごと

先日、私の事務所で設計した、「千駄木の家 」におじゃましました。今年の10月に完成したばかりなのですが、早速トラブル発生。(ノ゚ο゚)ノ



田口知子が日常をつづったブログ 「千駄木の家」外観です。

モルタルの外壁の塗装(リシンという素材です)が、雨の日の後、ぽっこり膨らんでいることが発見されました。


田口知子が日常をつづったブログ 玄関の脇に大きなたんこぶが・・

田口知子が日常をつづったブログ アップ。こぶがしぼんでいます。


原因解明のために施工した工務店と塗装屋さんも一緒にお伺いすることに。モルタル壁にリシン吹き付け、というのは日本の木造住宅ではとても古くからある一般的な外壁仕上げです。私の事務所でも何軒も採用してきましたが、今までこんなたんこぶみたいなものが出たことはありませんでした。どういうことだ?。(´д`lll)


田口知子が日常をつづったブログ 原因究明のため、ふくれた周辺も塗装をはがしている塗装屋さん。中庭側の見上げです。


 外装のアイカ工業に問い合わせたところ、「従来のリシンだと、モルタル外壁のクラックが目立つので、クレームになりやすい。そこで伸び縮みする弾力性のあるリシンを開発したのですが、その場合そういうふくれが起きる場合があります。」とのこと。

 

従来の透湿性のあるリシンでクラックが出るのと、ヒビ割れは見えないけど水ぶくれが起き易い、どちらかいいか、と言われると・・?ひび割れが起きても、建物的には問題ないので、従来のほうがよいのでは?ん・・業者の「クレームはできるだけ避けたい」精神がここでも現れているなあ、と感じました・・・。


 とはいえ、久々にご訪問したおかげでうれしい報告もありました。


奥様が、「このキッチンに立って作業していると、あの窓からとてもきれいな月が見えるんです。空の変化も感じられて、いいんですよー。」とうれしそうにおっしゃってくださいました。


建築は、本当にいろいろな問題が起きますが、こういう瞬間にはとても大きな喜びがあります。

 


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2009-12-21 12:27:35

「アンパンマン」と「マネー資本主義」

テーマ:日々のこと

テレビの話題です(‐^▽^‐)


昨日の夜のNHKでやっていたマネー資本主義。見られた方も多いと思いますが、マネーに姿を変えた巨大なモンスターが暴走するお話で、とても興味深い番組でした。


さて、それとは別にアンパンマンのやなせたかしさんのプレミアム8、だいぶ前に放送していたものを見ました。やなせさんと言えばアンパンマンの生みの親で有名な方ですが、90歳のご高齢であることにびっくりしました。あの明るさと元気さはまさに人生の達人ですね。日本の偉大な人は漫画家に多いですね。手塚治虫氏や水木しげる氏なども尊敬しています。


 その達人、やなせさんが語る正義について、とても印象に残ったので引用させてもらいます。

「正義というのは本来格好いいものじゃない。スーパーマンが悪者を倒す、というような正義のあり方は胡散臭い。世の中で言われる悪は、立場を変えれば簡単に善にもなるということを戦争で学んだ。あいつは悪だから倒さねばならん、というやり方は本当は正義ではない。正義とは、目の前にお腹をすかせた人がいたときに、その相手に食べ物を提供する、という行為である。そして正義を行うときには、自分も何かしらの犠牲や痛みを伴うものである。」

 初期のアンパンマンの作品で、砂漠でおなかをすかせた旅人に、アンパンマンは自分の頭を差し出して食べさせる、というシーンがあります。食べられて顔が半分なくなって空を飛んで帰るアンパンマンはちょっとした衝撃です。それを見た大人の読者や出版社は「子供の話として残酷だ」と、大変非難されたそうです。以降、そういうシーンはあまり書かなくなったらいしですが、ヤナセさんの深い洞察の核心は、顔を食べられるアンパンマンにある、ということを初めて知りました。

 さて、先ほどのマネー資本主義のシーンで、クリスマス前のニューヨーク。1万人を超える人が食べ物をもらうための炊き出しに並んでご飯をもらっていました。このご飯を配るボランティアには、ゴールドマンサックスなどの金融会社の社員がいたそうです。ボランティアをやることは人間的な行為ですが、この番組には皮肉が含まれていました。正義とは、本当にわかりにくいですね。

 現代の正義は「自分の安全を守ること・身内の利益を確保すること」がベースにあることによって混乱が生じるのでしょう。

アンパンマンの話の中にヒントが隠されているように思いました。



田口知子が日常をつづったブログ ごはんください(りょうま)




 


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