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2012-02-01 21:47:15

「代々木上原の家」現場レポート~着工しました。地盤改良中です。

テーマ:建築のしごと

「代々木上原の家 」が先週から着工しました。



この敷地は、表層部に地盤改良を行っいます。

改良する前の土の状態を確認するため、構造設計の方と一緒現場に行ってきました。


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スウェーデン式サウンディング調査では、「自沈層」と出ていた箇所にも関東ローム層があらわれていました。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ  土は、1mくらいの深さで赤い、関東ローム層が確認できます。

 

ローム層は、とても古い地層でで住宅レベルには、十分な耐力が期待できる地盤です。その地層まで
掘った上で、地盤改良をすることになります。

実際の現場で、土の状況を確認し、締固めの強さを足で踏むのが基本。数字だけでなく、体を使って確認する、これは毎回とても重要な検査です。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ 掘った土の底で、固さを確認中。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ 地盤改良のセメントを混ぜています。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ セメントを混ぜた土をランマーで締め固め中です。


根切りの底は、かなり良い地盤です。その上地盤改良を行って、しっかりした基礎の足固めが完了します。



 

2012-01-26 18:58:43

「太子堂8人家族の家」現場レポート~断熱材を施工しています。

テーマ:建築のしごと

ここのところ、寒い日が続いていますね。

こんな季節の建設現場の厳しさはかなりのものです。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ 玄関から子供書斎を見たところ。


現場監理で2-3時間いるだけで手足の感覚が麻痺してしまうのに、一日現場で働く職人さんは、本当に大変だと思います。この現場では、職人さんが、一番小さい部屋に即席の扉とストーブを入れ、くつろぎのカフェ空間がしつらえてありました。さすが、サバイバルに強い。

 

 さて、太子堂の現場は、外壁と内壁の断熱材を施工しました。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ 外断熱施工中。


高断熱に仕上げることは、光熱費を抑えて、快適な環境を維持する、エコロジカルな家づくりには、とても大切な、必須のポイントです。



私たちの場合、ボード系外断熱材を張り込んで仕上げますが、その上で、さらに内断熱も施工することで高断熱仕様としています。断熱材は、同じものを厚くするより、内断熱、外断熱ダブル使いのほうは、効果が高いように思っていて、万全の断熱仕様という感じ。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ グラスウールを間柱の間に重点していきます。


 内断熱はサブ的な役割なので、一番安いグラスウール100mmを間柱、垂木の間に施工します。

グラスウールの規格品は455mm幅の袋に入っていますが、今回の構造設計で間柱のピッチが303mmです。それで、455mmの製品を303mmのところに押し込む格好で施工してくれています。ということは、断熱性能は1.5倍か。ますます高断熱で、お得な感じ。

 

以前の工務店は、同じ状況の際、袋をばらして303にカットして入れていましたが、それも手間がかかるしどちらがコスト削減になるのか微妙。303ピッチの製品も作ってくれればよいのですが。

 

 こちらは階段。鉄骨で補強することで細く軽いキャンチレバーの階段をつくります。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ グレーのバーが、階段の下地です。大人がぶらさがってもびくともしません。



建築家 田口知子の日常をつづったブログ 屋上バルコニーへ出る階段も取り付けられました。


 ちょっと難易度の高い建築なのか、工期がかなり心配になってきました。



 工務店さん、職人さん、もうひとがんばり、よろしくお願いいたします!

 

2012-01-22 18:31:45

映画「第4の革命―エネルギーデモクラシー」を見てきました。

テーマ:エコロジー


「第4の革命」とは、農業革命から始まって、産業革命、IT革命に続く、エネルギー革命の話です。今まで地下資源と原子力に頼っていたエネルギー供給システムを、「再生可能なエネルギー」へシフトすることで社会の構造が大変換をする、そのことを「第4の革命」と呼んでいるそうです


建築家 田口知子の日常をつづったブログ

ドイツのエネルギー政策をリードした国会議員のヘルマン・シェーア氏のインタビューがたびたび登場し、「これからのエネルギー供給は、100%再生エネルギーへのシフトが可能である。」といいます。そのことを、「情緒的に感情に訴えるのではなく、地球上には誰にでも得られるエネルギーが十分にあり、安価に安全にエネルギーを得られることを客観的かつ具体手に教えてくれるドキュメンタリー映画」として、ドイツ、フランスの公共放送が2011年の5月に放映し、その翌月にドイツのメルケル首相が2022年までに原子力発電所を停止の閣議決定をした、と言われています。今やドイツは18%を超える再生可能エネルギーの生産国になっています。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ

自然エネルギーは不安定である、という問題については、「蓄電池」や蓄熱などの貯蓄技術も進化しています。「バナジウムレドックスフロー電池」というメガワット級の巨大な蓄電池も開発されている、という話も出てきました。

うれしいことは、このような再生可能エネルギーは、地球上どこでも等価に存在していうること、地方分権が十分に稼働しさえすれば、小資本でローカルに生産が可能であり、地域の雇用も創出する、ということです。「太陽も人も、創造的なエネルギー源だ。」というムハマド・ユヌス氏の言葉にもはっとさせられます。

再生可能エネルギーなんて、しょせん夢物語だ、という不可能性を語り、批判するのは、だいたい既得権者であるという事実もあらためて認識します。

小さいことから始められるローカルなものこそが、本当の意味で「未来の希望」と呼べるものだと思います。地域にエネルギーベンチャー民間企業が林立し、消費者がどのエネルギーを使うか選べる時代が来る、このような時代は遠からず実現するのではないかと感じました。皆で一緒に新しい未来を創りませんか?

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