「チャイルド44」 トム・ロブスミス | paruのブログ

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ビックリ! 拡張型心筋症になっちゃった!

昨夜はすっごい雨雨
雨音で、何度も目が覚めてすっかり寝不足・・
今朝は、寝坊してしまいましたあせる

慌てて飛び起きたら
息子は一人で起きて
一人で朝ごはん食べて
一人で作業所に行く用意を整えてました。
ありがたい・・です。


今回読んだのは
これ ↓

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)/トム・ロブ スミス

¥740
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チャイルド44 下巻 (新潮文庫)/トム・ロブ スミス

¥700
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内容(「BOOK」データベースより)
スターリン体制下のソ連。国家保安省の敏腕捜査官レオ・デミドフは、あるスパイ容疑者の拘束に成功する。だが、この機に乗じた狡猾な副官の計略にはまり、妻ともども片田舎の民警へと追放される。そこで発見された惨殺体の状況は、かつて彼が事故と遺族を説得した少年の遺体に酷似していた…。ソ連に実在した大量殺人犯に着想を得て、世界を震撼させた超新星の鮮烈なデビュー作。



チャイルド44
この本、すごかったです!

読んでいるうちに
小説・・作られたお話し・・という事を忘れて
ドキュメンタリーを見ている気分にさせられました。

恐怖政治
監視国家
秘密警察
密告システム
疑心暗鬼。。

国家の誘導で
家族、夫婦といえども心を許しあえないようにされてしまうこと
読みながら実感させられ、
生きている心地がしませんでした。

酷過ぎる!!

でも、日本でも、こんな時代があったんですよね
つい60数年前に・・

本書は
そんなソ連を舞台に
実際の事件に着想を得て書いたという
トム・ロブスミスのデビュー作

20数カ国で出版が決まり、映画化も予定されてる
ケド
ロシアでは発禁書になってるそうです。

普通に読んでも充分に面白い上に
ただの面白本に終わってなくて
背筋がシャキッとする本!と、思いました。

☆4つ!
お薦めです(^^♪