文部科学省所管の独立行政法人「理化学研究所」(理研、埼玉県和光市)が実施した一般競争入札のうち、天下り企業2社が落札した委託業務が、いずれも入札参加企業が1社だけの「1社応札」だった問題で川端達夫文科相は6日、「(理研が)事業事務をアウトソーシングしていたのは事実。その結果として1社がかなりの部分で(委託業務を)随意契約していた」と事実を認めた。

 そのうえで「(委託業務を)天下り会社、それに類する人たちがやっている法人という意味で疑念を持たれないよう、公正で透明な業務の発注の仕方をやるのは当然。理研自体がどう分析するかを見ながら、改善を期待したい」と話した。

 一連の問題をめぐっては、いずれも天下り企業で人材派遣会社の「サイエンス・サービス」=東京都中央区=と「スプリングエイトサービス」(SES)=兵庫県上郡町=が、理研が20年度と21年度に一般競争入札で発注した業務の全9件中8件を1社応札で落札。落札総額は2社で総額4億2600万円にのぼるとみられている。

【関連記事】
スプリング8運営財団 文科省OB企業丸抱え
「財団のための会社」 公金流入チェックなし
300~400法人 近く各省にヒアリング 枝野行刷相
公用車談合で元課長ら処分 国交省
空自がメーカーに談合方法指南? 公取委が官製談合を認定
「けむりの行方は? 受動喫煙論争」

<自民>園田氏の後任に河野氏(毎日新聞)
<民主党>特別会計の検証開始 5月に提言へ(毎日新聞)
郵政見直し、地方企業を圧迫=自民・石破氏(時事通信)
<年金監視委>権限を強化…政令に基づく組織に(毎日新聞)
大型車にひかれ母即死、抱いた1歳児は無事(読売新聞)
AD